【6月10日】アサヒビール名誉顧問、中條高徳学長 『日本学』
2010/06/09

◆【国家が滅びる3ポイント】
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ローマ帝国は栄えたが、今は滅びている。
ローマ帝国は以下の3つを無くしたため滅びた。
1.理想(夢)
2.心の価値
3.自国の歴史
日米中韓で夢の調査をした所、日本の夢が一番小さかった。
○ローマ帝国が滅びたことは他人事ではなく
日本もこの3つが当てはまりつつある。
そのため日本は衰退してきている。
この3つを学生が持てば、日本に明るい未来が
待っているだろう。
◆【夢と豊かさの相関関係】
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豊かさの課題は不思議な物で全人類が豊かさを
求め目指すが、いざ到着すると向上心がなくなる。
そして忍耐力や人間力も低下する。
日本の文化は忍耐でもあり、昔は夫婦関係も忍耐力
で良い関係を築けていた。
今は、すぐ耐えられなくなり離婚し、忍耐力が
足りないばかりに殺人事件等も弱くなる。
○昨日小山社長のツイッターで最近の学生は
すぐ疲れるとつぶやかれていたが、体力も
低下するうちの一つではないだろうか
◆【国家(国民)】
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自分の稼いだ金を管理するのは、両親でも社長でも
なく国家である。
国家が滅びればいくら金を稼ごうと億万長者だろう
と紙幣は紙くずとなってしまう。
だから国家のために働き、国家に気遣いしなければ
ならない。
また昔は世界のリーダーが日本に学びにきていた。
イタリアは日本人に感銘を受け、同盟を組んだ。
しかし、現在ではリーダーが不在であり外国人が
「日本のリーダーがいないことが残念である」と
話している。
国家に気遣いできる人がリーダーの資格がるのだろう。
◆【学ぶ意欲と得る物は比例】
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現在、入学当初より学ぶ意欲が低下していて
6月は行動よりも本を沢山読み知識を詰め込む
月にしようと考えていた。
しかしこれは言い訳であると今日の講義で
気付かされた。
行動する意欲が起きないから本を読むことに
(行動しないことに)逃げようとしていた。
○今日はいつもの2倍くらいの同志の熱気が
強くそれが気持ちよく、私の心が熱くなってきた。
焦らず継続して逃げずに行動します。
◆【憲法】
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憲法は他国に依存しない。
日本は憲法をアメリカ人に作られ、日本人
骨抜き作戦に見事はまってしまった。
ドイツはそれを学習していて、アメリカが作る
と交渉してきても断固拒否したそうだ。
つまり今の中学生の憲法の勉強など全く
ナンセンスである。
今日の講義で中条先生の言葉の重さを感じました。
実際に戦争を経験し日本の変化を肌で感じているため
言葉に重みがでて、とても胸に響くのではないだろうか。
その中で私は歴史に学ぶ、つまり温故知新について
の大切さを実感しました。
今の現象である普天間問題や哨戒艦問題など根を
辿れば歴史の戦争などが尾を引きずっている。
そのため生きた歴史を知ることは今後の現象
が分かりどうればよいかがわかる。
私自身日本ベンチャー大學に入学した理由の一つに
歴史を含め知識が浅いため、現地に直接赴き歴史に学ぶ
ことがあげられる。
今回中条学長が河井継之助になれ!
だから歴史を学ばなければいけないといった事を
何回も仰っていました。
それはやはり、歴史を紐解かなければ何も分からない
からです。
今後、新聞アウトプットまた歴史をどんどんインプット
アウトプットして行きまたベンチャー大學で縦軸と横軸
を強固し丈夫な布を作りあげ、富士山のような男になり
ます。
日本ベンチャー大學ヤング2期生 柳澤大紀(東京工科大学在学)


