大阪校ブログ

日本ベンチャー大學大阪校の講義の様子をお伝えします。

平成24年(2012)【8月2日(木)】 『京都研修』 中條高徳学長(アサヒビール名誉顧問) &JVU学生(東京校、大阪校、熊本校、徳島校) 『最後のサムライ×脱・草食男児たち』

2012/08/02
私はこの京都研修に取り組むにあたり、2つ目的を設定しました。
1、お金もあまり使えない、宿もないという縛られた中で出てくる
新たな自分を発見すること。
2、リーダーという立場で、どう組織を動かせばいいか感じ取ること。
この目的に沿って研修を進めていこうと考えていましたが、
大阪校のメンバーのほとんどがアルバイトや試験があり
研修中に1人で活動ということも珍しくない事態になってしまいました。
そんな中で得た気付きを述べていきます。

良かった気付き
・これがいい、と思えば即行動に移すことができた。
これは私だけではなく、大阪校のもう一つのチームである
色恋沙汰のメンバーにも言えることです。
私はバスの中でけんかを止めたり、
移動の時間やお金を節約するためにヒッチハイクも行いました。
また、色恋沙汰チームはお金を稼ぐために
ストリートミュージシャンをやっていました。
話を聞いていた私は、内心「アホや」と思っていましたが、
実際に歌っていた行動力と勇気は尊敬しました(結果は別として)。
頭で考えるのでなく感じたことをすぐに実践ということは
ベン大の講義でよく教えてもらっていますが、
それをきちんと実践できているなと実感しました。

・初対面の人とでもすぐに打ち解けることができた
この研修で得た一番素晴らしいものは何といっても新しい出会いでした。
私の周りの人が素晴らしい人ばかりだということがもちろん大きいですが
私は初対面の人とでもすぐに打ち解けることができる才能があると自負しています。
チームも関係なく、そんな仲間たちと支え合い、励まし合い過ごしてきたからこそ
この京都研修を乗り切ることができたんだと終わった今気づきました。
これからも人とかかわるときは積極的に自分から関わり、
相手との距離を詰めていきたいです。

・人の温かみ
京都研修・特に宿交渉を通じて、いつも以上に人の温かみを感じることができました。
もし私が突然インターホンを鳴らされ、
泊めてくださいと言われたら、冷たくあしらってしまうと思います。
しかし、交渉させていただいた方の中には
「あのお寺なら泊めてくれるかも」と教えてくれたり
住職さんのお子さんが「泊めてあげよう」と言ってくれたり、
断られても「おし!次だ!」と思わせてくれるようなこともありました。
内心怒られることで何か得ることができるかもしれないと期待もありましたが、
宿交渉で怒られることはありませんでした。
また、最終日に泊めてくださった蕎麦屋さんの中村様は、
泊めてくださるだけでなく夕食も用意してくださりいい銭湯も教えてくださいました。
宿を探している最中に「京都のお寺はケチだ」とおっしゃる方もいましたが、
他のチームの話を聞いていても決してそんなことはないと思います。
また、宿交渉の時だけでなく、突然のヒッチハイクで乗せてくださった方や
一人でどうしようと思っていると一緒に活動しようと声をかけてくれた色恋沙汰のメンバー
なにより忙しいなか、頼りないリーダーでも一緒にいてくれたチームのメンバーなくして
この研修を笑って乗り切ることはできなかったと思います。
ふがいない私ですが、これからは与えられまくってきた分、
周りの人に還元できるような男になります。

改めるべき気付き
・もっとチームの動かし方を工夫する。
いくら一人で行動が多かったとはいえ、
メールの係やお金の管理の係を頼めばよかったです。
私たちのチームだけでなく、大阪校は強烈な個性の集まりだと思っているので
一つ一つの個性をうまく生かすことができれば
もっと充実した研修になったと反省しています。
また、オリエンテーションの時点から、終了時間を意識せず、
アイデアを出すだけ出して結局一つに決まらずというケースが多かったです。
空気を読み、気を遣うことを徹底できなかったことが原因です。
その結果、行き当たりばったりな研修になってしまい、
発表も中途半端に終わったと個人的には反省しています。
今後は皆の意見をまとめ、進むべきベクトルをハッキリさせることを
意識できるリーダーを目指します。
また、人をまとめる(自分についてきてもらうようにする)ためには
自分が人より何倍も努力しなければいけないというお話を
灯縁の林社長より聞いたので、努力することをけっして忘れずに何事も頑張ります。

