東京校の講義レポート

平成25年(2013)【7月3日(水)】  東京国際ブックフェア(in 東京ビックサイト)、「黒岩禅先生トークショー」参加」

2013/07/03
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●1日の流れ

9:30 国際展示場駅集合

10:00 朝礼

10:20 新聞アウトプット
・ASEANルネサンスby大森
東南アジアにアジア通貨危機を乗り越えた大企業があり、
今後日本が進出するうえで競合していくかもしれない。

・新刊、原則電子書籍にby佐藤、牛島、高岸
角川や学研が新刊を原則電子版で販売し
紙の本の6~8割の値段になる。
本が人に触れる機会が多くなる半面で
影響が出るのは書店や製紙会社など。

11:20 昼休憩

12:30 東京国際ブックフェア(in 東京ビックサイト)
各自見学

14:00 アウトプット
アウトプットの順位を競ったが
全員、大したことなかったので順位つかず…。

19:00 黒岩禅先生トークショー(南出、佐藤、高岸、大森)
出版記念のトークショー。
・心ではなく行動を変える。
・ボスマネジメント
・評価が下がるのは失念
・メモを捨てる
・言ったことを部下がきちんとやる、というのは上司のおごり
・報連相でなく相連報
・S-GAME(素直、元気、明るい、前向き、笑顔)で好かれる
・相手より下手になることで応援者が増える
・良い人でなく、都合の良い人を育ててしまっていた
・仕事は楽しいがデフォルト
・あきらめるのはいつでもできる。続けることは今日しかできない
・評価というのは本来将来につながる指導、でも大概の人はただの難癖
・人は時間で仕事をする。期限より早く締め切りを設ける
・ムードメーカーに慣れなくても元気メーカーになれる
・テンション2割増しであいさつ
・上から目線を辞める時は自分の弱さをさらけ出す(自己開示)
・すべての人から少しずつ学ぶ
・仕事が終わった時は何かお手伝いありますか。
まだなら、今これくらいなのでこのまま続けていいですか、という相談
・人間基本は変わりたくない。デフォルトは反応
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●朝礼、1分間スピーチ
「ジョハリの窓」
相手から質問をされることで今まで以上に深く考えることができた
という内容のアウトプットをしたところ松本さんがお話ししてくださった。
今まで言葉は知っていたものの具体的には説明できなかった。
自分も知らない、相手も知らない自分に気づくことができることが
一番良いフィードバックであり、質問をすることやされることで生まれるのだろう。
質問をすることの改めての意義を感じた。

●新聞アウトプット
「選択と集中」
アジア通貨危機を乗り越えた企業の共通点。
そうしてピンチを乗り越えてガリバー企業と呼ばれるまでになった。
今後ASEANの6億人市場は逆に言えば6億人の賃金の安い働き手がいる
ともいえるとのことでASEAN自体がライバルになりうる。
市場としての魅力も大きいが過酷な要素も大きい。

●国際ブックフェア
出版社のブースや電子書籍のブース、
漫画家やデザイナーのブースなど様々あったが
それだけ"本"というテーマにかかわる分野が多いということだ。
ブースの中には自分で本を書き、装丁のデザインなどもできるというサービスがあり
基本的には個人の思い出づくりのための商品だったが
本とひとくくりにいっても本を売る企業から本を個人のために
造る企業まである。
電子書籍のブースに行くと、そこでは音声での読み上げのサービス
について扱っていた。声がスムーズなうえ、好きな声で聞けたり、
声を聴かせることでその声に似た声を検索してその声で
読み上げられるなど、ただの読み上げにとどまらないサービスに驚いた。

たとえばおじいちゃんから孫へおじいちゃんの声(正確には似た声)の朗読本を
プレゼントできるそうだ。
今までは本に音声はなかったのに新しいものはどんどん出てくる。
既成概念にとらわれず新しいものを組み合わせる想像力が集まったイベントだった。