・大成は袖すり合う縁をもいかす
→成功する人は人を大事にすると感じられた。
縁に小さいも大きいも無く、人を大切にする事が大事だと感じた。
・国が滅びる3つの理由
→これは国だけでなく、企業・個人にも当てはまる理論であることを知った。
生きていく上で忘れてはいけないものだと思う。
・サムライは人間学を学んでいた
→今の学校は事務学を学んでおり、頭でっかちな人が多くなっている。
私も頭でっかちな人なので、人間学を学ばなくてはいけない。
・しつけ3つ
→難しいことではなく、誰にでもできることだ。
自分で自分をしつけることで、少し成長できると感じた。
・変化の時代は誰でも勝てる時代
→モチベーションのあがる言葉です。
誰でも勝てる時代でも時流を読むことは必要だと思う。
情報に敏感になり、気づくことが必要だ。
・疑似体験
→本を読んで疑似体験ができるとは!!
小説を読んで泣くのと同じかな!!
疑似体験を繰り返すことで、リアルを経験したのに近づく。
同じ本を何度も読んで心を鍛えよう。
日本ベンチャー大學2期生 龍瀬悠磨(名古屋商科大学卒・香川県出身)


◆袖擦り合うご縁をも活かす『大成』になれ
▼
小成…ご縁にあっても気付かない。
中成…ご縁があっても活かしきれない
⇒普段からの『目配り』『気配り』『心配り』が大事。
◆国家が滅びる3つの条件
▼
①理想(夢)を失った民族
②価値を全てモノに捉え、心を失った民族
③自国の歴史を失った民族⇒企業にも同様の事が言える。
逆に理想(夢)を描き、心で価値を判断し、歴史を重んじれば、
そう易々と倒れる事はない。
◆しっかりと夢を描くこと
▼
もしリーダーである自分が倒れた時、
社員とのベクトルが合っていなければ、会社は潰れる。
しかし、ベクトルが合っていれば、会社は存続する。
⇒リーダーは、集合体を一つにまとめ、
皆を引っ張っていかなければならない。弱みは決して見せられない。
◆夢と豊かさの相関関係(世界は豊かさを求めているが…)
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豊かさは全人類が目指しているのに、いざ辿りついたら、
目指すエネルギー(夢)が弱くなる。
⇒絶える力が萎えてしまう。
耐える力は教育と躾けによってしか身に付かない。
「豊かさを求めることは否定しないが、
そこに感謝の気持ちを“一時も"忘れてはならない。」
◆国家が崩れたら、紙幣もただの紙切れ。
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国家がいまどういう状況、
状態にあるのかを常に把握しておかなければならない。
⇒「公の志」を忘れてはならない。
夢には「国家の為に」を入れなければならない。
◆学ぶ心得
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学ぶ意欲と得るものの量は正比例する。
学びの原点は学ぶ姿勢
⇒片言隻句…一言たりとも言葉を逃さない
◆日本国憲法を取り戻す!!!
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現行文と全く同じで構わない。
だが、現在の憲法は“日本人のみ"で作られた憲法ではない。
なので、国家のベクトルが合わない。
⇒「日本国民で作った」という民族の誇りを取り戻さなければならない。
◆私たち人間は動物であることを忘れてはならない。
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つまり本能(好き放題に過ごしたい)がある。
したいけど、してはならないことを絶対させないのが躾。
⇒“ならぬことはならぬを徹底して躾ける"
“したくはないが、しなければならないこと"を徹底させる。
◆躾とは
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①挨拶ができる子どもに
②「はい」と素直に答える子どもに
③後付けがきちんとできる子どもに(イスは必ずテーブルに収める)
◆世は変化の時代。誰もが勝者となれる時代
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情報は、日進月歩ではなく、分進秒歩のスピードで変化している。
⇒変化を捉えれば、誰もが勝者になれる。
◆挫折は成功の母
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絶対なんて絶対ない。それが絶対。
「ふてくされ」と「開き直り」の概念を持つ。
挫折はしない方が良いが、挫折の概念は学ぶべき。
⇒挫折の疑似体験をする。
先人の知恵をお借りする。
◆我利我利亡者になってはならない。
⇒利他の精神で。。。マーケット・イン
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~総括~
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もっと公(国家)について考えなければ。。。
自分も国家の一部という自覚を持った行動をせねば。。。
日本ベンチャー大學2期生 川辺聖弥(大阪商業大学休学中・大阪府出身)

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