平成25年(2013)【7月30日(火)】 京都修行2日目
2013/07/30

ごみ箱で新聞を漁り、今川原で朝食です。
今から霊山記念館へ行き、本能寺へと向かいます。
(チーム口だけ脱藩組)

霊山歴史館見学中です。
初代館長は松下幸之助さん、看板も松下さんの直筆だそうです。
龍馬とともに明日を見る私たち。
(チーム口だけ脱藩組)

高山彦九郎像
武士の「忠」の精神を体現
(チーム口だけ脱藩組)

霊山護国神社で陸軍特別操縦見習士官之碑という
特攻をされた方の碑を見学する佐藤くん
(チーム口だけ脱藩組)

パール博士記念碑と私。
博士の見識と勇気に脱帽。
(チーム口だけ脱藩組)

高台寺にて人力車を操る兄さんから教えていただいた水スポット。
そこで水を汲む佐藤くん
(チーム口だけ脱藩組)


本能寺、過去に織田信長がなくなられた地そこで祈る佐藤くん
(チーム口だけ脱藩組)

本能寺到着!
信長と鉄砲の秘密のお話を聞く。
宿交渉失敗。
(チーム口だけ脱藩組)

出雲のお国に出会う
荒廃した戦国時代の華
(チーム口だけ脱藩組)

霊山歴史館で館長のお話をまとめる私。
会津の教え、山本覚馬さんの活躍、新渡戸稲造の武士道についてなど色々。
(チーム口だけ脱藩組)

大東亜戦争の記念碑も。
特攻隊の方々も祀られています。
(チーム口だけ脱藩組)

霊山護国神社から、霊山歴史館を見渡す。
(チーム口だけ脱藩組)

ついに坂本龍馬、中岡慎太郎のお墓に。
龍馬の生き方、人望、人柄などを学ぶ。
上には木戸孝允さんとその妻、幾松のお墓も。
維新三傑木戸孝允も忘れてはいけない。
(チーム口だけ脱藩組)

ずい紅館にて牛島
維新志士たちが会合していた場所
(チーム口だけ脱藩組)


宿交渉3つ連敗するも、お寺のおばあちゃんからお守りをいただく。
食べ物じゃないが、すごく嬉しい。
(チーム口だけ脱藩組)

道路の片隅で新聞アウトプット
(チーム口だけ脱藩組)


