【平成25年4月10(水)】 現地歴史学 富岡八幡宮

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●議事録
1、新聞アウトプット
2、富岡八幡宮見学
3、深川不動堂見学
4、町散策
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●新聞アウトプット
新しい事業を発見できるような目線が大事。
時流、自流、次流。
●富岡八幡宮
案内を頼んだところ、去年も先輩がお世話に
なったとのことで、すんなり引き受けていただく。
権禰宜さんが案内してくださる。
先輩に感謝。
震災や空襲による社殿の焼失や
空襲の威力をそれから感じた昭和天皇が終戦を決意したことなど
興味深い話が多い。
横綱の碑は陣幕という力士が薩摩出身だったことから
政界などの著名人の支援により建てられた。
また木場は海運が盛んだった深川で、材木を置く場所だったことから
つけられた地名。
いつも東西線で通りすぎていた地名だったので
由来を聴けて驚いた。
神輿を見せていただくが
大きいのときらびやかなのとで見るほどに荘厳に感じた。
わっしょいは"輪+背負い"のことだそうで
昔からその掛け声を深川は守っているとのこと。
●深川不動堂
本堂がとてもハイカラ。
外壁がサンスクリット語の経典でデザインされており、
中に入ってもとても高級感があった。
お金が沢山あるのだなと感じる。
あまり仏像に関する情報は難しくてわからなかったが
デザインがかっこいいものが多い。
自分達が見学したあと入ってきた人が
ひざまづくように拝んでいるのを見て、
信心深い人はやはりいるのだと感じる。
全く信仰心のない自分にとっては新鮮な光景でした。
●街ぶらり旅
まずは伊能忠敬の生家跡へ地元ボランティアさんの案内で向かう。
家にいるよりは動いて頭を働かせて地域に貢献するほうが良いとのこと。
話を聞くと、渋沢栄一の倉庫や佐久間象山の縁の地があるとのことで
伊能忠敬の生家跡発見後向かう。
生家跡は道路脇の気の影にありなかなか気づきにくいが、あの場所から八幡宮へ行き
全国の測量へ向かったと考えると感慨深い。
さらに歩いて渋沢栄一倉庫発見後、
佐久間象山の塾の跡地につく。
大河ドラマで知っていたので、紹介の看板を見るのも面白かった。
●気づき
現地を訪ね、詳しい人に話を聞くとネットで下調べした以上の情報が入ってくる。
下調べした分、興味をもって話を聞ける。
また当初の目的になくても興味のある対象とがあるなど
偶然の縁があればそこに行くことで新しい発見も見つかる。
From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU5期生


●新聞アウトプット
電力需給問題と電子チケットについてアウトプットした。
新聞アウトプットを通して、
「じゃあこういうのができるのじゃない?」
と新たな事業を考る。
時流、次流、自流の流れ。
・電力需給
→節約疲れなどで足りないかもしれないとのこと。
電気不足は経済成長を阻害しかねない。
・電子チケット
→紙が減ることでの経費削減や入場口の混乱など、
想定外のメリットがある。
●富岡八幡宮見学
お話をしていただけないかと交渉すると、昨年も先輩が来られていたため
実績があり、快くお話、案内をしてくださった。
実績を積み上げられた先輩方に感謝。
・境内に小さな紙がたくさん落ちていた。
→紙だけではなく、麻も交じっているそうだ。
麻はお払いに使われ、悪いものを吸い取るとのことだった。
・横綱の石碑
→全ての横綱の名前が彫られていた。
陣幕という力士が薩摩出身のため、薩摩出身の明治期の新政府の大物が
お金を出してくださったそうだ。
・日本一の神輿
→仕舞われていたものをあけて見させていただいた。
ガラス越しに見るよりも、実際に見ると迫力が段違い。
これが担がれていたのかと思うと圧倒される。
・木場、新木場の由来
→大きな川が流れており、海運が盛んだったとき、木を置いていた場所だから木場。
運ぶ方法がトラックに変わり、公害問題などが出てきたため、木を置く場所を変えた。
変えた先が新木場とのことだった。
・昭和天皇、平成天皇がこられた。
→昭和天皇は東京大空襲ののちに富岡八幡宮に来られ、
焼け野原と化した一帯を見られて終戦を決意なされた。
平成天皇は、昨年お祭りを見に来られた。
・わっしょいという掛け声の由来
→和と背負うを合わせた掛け声とのこと。
和を背負う。由来など気にしたこともなかったが、
これからも残していかねばならない掛け声だなと思う。
●深川不動堂見学
→入った時には護摩というものをされていた。
奥には様々な仏像があり、どういうものを司っているのかなど詳しく書いてあった。
不動明王は、怒りの表情で迫力があった。
●町散策
→街を散策し、伊能忠敬の住居跡や渋沢栄一の倉庫や佐久間象山砲術の塾の跡地などを
回った。
佐久間象山について知識がまるでなく、歴史について知識がないなと反省した。
鉄砲をどこへ向けて撃ったのかなど想像してみると楽しかった。
●感想
本日はお話を聞くことが多く、お話の中でしか見つけられないこともありました。
調べて、知っている人にお聞きする。これは知識の補てんなどの意味でもいいなと思います。
本日お話をお聞きした観光ガイドの方は、現地に住みながらも
最近まで知らなかったことを学んでガイドをされていると言われていました。
今回調べてお話を聞く中で、街に興味を持ち周囲についても調べることをすると、
変哲もない街が面白く変貌して愛着が湧くようになるのかなと思いました。
知れば知るほど面白くなる。地元愛はそういうところから生まれてくるのでしょうか。
東京も第二の故郷と呼べるくらい調べつくそうと思いました。
From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU5期生


●「行く」ことの大切さ
本日は富岡八幡宮に、現地に学びに行きました。
伊能忠敬についての勉強とのことでしたが、まず神社の方にアポを取って
お話を聞くということをしました。
そこで感じたのが、やはり実際の人からのお話のリアル感です。
昨日も感じましたが、そこには本で学ぶことでは味わうことができない感覚があります。
お話を聞くことで、あるいは質問をすることで、驚くことや、面白い事実もたくさん学べます。
今日は権禰宜さんにお話をうかがいました。
昨年、先輩方が訪問されていたこともあり、信じられないくらい良くしていただきました。
先輩方のお陰です!
たくさんのお話を聞け、最後にはなんと普段閉まっている神輿の扉を
開けてくださいました。扉は透明だったのですが、開くと迫力が全然違いました。
その後、伊能忠敬さんの住居跡に行ったのですが、そのときも
たまたま道を聞いた方がガイドさんもやってらして、現地まで案内してくれました。
人に恵まれた、素晴らしい一日でした。
また、質問と話を聞くリアクションを良くすることによって、お話の内容が
更に良くなることを実感しました。
これからも、現地に「行く」体験が多いベンチャー大學で積極的に学びます。
From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU5期生