【10月10日】ホッピービバレッジ株式会社、石渡光一社長による『赤坂の歴史』
2009/10/10
◎赤坂の歴史について 石渡光一先生◎
(株式会社ホッピービバレッジ 代表取締役社長)
【赤坂とは】
・あかね色に染まる坂=“赤坂"というのが由来なのだとか。
・武家屋敷
徳川家康が江戸に赴任した際に、共に付いてきた大大名・旗本達の
屋敷地となった。
警備も兼ねさせるため、大名・武家には【高台の土地】を与え、
庶民にはその他の土地を与えた。
・軍都
近衛連隊・第一歩兵連隊など、旧軍の精鋭部隊の兵舎・練兵所があった。
・近くに帝国議会が出来、政治家たちが街に訪れるように。
⇒軍人・政治家が、赤坂のお客様となり、街の経済は大いに潤った。
料亭・置屋の営業が盛況だった。
【赤坂と勝海舟】
・「江戸城無血開城」の幕府側交渉人で有名な“勝海舟"は
赤坂で生まれている。
⇒暗殺するつもりで訪れた坂本竜馬を“門人"にしてしまうなど、
人間的魅了があった方と思われる。
・また、8代将軍の徳川吉宗、乃木希典大将など【多くの英雄】が
生まれ育った地でもある。
【赤坂と天皇家】
・天皇にお嫁さんを輩出した「一條家」と「九條家」の名家
がある。
【赤坂と三井】
・三井財閥のかつての総本山の屋敷があった。約1万4千坪という
スケールのでかいものであった。
⇒今では、米国大使館の職員宿舎となっている。
実際外から見てみたが、広すぎる!!
【赤坂と氷川神社】
・東京で唯一の【江戸時代の山車】が9個も現存している。
⇒他の神社の山車は戦時中に焼失してしまった。
神社・地域のみならず、“東京の宝"であろう。
・“忠臣蔵"で有名な浅野内匠頭の“奥様"が住んでた
屋敷の敷地跡地でもある。
⇒神社に隣接する“南部坂"では、大石内蔵助が
奥方に極秘に“討ち入り"を伝え、坂で今生の別れをした。
というエピソードがある。
その土地の歴史を学ぶことで、その土地がもっと好きになる。
仕事をしていく上で大切なことだ。
以上です。
日本ベンチャー大學 1期生 辻拓弥
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