【2月8日(火)】2期生マニアック講義 滝沢周平『サッカー哲学』
2011/02/08 20:27:37

【2期生・滝沢周平君の講義:サッカー哲学】
◇全体を見る
テレビ画面に写っていない所を見る。
ボールを持っていない時の動きが大事。
なぜなら、どんなに活躍する人でもボール支配率は4%程度であるそうだ。
この論理は、なるほどなと思えた。
けれど、日本のテレビは過剰にアップさせている。
会場に行かないとこれは、実践できないので、試合はやっぱり会場で見たい。
◇観客を見る
ドラッガーの理論で、真っ先に顧客に当るのは観客。観客を満足させることがマネジメントの極意。
ある有名な監督の言葉が印象的でした。4対0で勝っているとき、シュートを外した選手に。
「ゴールを見ているから、外すんだ。観客を見ろ!」
この一言は、ずっしり重いと感じた。プロスポーツの本質が詰まっている。
お金を払って観ててくださる人たちがいる。それを想ったら、いい加減なプレイは出来ない。
本質は、いろんなところに転がっている。いろんなところで共通に発見できるのだろう。
◇総括
滝沢君曰く、自分は話がうまい。子供のサッカー教室のコーチをしてたからだそうです。
落ち着いていたし、声の抑揚があり、手振りもあった。時間配分と内容の質を上げれば完璧じゃないだろうか。
経験もあると思う。しかしそれ以上に、サッカーが好き。好きなことを追求している。
そこに秘訣があるのではないかと思った。
自分もうまくなりたい。積極的に人に話すことを心がけたい。好きなことを追求したいと強く感じました。
日本ベンチャー大學2期生 銭谷純平(広島大学卒、北海道大学院卒、山口県出身)

サッカーの楽しみ方
→サッカーはピッチ全体を見て楽しむものである。1人ひとりの選手が担う役割は小さなもので、
チームとしての動きこそがサッカーの醍醐味である。
今までは1人の人気選手にしか注目していなかったので、サッカーの見方を変えてみる。
全体を見ることでフォーメーションや監督の意図など今まで気づかなかった点に気づけるかもしれない。
紳士のスポーツ
→サッカーはもともと紳士的なスポーツであったが、競技の面が強くなるうちに勝つためなら
手段を選ばないというストイックなものになっていったらしい。
ルールぎりぎりのことまでなら何でもする、という勝利への執念には凄まじいものがあると感じた。
エンターテイメントとしてのサッカー
→サッカーの監督は観客にいかにサッカーを楽しんでみてもらうかまで考えている。
サッカーは競技である以前にショーであり、お客がいなければ成り立たないものであるという割りきりが感じられた。
日本ベンチャー大學1期生大学院 小林大哲 (駒澤大学卒、神奈川県出身)
▲学び
・サッカーの見方
→サッカーはボールを持っている人を見てしまうが、そうではなく全体を見る。
それはボールを持っている人よりも持っていない人のほうが重要であるからである。
持っていない人を見ることにより、様々な情報を得られることが分かった。
・サッカーと会社は似ている。
→お話を聞いて、サッカーも似ていると感じました。
サッカーもお客様がいて、初めて成り立つことが出来るものである。
プロのサッカー選手は、エンターテイメント性をも問われるということが分かりました。
▲感想
滝沢さんのお話はとても聞いていて、楽しく聞くことが出来ました。
前もサッカーについて大滝くんのお話を聞きましたが、だいぶ違った観点から、
お話をして下さったので、サッカーの見方に対しての視点が増えたと感じます。
日本ベンチャー大學2期生 平野慎也(東京成徳大学卒、千葉県出身)
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