平成25年(2013)【8月7日(水)】 大津島・回天合宿二日目、日本ベンチャー大學・全国会議、 児玉源太郎ツアー(希望者のみ参加)

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●1日の流れ
6:00 ラジオ体操、スクワット、海に向かってヤッホー体操
6:30 回天発信訓練基地跡散策
7:30 朝食
9:30 回天とは
・池田勝武先生のビデオ視聴
・鹿屋についてアウトプット
10:30 全員でアウトプット
各一人一人アウトプット
11:00 日本ベンチャー大學・全国会議
各校ごとに独自の取り組みなどを発表や意見交換
13:00 大津島出発
13:14 徳山到着
14:00 児玉源太郎のゆかりの地めぐり
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●回天訓練基地跡散策
基地までのトンネルはとても閉塞的で
重苦しいものだった。
あそこを通って基地に行くというのも
考えてみればとても嫌なものだと感じた。
基地に行って見ると廃墟ではあったが、
当時の形を想像するには十分なだけは
形が残っていた。
夕日がきれいな場所として
観光地としてもアピールしていくようだが
それと同時に回天について忘れないために
多くの人に来てほしい。
●ベンチャー大学全国サミット
各分校の取り組みを知ることができた。
聴いてみると独自の取り組みも多く
名古屋校などは株を運用したり、
自分たちで朝の勉強会を設けたりしているようだ。
東京校も毎日あるだけに
他の分校にないところがあるのは当然だが、
他の分校にも負けないように
分校の良いところを取り入れながら
本校ならではの取り組みを行っていこう。
●児玉源太郎めぐり
大津島から戻り
児玉源太郎生誕の地、徳山をめぐる。
児玉公園にある銅像は
今元さんや陳さんにとって思い出深いものだそうで
自分たちも記念の写真を撮った。
児玉源太郎といえばキーワードは
日露戦争と台湾であるが
児玉公園と児玉神社のすぐ近くに
台湾から持ってきた松が植樹されていた。
台湾には児玉源太郎の銅像があって
徳山には無かった。ようやく銅像ができたそうだ。
From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
・回天合宿二日目
朝の散策からスタートした。
どういう気持ちで練習や発進のための洞窟を通られたのか
想像しながら歩いてみたが、
怖いという感情が大きかった。
これを克服した先が、あの写真などで見た笑顔なのかと思うと、
20才になるかどうかの年代でそこまでに達した方々は
やはりすごかったのだなと改めて感じた。
基地あとは昨年も見たが、新たに気づくこともあり、
現場に一度いくだけで満足してはいけないのだなと感じた。
今回もまた、知識や気づき力が足りないために
気付けなかったこともあるのだろう。
また来て新たな気付きを得る。
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●大津島
朝は散歩をして回天訓練場、回天記念館をまわった。
訓練場へはトンネルを抜けて向かう。
回天の訓練は常に死と隣り合わせだという。
国や大切な人を守るためとはいえ、命を差し出すために、
命をかけた訓練に向かう。
回天の操縦は難しく、特攻兵器の中でも一番訓練を要するという。
訓練を乗り越え、回天に乗って発進をした隊員の強さには
心から敬服する。
訓練場は跡がしっかり残っていて、回天を降ろす穴などが
しっかり見えた。
皮肉にも景色がすごく綺麗だった。
回天のこと以外は、長閑でとっても魅力的な島だった。
トンネルの途中に当時の拡大写真があり、回天隊員の
一人の遺書も書かれていた。
「お父さん
お父さんの髭は痛かったです。
お母さん
情けは人の為ならず。
和ちゃん
海は、私です」
和ちゃんとは兄弟だろうか?恋人だろうか?
最後の一行が胸に響く。
この方の存在と想いは現代の私たちにも届いたようだ。
●アウトプット
大阪校、名古屋校、山口校と、全員でアウトプットを行った。
大人数でのアウトプットは圧巻。
他のみんなからの学びも多かった。
回天乗組員から、自分がなんとかするという
他人任せにしないという考えが伝わってきたということや、
昨年講義をしてくださったという池田さんの映像に
心を動かされたという意見にも共感できた。
私個人のアウトプットは、長々としてまとまりのない
ものになってしまった。伝えることを意識して、
わかりやすくすることを心掛ける。
次回の全国合同の場では、東京校は格が違うと思って
もらえるように、これから成長していく。
最後の大阪校事務局の安井さんの「今回の合宿のことを
一日一人に伝える」という具体的目標が参考になった。
私も今回の経験で得た学びは最大限に生かしていく。
From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU東京校5期生
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●大津島回天合宿2日目
朝回天の発射台やトンネルを散策しました。実際その場に
行くと、何か悲しげな雰囲気の場所でした。
そこで特攻隊員がどんな気持ちでこの場所を歩いたの
だろうかなど色々なことを考えながら散歩しました。
少しでもその方々のことを思いながら歩きました。
この2日間、非常に短い時間でしたが、何も回天や特攻隊の
ことを知らなかった私が、実際その現場で過去の話を聞き
目でその場所にいるだけで色々なことを知ることができました。
今の自分が何不自由なく平和に暮せているのは、
先代の方々が国の為に自らの命を犠牲にして
この国を守ったということを忘れずに。
感謝という気持ちを忘れずにこれからを生きます。
私は式典にいけなかったので、一人で原爆ドームを
見に行きました。
あそこで一瞬にしてたくさんの人の命、人生を奪うという
現実が広島であったということを、実際に行ったことで
本当に考えさせられました。
今回このような貴重な体験をさせていただき、本当に
ありがとうございました。これからは日本の歴史に
目を向けて生きていきます。
From: 中村亮介(東京都出身、城西大学3年)JVU東京校5期生ダッシュ生
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