・個人行動に慣れすぎ、チーム活動に内心イライラしてしまう。
3日間ほどの個人行動は寂しいという気持ちもあったが
他人のペースに合わせる必要がなかったので気楽な部分もありました。
4日目でチーム全員がそろった時、なかなか動き出すことができませんでしたが
リーダーの私がきっぱりと行くぞと言えばことは解決したのではないかと反省しました。
私はチームのメンバーがストレスをためるくらいなら
自分がすべて背負おうという覚悟はありましたが
それは決して覚悟ではなく、自分の行ったことに反論されるのでは、と
怖かっただけだと気づきました。
実際に、あまり自分の主張をしなかった隈江君が、
私を信じて積極的に主張してくれて感激しました。
自分が正しいと思うことはどんなにぶっ飛んでても他人に伝えようと決心しました。
(ただし他人に迷惑はかけない)

・普段の日常をもっと感謝の気持ちを込めて過ごす。
この研修で私は3日間野宿しました。
主食はパンの耳や安売りのうどんと納豆でした。
ほとんど風呂には入らず、鴨川での行水や公園の水道が当たり前でした。
このような生活を経験したのちに、
実際に家に帰ると風呂、食事、布団はきちんと用意されています。
自らは何の苦労もしていないのに、ここまで恵まれていていいのだろうか?
しかも、こんな恵まれすぎた生活にろくに感謝せず
21年間浸かっていたのかと考えると自分に腹が立ちました。
今まで当たり前だと思っていたことも、誰か(私の場合は両親)の支えがあってこそ
成り立っているものだと気づきました。
今まで私が恵まれた生活を送れたことを両親や友人に感謝し
また、私が将来家庭を持った時に自分の子どもにも
恵まれた環境で育ってもらうように努力しなければいけないと感じました。

実践すること
①大阪校のメンバーや周りの友人のいい所、直した方がいい所を分析する。
この研修を通し、リーダーという役割でありながら
メンバーひとりひとりと真剣に向き合うことができなかったという反省点があります。
私は人間観察という言葉はいやらしい響きがするため反吐が出るほど嫌いでしたが
人をまとめる立場を担う以上、
メンバーひとりひとりの個性を把握するのは当たり前だと思います。
先ほども述べたように、大阪校のメンバーは個性が強く、
それをまとめるのは間違いなく大変です。
しかし、その一人一人の個性をうまく活かすことが出来れば、
私たちは間違いなくナンバーワンになる力があります。
今回の研修で私がチームリーダーとなったのも、
見えない要因が絶対あると信じています。
これからは6月からの途中入学というコンプレックスは捨て、今後のベン大でのイベントの際は
大阪校の皆にリーダーだと胸を張って言ってもらえるように頑張ります。
皆の個性を活かせるのは何か常に意識し、ベン大の講義に取り組みます。

②週に一回は女の子を誘って遊びに行く(同じ月に同じ子を誘わない)
これで何より気遣いや空気を読むことが訓練できると思います。
山近社長の鞄持ちの際にも「君は空気が読めない」ということを散々言われて
今もそれを意識しているが、改善されたという実感が全くない。
今回の研修も気遣いが出来ずにメンバーを不快な気持ちにさせてしまったことも
あっただろうなと振り返ってみて思います。
女の子と遊ぶことで、細かな気遣いや空気を読む力を磨き
さらに大阪校の大西校長もおっしゃっていたように
一番感性が磨かれる恋愛や異性関係を考え、感性を磨きます!笑

From:森 一樹(大阪経済大学4年)@JVU大阪校2期生

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1:やったこと
京都市内で各グループの決めたテーマについて調査。
その日その日に泊めてもらう宿見つけ。
最終日に自分たちが調査したことを発表。

2:気付き
今回の研修中にメンバーの行動に対して率直に反対する機会がありました。
人の言動に対して率直に反対することは今まてほとんどなかったので、
対立したらどうしようと怖がって直ぐに言い出せませんでした。
ただ、自分の抱える考えを伝えないまま、その場を過ごすのはしっくりこないです。
自分がそう感じ、信じるならそれを外に発信していく事が
精一杯生きることだと気づきました。
実際伝えてみるとメンバーの人はちゃんと自分の考えを聴いて、
納得できるところはお互いに納得できました。
そこは同じメンバーで良かったと感じる一面です。
また、宿探しで行動したらなるようになるなと実感できました。
京都巡りの最終日に、ビラ配りされてた蕎麦屋の店主の方のお店に泊めて頂きました。
突然の見ず知らずの者からの宿泊のお願いを受け入れて頂き、
改めてこれは凄いこと何だと感じます。
それと、その方にお願いするタイミングも良かったのかもしれません。
お店ご紹介のビラを頂いた後にこちらも宿泊をお願いしたので
多少の断りにくさはあったと思います。

