平成28年(2016)【7月7日(木)】 歴史現地学/明治神宮
2016/07/07
●日本国民の意識
明治神宮が、明治天皇が崩御なさったことをきっかけとして、天皇を崇敬する当時の東京市民の熱い要望によってつくられた場所。
現地に行き、天皇崇拝の象徴であり、明治天皇がどれだけの功績を残したかを伝えるために造営されたのだと感じたところです。
実際、明治天皇と昭憲皇太后を祀るために国内外から多くの木を取り寄せたり、国内において木造で最大の鳥居を建造するなど当時の人たちが天皇に抱いていた敬意が窺えました。
果たして、今の日本人は「天皇が崩御されたから神宮を建てよう」という気になるかと考えると、そういった人は少ないのではないかと私は推察していて、それはやはり、日本の歴史や心を正しく学び、国のことを自分のことのように考える「日本国民」が少なくなっているからだと考えています。
私もまだまだ「日本国民」の意識は足りないのですが、神社やお寺に参拝するときに、日本国民の心を感じ取れるようになります。
●人に伝えるために学ぶこと
今回、明治神宮を訪れ、もし自分がガイドをするとなったときに、人にうまく伝えられるように学べたかというと、まだ不十分。
単なる場所の説明だけでなく、自分が実際に訪れて、何を感じたかを自分の言葉で説明する難しさと大切さを実感した1日になりました。
From:布川大貴@東京校8期生(千葉県出身、日本大学卒)
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●教えて頂いたことを振り返る
明治神宮に訪れ、社務所の方が静かな言葉の中にも、熱い気持ちをもって、私たちにお話をしてくれました。
明治天皇と昭憲皇太后、そして明治神宮の内苑と外苑、本殿とポイントを絞って私たちに教えて頂きました。
今回ははじめて明治神宮を訪れる人にも、説明できるように訪れたので、詳しく説明を聞いた、私も伝えられるようにと考えてました。
しかし、アウトプットするときは、上手く表現して伝えることが出来ませんでした。教えて頂いたポイントをもう一度振り返り、勉強します。
●心地よさ
明治神宮は大きな森に包まれています。しかし、昔は荒れ果てた土地だったそうです。明治の時代、本田静六が、何百年計画を立て、人工の森を創り上げたのが今の姿です。
そして、明治天皇と、昭憲皇太后の御霊が、これだけの森に包まれて、安らかな心で居られるのではないかと思います。
訪れた日は暑い日でしたが、これだけ自然豊かで、心地よい気持ちで歩けたのも、お二方が、私たち含め、訪れる人たちの心を和らげ、包み込んでいるからこそのものだと、感じました。
From:長谷川優也@東京校7期生(新潟県出身、新潟大学卒)
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