●黒岩禅先生トークショー
黒岩先生は児童養護施設で育ち
定時制の高校に通うなど苦労された経験があるそうだ。
仕事においてもかつては上司との衝突や
部下との摩擦などもあり
そういった中で培って上司と部下の関係の技術が
今回の本には書かれているとのこと。

「心ではなく行動を変える」
かつては黒岩先生は「気を付けよう」とか心の部分を変えていたが
それは成果にはつながらなかったそうだ。
「○○をする」と行動を変えるように心がけたところ成果につながったとのこと。
実行宣言にも近いかもしれない。
誰からも一目見てわかる部分を改善することが大事と感じた。

「評価を下げるのは失念」
人の評価が下がるのは忘れたときだそうだ。
だからこそメモなどが大事になるが
メモについても書いて見直さないなら落書きと同じで
書いたものはその日のうちに手帳に書き写したりして
そのメモ自体はすぐに捨てるというのが大事だそうだ。
書いただけでは意味がなく、忘れないよう、思い出せるような
仕組みを作ることが大事だと感じた。

「ボスマネジメント」
上司を批判している自分の駄目さにも気づくべきで
いかに上司とうまくやるのかというのも部下の大事な能力である。
何かを上司のせいにしても意味がない。
また細かい指示がないということは、仕事を自由にできる範囲が広がるということで
それは素敵なことだとおっしゃっていた。
そういったポジティブな考えが仕事を楽しいものにする。

「相連報」
まずは相談することが順番として大事ということだった。
それさえあれば報告はいらないくらい頻繁に相談することが大事だそうだ。
それによって上司も安心して仕事を任せられる。
なので日頃から相談できる上司との環境を作ることも大事。

「S-GAME」
素直、元気、明るい、前向き、笑顔
この5つを持っている人は上司に好かれるし、
そのため仕事を教えてもらえる。
基本的だが大事なこと。

「相手より下になることで応援者が増える」
上から目線というのは実力や実像以上に
自分を持ち上げて人に対して何かを言うことだ。
それでは人が離れていってしまう。
黒岩先生も昔は厳しくしていて良い人を育てようとしていたが
結果的に相手のためにならず、後々たどり着いたのは
自分にとって「都合の」良い人を育てていたのではという反省だったそうだ。
しかし相手より下になることで逆に尊敬され、
応援をしてくれる人も増えるとのことだった。
いうことは言うべきだがその言い方の問題である。
部下を育てるにはそういった工夫も大事なのだと感じた。

「仕事は楽しいがデフォルト、つまらなくしているのは自分」
前向きな考え方だと感じた。
つまり自分でどうにでもできるということだ。
これを素直に受け取り、楽しもうとできる人と
そうでない人では成長に大きく差が出るのだろう。

「すべての人から少しずつ学ぶ」
黒岩先生には尊敬でき、参考になる上司はこれといってはいなかったそうだが
その代わり上司だけでなく部下、家族、友人など
すべての人から少しずつ学びを得てそれが今につながっているそうだ。
必ず人にはそれぞれ優れているところがあり、
学べるところ、尊敬できるところがある。
それをすべての人から少しずつ学べる謙虚な気持ちが
何よりの成長につながるのだと感じた。

From:大森俊通(東京都出身、琉球大学卒)JVU東京校5期生
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●学んだこと
1、新聞アウトプット
1面のASEANルネサンスについての記事と、
1面の新刊、原則電子書籍に、という記事について議論した。

ASEANルネサンスについての記事では
アジア通貨危機を乗り越えたASEANの企業が世界的な企業に
大躍進しているということだった。
危機を乗り越えることができた企業はやはり強い。
つい成功体験に目が行きがちだが、非常時にどんな対応が
出来るのかこそが企業や人の強さだと思う。
山近社長が以前経営者の本はほとんどが失敗談だと話されていたが、
そういった話にこそ一番学ぶことが多いのかなと感じた。