3:実行すること
○伝えたいことは伝える
○気がゆるんだ時は少しでも苦労して現状の有り難さを思い出す。
乗り物で行く目的地へ歩いて行くなど。

4:全体の感想
自分の信じるものを外に発信していくとによって逆風で傷付くこともあるけど、
追い風により自分の欲しいものが掴めるということが身を持って実感できました。
さらに、どちらの結果になるにしても
「やることはやった」は満足感は得られることもわかりました。
その小さな満足感が自分の人生を悔いのないものにするのだろうと思います。

From:隈江秀貴(奈良大学4年)@JVU大阪校2期生

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・行ったこと
京都で歴史について現場現物の精神で調査を行う。
極力お金は使わず、宿も交渉のみとする。

【研修の中で気づいたこと】
新聞アウトプットはとても盛り上がりました。
これは良いことでもあり、脱線することを止めきれていない私の役割不足を感じました。
楽しければいいのでは?という甘えが自分の中にありました。
時間を決めて、短期集中出来るファシリテーターにならねばならないと感じました。

歴史調査をするときの段取りが無茶苦茶悪かったです。
本来リーダーはゴールとそれに向けての小ゴールを作り出さなければいけませんが、
それが私には出来ませんでした。
離脱を理由に他者に任せきりになり、多少強引にでもゴールを作るべきでした。
また、今回の研修では参入・離脱が多いのが非常に関心を持ちました。
情報共有がしにくく、ずっと参加し続ける人や、
よく抜ける人の感覚が大きく離れていきます。
ずっと参加している人ほどストレスフルなために、何気ない発言が直線的になったり、
よく離脱する人の些細な発言に過敏に反応していました。
お互いに共感できない状況がチームの中にありました。
私はお互いに状況が違っていることを個人個人に説明することしかできず、
一丸になるまでには持っていくことができませんでした。

発表当日はまさかのアドリブが入りました。
急な変化にどう対応するのかを試されているのが個人的に面白かったです。
新城、牛島の対応の速さに救われました。
最後に橋本に全部持って行かれましたが…
他の班は『裏付けがしっかりしている点(アンケート使用)』、
『分かりやすいように具体例がある点(企業名を出す平成維新)』、
『歴史の話ではなく研修の話をする
(これは目的からズレていることから必ずしも良いとは言えませんが)』、
と自分たちのプレゼンに導入すべき手本が見つかりました。

【実行宣言】
1、組織の運営についての本を1週間以内に1冊読んで、フェイスブックにアウトプット。
2、夜の東京(大阪)研修の企画・実行。
東京か大阪で各ベン大生合同で、ナンパ大会をします。
究極の脱草食刑の秘策になるかと想います。 
企画者として、実りある研修になるように計画し、実行する中で学びます。
リーダーシップが磨けるのかどうかはわりませんが、先頭に立って行動します。
全校の予定が合えば、8月中にでも実行します。

【全体を通して感じたこと】
私はものすごく天邪鬼です。
周囲の人が熱心だと冷めて、逆に疲れきっているときは
熱心に頑張る。といった感じです。
また、おもしろいことに話を伸ばしがちで、
雰囲気は良くなるかもしれませんが、話が進みません。
リーダー以外の立場でなら許されたかもしれませんが、今回は控えるべきでした。
またゴールを設定する力が未熟でした。次回までに克服します。
次回はツチノコ研修なるものがあるそうなので、それで一位を勝ち取ります。

From:玉川黎(京都産業大学四年)JVU大阪校2期生.