シャワーを貸して頂き、さら夕食をご馳走をして頂きました。
その時の集合写真です。
(チーム三本の矢)
チーム:三本の矢
・宿交渉:訪問15件、成果:成功
・お世話になった人:大塚夫妻(シャワー、晩ごはん、サロンパス、アイスタオルなど久光製薬サンプル商品)
・回った場所:①建仁寺・・・日本の茶の始祖である栄西のお寺。②南禅寺・・・水路があり琵琶湖から水を引いている。③銀閣寺・・・足利義政か建て、東山文化を代表する建築物。
・使ったお金:690円(新聞160円、パンのみ30円、銀閣寺入場料500円)
・活躍した人:高田朝輝(パン屋を探し、パンの耳を売ってくれるところを見つけ調達してきた)
寺社を周りわびさびな庭園などを見て回った。ただ今回は回った
ところに詳しい人がいなかったりして、パンフレットなど
以上の知識を得られたとは言いがたい。やはり人から教わったことが
大事だと感じる。
この日の晩は大塚さんという方のお宅でお世話になった。
当初はシャワーをお借りするだけのつもりが、晩ごはんまでいただき
お土産までいただいた。なぜかを聞いていると自分達のような
年齢だとちょうどお子さんと近い世代とのことで、
子供もいろんな人にお世話になっているからという気持ちだったそうだ。
その後も子育ての話や自分達の親の話などたくさん話した。
その後ご主人もご帰宅され、久光製薬の営業課長ということもあり
お仕事の話などをうかがった。物流の話や薬のネット通販の話
などを聞けた。やはり製薬会社の人からすると、一類医薬品などの
リスクを軽くは見ていないようだ。年間で風邪薬などの身近な薬で
数人は死んでいるとのことで、やはり大量購入の危険がある
ネット通販の危険性は軽くは見ていないようだった。
その後家を失礼して、今日の宿である小屋で眠りについた。
From:大森俊通@東京校5期生(東京都出身・琉球大学卒)
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昨晩眠ったところは、想像と違い夜になると濡れて、体が冷え、
とてもじゃないが、眠れる場所ではなかった。
砂地の上で寝ていたので、体は楽だったが、結局、石段の上に移動した。
何事も、経験だ。パン屋さんで、サイカチの実をいただいた。
洗髪や洗濯などを昔の人は、これをいれたお湯の泡立ちでしていたらしい。
何事も、知ろうと思えば学ぶ機会があることの再確認ができた。
【宿交渉】 結果的には、民宿の休憩場を一晩貸して頂き、
半分は成功できたと思う。しかし、肝心の寺や神社は、すこしは、
反応が変わって来たとはいえまだ成功はしていない。
【大塚さん(妻)】 世間話の流れから、シャワーを貸していただける
こととなり、さらには、夕食をご馳走(ここ最近で一番のご馳走!)
していただきました。大塚さんからは、子育てをして、今どう
感じているか、これからどうするべきか自分達が、子供を授かった時、
どんなことがあっても、受け入れる。そういう姿勢を教わりました。
【大塚さん(夫)】 明日も早いということで、少しでしたが、
薬の販売について教えて頂きました。薬のネット通販や安売りは、
今まで、消費者としては、ありがたいのではと思っていた。
しかし、長い目でみれば、新たな薬の開発ができない、
第1類医薬品の撤退など、消費者にとっては不利益なことや、
別角度から見ることでアベノミクスの法案の矛盾点などを知ることが
でき、別角度から見る、一つの目線しか見ないことの危うさを
知ることができました。
From:高岸知広@東京校5期生(兵庫県出身・金沢学院大学卒)
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今日は京都の東側の寺を回りました。昨日と比較して案内所など
しっかりと設備のある場所が少なかったため、重要なお話など
侘び寂びのヒントになるような事は聞きづらかったというのが結果でした。
一方で生活面、食事やお金に対するありがたみをとても実感できる
一日でもありました。お金がない場合や少ない場合、当然ながら
満足に食べて行く事はできません。どうすれば無料や格安でつなぐ
事が出来るのか、試行錯誤や感謝を沢山しました。夕食は
高岸さんのお陰で大塚さんという夫婦の御宅でいただく事ができました。
子育ての話や製薬メーカーについての話など実際に経験していたり
働いている方達のお話は非常に共感出来るものがありました。
子育てに関しては私は子供が興味をきっかけだけを与えてあげれば
よいと思う。そのためには3歳までに活動的な性格になるような
教育が必要だろう。興味があっても消極的では良くない、
いざきっかけと出会えた時に動ける心の瞬発力を持てるように育てたいと感じた。
From: 高田朝輝@東京校5期生ダッシュ生(群馬県出身・北里大学4年)
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チーム:口だけ脱藩組
・宿交渉の数:訪問32件、成果:失敗
・お世話になった人:霊山歴史館の方
・回った場所:①霊山歴史館・・・会津がなぜ京都守護職についてしまったのかなど、武士道について学んだ。②京都霊山護国神社・・・京都霊山護国神社と、その周辺を整備し、霊山歴史館を作ったのは松下幸之助さん。坂本龍馬と中岡慎太郎のお墓がなぜ京都にあるのか伺った。③本能寺・・・なぜ織田信長は本能寺に行ったのか伺った。
・使ったお金:1500円(霊山歴史館と霊山護国神社にあるお墓の入館料)+500円(いただいたお金)
・活躍した人:佐藤洋一(いく場所を決めて方向を間違えず行動していた。彼がいなければ迷いまくっていた。)
【会津藩士の武士道】
松下幸之助さんが初代館長を務めていたという、霊山歴史館に行きました。
「会津の武士道」という特別展をやっていて、白虎隊、新島八重、山本覚馬を
中心とした会津藩士を学べました。「ならぬものはならぬものです」
から始まる什の掟は正義感あふれる会津魂の基本となるもので、
日新館教育の格の高さがわかります。松平容保公が守り抜いた、徳川に
忠義を誓うという家訓も大きいと学べました。新島八重のお話、印象的でした。
武士道を持った女性で、7発うてるスペンサー銃を片手に、女性としての
仕事もしながら戦ったといいます。また、八重は現代の茶道にもの凄く貢献
したといいます。茶道と武士道の繋がりも見えました。
【幕末志士の武士道】 日本の歴史を変えた人物で共通するのは、その時代の
考えや流れに囚われていないということです。それは幕末の志士たちに
特に表れています。日本は鎖国などはあったにせよ、最終的には日本という
枠を抜け、海外から技術を取り入れ、成長しています。それは多くは
武士の力でしょう。武士を公を守る精神と、培った知恵が、
さらなる発展を生んだのだと思います。坂本龍馬の柔軟な生き方、業績も
すごい刺激となりました。これからもっと勉強していきます。
また、この日学んで感じたことは武士は書や歌など、芸術とくくることが
できるものへの教養も高かったのだと気づきました。新選組隊士の歌も
たくさん残されていました。武士は感情を表に表せないので、それを歌に託す
といいますが、まさにその通りだとわかりました。茶道は元々武士の
たしなみだということもわかりました。意外な繋がりです。
From:佐藤洋一@東京校5期生(神奈川県出身・玉川大学卒)
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【霊山歴史館】
霊山歴史館にて会津藩や、幕末について学んだ。会津藩がなぜあそこまで
幕府に忠誠を誓うのかというと、三代将軍徳川家光の弟が会津藩に養子に出され、
藩主になったそうだ。その時作られた家訓が徳川家に忠誠を誓うという
ものだったそうだ。それを時の藩主松平かたもりが忠実に守り、誰もが、
部下まで嫌がった京都守護職につく決意をされたそうだ。その結果
新政府軍に倒されてしまうのだが、どんなに苦しく、困難なときにも決めたことを
守る。これが武士か、と感じた。
【京都霊山護国神社】
龍馬や中岡慎太郎のお墓がなぜ京都にあるのか疑問に思い、質問してみた。
すると、単純に京都の町でなくなられたからだそうだ。そこから話が広がり、
招魂社がなぜ護国神社に変わったのかなどさまざまなお話をしていただいた。
ちょっとしたことでも調べるより聞くことで思いもかけない情報が入るのだなと
学んだ。
もっと積極的に話を聞きに行く。
【宿交渉】
今回は昨日の反省をいかし、早めに宿交渉に入った。結果うまくいかなかったが、
その代わりなぜなかなか泊めていただけないのかその理由をお聞きすることが
できた。どうやら神社には、いきなり訪ねてくる人を泊めないようにとの
警察のお達しがあったそうで、寺は中国人が仏像などを盗み出すなどの
事件が増えており、警戒を強めているとのことだった。ただ、それでも
優しくしてくださった方はおられるし、去年も宿交渉成功しているのだから、
挫けず明日こそは成功させる。
From:牛島知之@東京校5期生(熊本県出身・熊本県立大学卒)
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