東京校の講義レポート

平成24年(2012)【4月21日(土)】 『歴史現地学 -富岡八幡宮-』

2012/04/21
         伊能忠敬ゆかりの地、富岡八幡宮での現地講義です。
         ↑屋外でも、気合を入れて「押忍」
         ↑見よう見まねで、手洗いの作法
         ↑神様への挨拶。願い事はしません。
         ↑2チームに分かれて、新聞のディスカッション
         ↑松木権禰宜にご案内頂きます。
         ↑江戸時代、富岡八幡宮のまわりは海だったそうです。
         ↑相撲発祥の地でもあるそうです。歴代の横綱はここで土俵入り。
         ↑69代横綱、白鵬も刻まれています。
         ↑木場の材木を運ぶ際に歌われた「木遣り」の碑
         ↑日本一の神輿。大きさと豪華さで日本一だそうです。
         ↑伊能忠敬について。地図作り(測量)で有名ですが、
          優れた商売人でもあったそうです。
         ↑八幡宮から徒歩10分。伊能忠敬の住宅跡です。
■朝礼

■2グループに分かれて新聞アウトプット
・7面「スペイン、財政改革急ぐ」
・13面「格安航空、台頭は試練」

■富岡八幡宮の権禰宜さんからのお話

・富岡八幡宮の立地
→江戸時代は周りを海に囲まれ、かつては島みたいなところにあった。
そこが埋め立てられ、今のような立地になっている。
ちなみに、深川飯というのは、当時は周りの海でアサリがよく獲れ、
その味噌汁をご飯にかけて食べていたことから有名になった。

・横綱の石碑
→横綱になった力士の名前がここの石碑に彫られている。
この石碑を作ったのも、
国技として今後も栄えて欲しいという国の願いの一つでもある。

当時、相撲に対する国の想いは相当強いものだった。

・大木遣り
重い木材を運ぶために、作業員全員で歌っていたものだ。
現在でもその名残はあり、石碑が建てられているほか、
結婚式でも使われているほど、周辺地域の人には身近なものである。

・日本一、高価な神輿
金、ダイヤモンドなどの宝石も大量に使われているため、
価格を創造するのが難しい。
普段はガラス張りでしか見ることができないが、
今回は特別にカギをあけて見せていただいた。

・水かけ祭りと「わっしょい」
「輪を背負う」というのが語源である。
富岡八幡宮での水かけ祭りは昔から秩序と「わっしょい」という掛け声が守られている。

・伊能忠敬
日本地図を完成させることができたのも、
毎日、浅草まで天文学を学び、そこまで一歩69センチを守りながら歩いていたので、
心技体が非常に出来ていた。
伊能忠敬像を見ると、歩いている体勢になっているが、
これは一歩踏み出すことを意味している。

■歩いて伊能忠敬の自宅があった場所を訪れる

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富岡八幡宮 歴史の勉強
●気付き
①「伊能忠敬の偉業」
・・・一般的に日本地図を作成したことで知られているが、
その他にも商人としての才覚もあり、飢饉のときには食糧を配給したりなど偉人としての行動をした。
教科書には2行ほどくらいしか載っていないことは、もったいないと感じた。
歴史の勉強は単語を暗記するのではなく、偉人の生き方を勉強すべきだと感じた。
  
From:渡辺寛高(尾道大学卒、広島県出身)@JVU4期生

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②講義の気づき
「現場」
現場にいくと歴史に興味がわく。現場にいく意味はそこにある。

「深川」
深川は昔、海に囲まれていた漁師町だったそうだ。
そこで漁師料理として食べられていたのが、あさり汁をご飯にかけた深川飯。
こういった日本文化をいままで全く知ろうとしなかった。
知る事で日本に愛着も湧いてくる。
歴史施設をめぐる楽しさは、そういうところにもあるんだなと感じた。

「昭和天皇が決意した地」
焼け野原になった東京を自分の目で見て、復興を決意した地が富岡八幡宮。
昭和天皇にとっては覚悟の地。
「自分は覚悟を決めて人生を歩んでいるか」と考えさせられた。

「伊能忠敬」
伊能忠敬さんの映画制作を機に富岡八幡宮にその像が建立された。
「天文学がすき」「後の世に残る日本地図を作りたい」との想いから、
15年間、体がボロボロになるまで歩き回られた。
自分も、自分が好きなものを追求して、世のため人のためにこの体を使い尽くします。

From:井浪康晴(島根大学卒、京都府出身)@JVU4期生

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[伊能忠敬から学ぶ]
日本の測量の父・伊能忠敬が全国測量旅行の際、
必ず参拝してから出発したとして入口に銅像が建立された。
さて、この偉人伊能忠敬から私が学んだこと。
それは夢を想う気持ちが大切ということである。
天文学に興味があった伊能忠敬は、
「地球の大きさとは一体どれぐらいの大きさなのか?」という疑問を持ち、
「自分の足で測りたい」という夢を持つようになった。
今でいう70歳ぐらいにも関わらず、
自分の歩幅(69センチ)をもとに214枚(一枚一畳程)もの用紙に
日本地図を完成させた。
これほどの偉業を成し遂げれたのは、
もちろん体力や精神力があったのもあるだろうが、私はこう考える。
夢に対する想いの強さである。
「絶対に地球の大きさを知るんだ」という熱い気持ちが成し遂げるに至ったのだ。
夢を持つ、夢に向かうことも大切だが、
それ以上にその夢を想う気持ちが大切であると学んだ。

From:南出浩(桃山学院大学卒、大阪府出身)@JVU4期生

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