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【気づき】
この研修の気づきとして、本気でやらないと得られるものは少ないと感じました。
テストで抜けたり、夜になったら家に帰ったり、
どうしてもずっと参加してる同じチームのメンバーと温度差があったように思いました。
研修後にみんなと同じように全日程参加できていたら
もっと得られるものも多かったのにと初めは考えたのですが、
徳島校が優勝して奈央ちゃんが泣いていたのを見た時に、
参加した量じゃなく質で、過ごした時間の密度の濃さなのだと改めて思い直しました。
本気になれたのは最終日の宿交渉でした。
宿が決まってないのは俺らだけやと、焦り落胆するメンバーに、
どうしても宿をプレゼントしたいと思いました。
断られて当たり前、時に諭されることもしばしば。
最終日より前に何度か宿交渉を経験して、もっと失敗を積み重ねていれば、
もっと違う最終日が訪れたと思います。

良かった点として、実際にお寺など、
その場その場を訪れて歴史を学ぶ楽しさに気づきました。
そのためまずはこの夏休みを使って
これからたくさんいろんな場所に訪れ、歴史に触れていきます。

【実行すること】
何でもやると決めたら一生懸命する。
8月中に5個以上お寺や神社や歴史館などを訪れる。

【全体の感想】
やはり大阪校は途中で抜けたり、入れ替わりが激しく、
心を一つにすることが難しかった。
もっと同じ班のメンバーの心に寄り添えればよかったと反省しています。
他のチームの揉めて、喧嘩をして、仲直りして繋がりがまた深まった
という様子を聞いていると、もっと本気でぶつかり合えばよかったと思うし、
言いたいことを言い合えばよかったです。
しかし、普段の関わり合いだけでは見られない男らしい部分や、
逆に弱い部分も垣間見えて、みんなを近くに感じました。
また自分の課題が見えてきました。
明るく元気でいることと気を抜くことや余裕を持つこととは別物であるし、
甘えを捨てもっと自分に厳しくいかなければと思いました。
ベンチャー大學に入ってまだ1ヶ月余り。ちょっぴり苦い京都研修でした。

From:橋本叶子@JVU大阪校1期生

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<気付き>
私の班では宿交渉に全て失敗し、全日程野宿でした。
交渉が成功しなかったという悔しさは勿論有ります。
ですがそれと同時に、お忙しい中、時間を割いて丁寧に対応して下さった
お寺や神社の方々に対して感謝の気持ちでいっぱいです。
野宿を経験する事で、当たり前に屋根や壁が有る事のありがたみを感じました。
それだけでなく、宿が無くても、お金が無くても生きてはいける。
少しくらい困難にぶつかっても、まだまだどん底なんかじゃなく、
十分に恵まれた生活が出来ている。そう思えるようになりました。
ただ、それも人との触れ合いや繋がりが有ってこそだとも感じています。
これが身体で縁の大切さを感じるという事なんだと思います。

作務衣という格好から声を掛けて下さる方も多く、
趣旨を説明すると温かいお言葉をたくさん頂きました。
自分が町でそういう人たちを見かけた時に、声を掛けるかどうかを考えさせられました。
「袖振り合うも多生の縁」とはこういうことを表しているのだと感じ、
言葉の意味や大切さを知っていても実行できていない自分を恥ずかしく思いました。
京都府民として、改めて京都という町に誇りを感じました。
私は来年から東京で働きます。
それまでに、胸を張って「京都人です」と言える人間になります。

同じ苦労を共にする仲間が居たからこそ、
最後までやり遂げる事が出来たと感じています。
私は卒業研究の関係で数日抜けてしまっていました。
1人であれば「仕方ない」の一言で済ませてしまっていたでしょう。
ですが、その間も頑張っている仲間が居るからこそ
「それ以上に頑張らんと合わせる顔が無い」と思い、
少しでも時間を作って合流したり、
合流できない時はせめて情報整理ぐらいはしようと行動していました。
ですが、体力の限界を考えずに行動した為、効率が悪かったです。
気持ちだけ焦っても仕方が無いという事を痛感しました。

実行する事
・今週中に新たに3人以上の方と縁を結ぶ。
・1日3人は、知らない方に挨拶をする。

全体の感想
宿交渉をしている時や、どうやって食費を浮かせるかを真剣に考えている時に、
これこそが「生きる」という事なのだと感じました。
やはり、失ってみないと分からない事は多く、その経験の有無は自分の価値観に大きな影響を与えます。
時には自分にあえて枷をはめて、当たり前の事に対する感謝の気持ちを再確認します。
この研修を終えて、無人島で数日間生活してみたいという思いが芽生えました。
流石に少しやり過ぎかもしれませんが、
間違い無く得られる気付きも多いと考えています。
自分を追い詰める事に対して抵抗が無さ過ぎるので、
自分の限界を見据えて行動する事を肝に銘じます。
全日程に参加できなかった事が悔まれてなりません。
この様な貴重な機会を与えて下さり、本当にありがとう御座います。

From:新城 早人(大阪電気通信大学4年)@JVU大阪校2期生

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