電子書籍についての記事では
議論の際に感情的な部分を出しすぎてしまったことが反省点だ。
議論は論理的に考えてそのうえで良い悪いを話すところである。
消費者の視点に立って感情を考えるのは良いが、
個人の感情でものを言っても発展がない。
感情的になり過ぎず、論理的な議論を進めるよう意識する。

2、国際ブックフェア
国際ブックフェアでは電子書籍のブースが多くあり、電子書籍と
いうものはかなり産業として発達してきているのだという
ことを強く感じた。
正直身の回りで電子書籍を触っている人をあまり見ないため、
そんなに普及していないと思っていた。
電子書籍の貸し本や電子書籍による自費出版の企業などもあり、
これから本格的に身の回りに電子書籍が増えていくだろう。
国際ブックフェアにはイラストレイターや作家の方もおられ、
そこのブースは皆真剣で、軽々しく話しかけることが出来ない雰囲気だった。
真剣に何かをすると、同じく真剣な人しか近づかないように
なるのかなと感じた。

From:牛島知之(熊本県出身、熊本県立大学卒)JVU東京校5期生
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●将来に繋げる
本日は国際ブックフェアに参加させていただきました。
本好きにはたまらないイベントだと聞いていましたが、本当にその通りでした。
商談中心のイベントだと思ってましたが、様々な本が様々な形で
置かれてあり、一般の人でもかなり充実した時間が過ごせると思いました。

出版に関して多くのことが学べる場であり、実際に得た知識は
ありましたが、私はまず作家・ライターの方が実際に出展している
エリアに行きました。
自分自身の将来の夢に繋がる学びがあると思いましたし、実際の
作家さんのお話もしたかったからです。

エリアには作家さん、詩人の方が何人かおられて、お話を伺いました。
今、小説に関しての行動の目標はある程度できていますが、詩に関しては
どうやって表に出していくかがあまりわかりませんでした。
しかしお話を聞いて、詩に関しても世に出すための具体的な話も
多く聞けました。
それに関して具体的な目標もできました。

そういう意味で、今日行動した意義は大きかったです。
これからもやるべき目標を作り、それに向けて行動していきます。

From:佐藤洋一(神奈川県出身、玉川大学卒)JVU東京校5期生
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●新聞アウトプット
「ASEANルネサンス」
逆境を生き残った企業は強く、1局集中型の企業が多い。日本も通って
来た道でもあるので、先人として、勢いを付けて登ってくる
ガリバー企業にどう対処して行くのかをこれから注目して行きたいです。

「電子書籍6割ー7割安く」
これからは電子書籍では、得られない質感などの情報を多く含んだ
書籍が生き残って行く。大衆的な本は電子書籍、芸術的なものは
紙媒体にという風に住み分けがされて行くのでは無いかと考えています。

「国際ブックフェア」
多くの本があり、私は本屋を巡るのが好きなのでとても楽しめた。
出版社や電子書籍のブースも楽しめたが、個人的に良いな、と思ったのは、
似顔絵うちわです。
そこは、披露宴や何かのイベント時に、派遣され似顔絵を描くという
会社のブースでした。
無料で3分ほどで描いてくれて、それを渡す。
渡されたお客さんは、うちわを扇ぎなが周りを歩く、
自分を、描いたものだから、人に見せたくなる。
無料で宣伝してくれている様なもので、うまいこと考えていると思った。
最後にみんなでアウトプットをしたが、あまり面白さが相手に
伝わりませんでした。自分が良いと思った所を簡潔にまとめ相手に
伝える事は難しく、練習しなければと感じました。

●紀伊国屋 黒井先生のトークショー
テンション2割増しで挨拶。
心では無く行動を変える。
3分でできることは今すぐやる。
これを実践する事を、ライブトークを聞き決めました。

From:高岸知広(兵庫県出身、金沢学院大学卒)JVU東京校5期生候補生
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