【2月24日】松下政経塾卒塾生、赤池誠章先生 『松下幸之助学』
2010/02/24
本日は、赤池先生による、松下幸之助先生のお話でした。
私の尊敬する、経営者として、お話もさせていただきました。赤池先生の先生である、松下幸之助先生、
私の先生である、赤池先生、松下幸之助先生とは、先生の先生という奇跡てきな繋がりがあります。
①不況になると、松下幸之助先生に学ぼうする。
②思いや思想を実際の経営に取り入れられた方。PHPを実践
③不易流行
変わるものは時代の変化に適用させるために変えなければならないが、普遍なものは原理原則は変えない。
④学びの段階
1)経 書物などから学ぶ
2)師 師匠、モデルから学ぶ
3)天 万事研修
ホンモノの学問とは、全てから学べ、そして意欲があるかである。
⑤器漏れ、
今の時点で、理解できなくても、将来自分が成長する過程で理解できるものになる。
形から入るのもそれであろう。
⑥自ら相手の話を全身全霊で聴くことで、人格を高める。
真の傾聴をする。聴くとは人間性である。どのくらいの人間から志を聴けるか。
⑦当たり前なこと、今できることは徹底して行う。
それが、人間関係、信頼、人間力に一番大事である。
⑧成功の秘訣とは、病弱であったことと、無学歴であることである。
マイナスな点のように思うが、それをプラスに転じさせた。
病弱⇒社員が責任を持って仕事にとる組んだ。組織全体が社長意識を持つ。
無学歴⇒誰からも学ぶ謙虚と素直さ。
⑨究極の自己責任。
全ては自分次第である。心の問題である。鏡の法則
⑩経営に目的、社会理念を天理教の僧から学ぶ。
無償で必死に働く、僧たちを見て、社員との違いに驚く。何のために働く??
水道哲学=250年かけて、貧乏をなくす。
一番感動が、素直さであるということです。聴き方とは人生のあり方、生きかたです。
コーチングの概念がないときから、そういった聴く姿勢を貫いた先生に、尊敬いたします。
これからは、実践あるのみでしょう。
日本ベンチャー大學1期生 田辺裕章(立命館アジア太平洋大学・大阪府出身)○偉人=モデル
・不易流行(変わらないものと変わっていくもの)
・世の中のことは不易流行
・ダーウィンの進化論(強いものが生き残るのではなく、環境に適応したものが生き残る)
・経営理念→不易流行
・松下幸之助さんの経営理念(PHP=繁栄を通じて平和にも幸福にもなれる)
○自修自得の3段階(佐藤一斎)
1.経(経書=書物)から学ぶ
2.師=人から学ぶ
3.天から学ぶ(万事研修、事上磨練)
○二宮尊徳(明治天皇が気に入って、全国の学校に銅像を立てた)
・働きながら学ぶ
・アブラナを栽培して勉強のための灯りに
○話を聞いてくれる幸之助さん
・「聞く」→人格向上を自分に課す。人を受け止める
・仏の松下幸之助
・仏→鬼「10年経って掃除一つできんのか!」=今すぐ出来る事をきちんとやりなさい
・掃除。汚い工事現場は労災が起き易い
・現場では抜き打ちで従業員トイレを見た
○松下幸之助の成功の秘訣
・病弱と小学校中退
・まわりの人がえらく見えた→何でも聞いた
・社員でありながらそれぞれが社長である責任を負った(立ち居振る舞いが変わる)
・事業部制→事業部長が社長。各事業部で黒字を目指させる
・ライバル会社にさえ聞きにいった
・販売店に売れる値段を聞きにいった
・価格を先に設定→コストや利益を算出
・マイナスをマイナスにしない
○松下電機
・不況でも成長
・不況こそ本物が生き残る
・究極の自己責任
○理想の経営は?
・「ダム経営」
・借金経営が当たり前の高度経済成長時に「内部留保の重要性」を説いた
・秘訣は「思い続ける事」
○独立(22歳)
・天理教の総本山を無償で一生懸命立てる姿に感銘を受ける
・「何のために働くのか」を追及→「人はパンのみで生きるためにあらず」
・松下電器にも目的をつくろう。「水道哲学」「全世界から250年かけて貧乏をなくす」
○素直さ
・素直な心が人を聡明にする
・自己把握が出来ていた(うぬぼれもなく、劣等感もなく、客観視する)
・逆境や苦境も客観化によって問題が明らかに
○産業報国
・公の精神。日本全体を考えて働く(奉公)
・経営者は特別公務員
日本ベンチャー大學1期生 松本由真(静岡大学卒・広島県出身)この記事にコメントする