東京校の講義レポート

【3/8火】細矢明信先生(全国NIE.E指導委員会 理事長) 『日経新聞学』

2011/03/08
【市場経済化】…
市場が経済を決める。
“ヒト"“モノ"“カネ"は、少しでも有利な方に動く。
その合計額は「2京」にも達する。
⇒この市場の動きを捉えるのも訓練の一環である。
「金」「原油」の揺れ幅が大きい理由が分かった。

【付加価値を生み出すのがビジネス!】…
企業は「売上」「コスト」「人件費」「利益」「付加価値」と分けることが出来る。
⇒現在は…「売上↓」「コスト↓」「人件費↓」「利益↓」「付加価値…?」
GDPも付加価値の総額である。
ビジネスを考える際のポイントは、いかに付加価値を生み出すかである。

【前文】…
各ページのトップニュースの証が「前文」である。
この記事は、国の政策より半年も一年も進んでいる。
いかに企業が国の政策に対応しているかが窺える記事である。
⇒なるほど、こういう視点を持って記事を読んだ事が無かったと痛感させられた。
どんな時も“ヒト"“モノ"“カネ"の動きはどこかで連動している。

【営業エピソード】…
雨の日…、駐車場に行く。
タイヤのすり減り具合を確認する。
「スリップしやすい状態となっていますので、交換の時期が近づいてますよ」
とワイパーのところに名刺を差し込んでおく。
・・・トップセールスを記録。

【Re経済(先進国)】…
・リユース(中古品の再利用)
・リペア(改修)
・リサイクル(使用済みの再生)
⇒私の事業創造も同じくRe経済の一員である。
逆に新興国はインフラ経済。
国という市場を無視したビジネスは難しい。

【人こと】…
35業種のリーディングカンパニーのトップが
主に記事として出ている。
⇒ただ、面白いから読むだけではなく、
いずれか形になると想い読むことが必要であると感じた。

【他紙(ニュース)との区別化】…
日経:経済力
朝日:総合力
読売:社会的ニュース
NHK:NEWS、NHKスペシャル、クローズアップ現代
テレ東:WBS
⇒そこまで根拠もなく「日経」といままで想っていたと言うのが本音。。。
しかし、他紙からの情報が大事と元日経の方に言われると説得力があった。

――――――
~総括~
――――――
あらためて、講義前の自分の新聞の使い方に甘さを感じることが出来るご講義であった。

記事を点で見るのではなく、線としてみて、近い将来を読み解くことが「情報を取り活かす」ことであると感じた。
今後の記事の読み重ねの結果を自分自身期待したい。

日本ベンチャー大學2期生 川辺聖弥(大阪商業大学休学中・大阪府出身)

●付加価値
売り上げが減り、人件費が削られ、利益が少なくなる。
その場合でも、企業は、最後は、付加価値が残る。
付加価値さえあれば、企業は、残っていく可能性がある。
いかに付加価値を見出していくかで、その企業の魅力度合いが変わってくる。

●Re
先進国は、インフラを整備するよりも、あるものを再利用していくことで、経済や社会が成り立つようになっていく。
ReUse =再利用。BookOff、HardOffなどの使わなくなった商品を販売すること。
RePair = 改修。壊れたものや、古くなったものを修理して使う。自転車、自動車
ReSicle = 使用済みの再生。ペットボトルから、服を作る。古雑誌から、新聞紙をつくるなど。
いらなくなったものを捨てるだけでなく、資源として有効活用していくことで環境や経済の活性化に繋がることは意味のあること。
廃棄物の山も、最大限に活用していけば、資源の鉱山にもなる可能性を秘めている。

●数字を追う
雇用数、残業数や生産数などの項目を業界別に見ていき、流れをつかむくせをつけていけば、世の中の動向を探るヒントが隠されている。
日経新聞を隅々まで読み、活用していけば、ビジネスを展開していく上での羅針盤となり、戦略や動き
を取りやすくなる。
そうなっていくためにも、新聞を日頃から、端々まで読む癖をつけていくことが非常に重要だ。

日本ベンチャー大學2期生 吉澤達也(日本電子専門学校卒、江戸川大学卒・群馬県出身)
◇情報を知恵(知財)に変える
情報は、ただ読むだけではなにもならない。
企業名入りの繰り返し出る情報は、キーワードごとに分ける、他の情報とつなげて考えるなど分析・加工
をすれば、より生きてくる。
時間軸(たて)と空間軸(よこ)を意識し、重要だと感じたことは、日付と要約をメモするとよいのかなと感じました。

◇数字
海外が関わってくるものは、一年前の情報が価格に影響するというのは驚きでした。
細かな数字を全てを把握することは厳しいが、価値の高い情報、自分の仕事に関わりが深い情報に絞ることが大事だと感じました。
まずは、CRB指数(金、夕)と日経インデックス(土、朝)をチェックする習慣をつけていきます。

◇総括
細矢先生の講義を聞くのは3回目とあり、だいぶ理解できるようになってきました。
ただ、今回は、せっかくお弟子さんが来られていたので、数字の活かし方のところをもっと時間をとり、質問やディスカッションできる時間があるとより良かったなと思いました。
日本経済新聞、まだまだ奥が深いと感じた講義でした。

日本ベンチャー大學2期生 銭谷 純平(広島大学卒・北海道大学大学院・山口県出身)

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