平成23年(2011)【12月3日(土)】 大西恵子先生(大西恵子事務所 代表) 『コミュニケーション学』
■講義『コミュニケーション学 大西恵子先生』
『プレゼン=プレゼント=プレジャー(喜び)』
お客様が今現在どんな心境で何を求めているのか?
そして、どんなことをしてあげたら期待以上の喜びをプレゼントしてあげられるだろうか?
今回のみんなの意見の集約で・・・
「プレゼン時にできたらいいこと」
として、
「相づち」「ボディランゲージ」「具体的な話を盛り込む」
「リアクション」「笑顔で大きな声」「声に抑揚をつける」「話すスピード」など
様々な意見が出てきたが、
これらも決して正しいわけではなく、
あくまでコミュニケーションにおいて変わらない大切な事は、
『相手がどう受け取ったか?』というお客様視点で物事を進める事である。
もしかしたら話しかけない方がいい時も、あえてつまらなさそうに話を聴くのも
あるコミュニケーションにおいては正解のケースもあるという事を覚えておきたい。
まずは「聴く事」から意識するとお客様の意思を無難に汲み取る事が出来る。
「お客様の知りたい情報」の中にある「自分の伝えたい情報」を意識的に話す。
▼謙虚になりすぎると「伝えたい事」が弱くなる可能性がある。
⇒「発表をさせて頂きます。」よりは、「発表致します!」の方が、主張する力が備わる。
▼相手との距離
⇒握手できるくらいの距離がいい感じの距離。
半歩近づくだけで、圧迫感があり、半歩下がるだけで距離を感じる。
きちんと相手との居心地の良い距離を自然につくれているか、
もう一度普段から再チェック!
▼間と付き合う
⇒沈黙を恐れてか、または伝えたい思いだけが先走り、「え~」や「あの~」などを
多用しないようにする。
クイズ番組において、「さぁ、次の問題です。第3問。●●の~」とアナウンサーが
よく区切って話すのは、人を引き付ける喋り方をしているから。
これを司会などの役の時に意識的にできるようになると強い武器となる。
■総括
JVU大阪校始まって以来、初?のマナーなどの基本的な講義でした。
社会人になる基礎中の基礎なので、これからも大事にしていきたい部分を
再確認することができ、とても充実の時間でした。
大西先生が仰られていたように、
「うまくいかなかったことは忘れない」
「人間、1回も失敗しないと臆病になる。慎重になる」というように、
どんどんチャレンジをして、その都度肝に銘じていくことができれば幸いです。
JVU(日本ベンチャー大學)大阪校1期生 川辺聖弥(大阪商業大学)
平成23年(2011)【11月26日(土)】 河野義一先生(有限会社夢紡社 会長) 『リアルスタイリスト学』
■人は経験が多いほど失敗が多い。
⇒成功例や失敗例は自らの経験で創って行くもの。
他人の「こうしたら失敗するor成功する」は
あくまで参考までで信じない事。
■失敗から学ぶ
馬の見分け方について、好きな人には「悪い馬の見分け方」を
嫌いな人には「良い馬の見分け方」を教える。
良い馬というのは、ほんのわずかしかいなく、なかなか見つからない。
失敗から学び失敗の確立が低い中から
良いものを選んで行く方が賢明だという話。
⇒例え自分がどちらの立場になったとしても、
努力次第では、良い馬とは必ず巡り会える。
場合によっては失敗から学ぶ効率化も必要だが、
極力「努力できる方向」を選ぶようにする。
■人はイメージしたことを行動に移す
「手を挙げるイメージを持たずに手を挙げてください」
⇒一瞬のイメージは、経験から得られるものだと思う。
「思います」発言禁止といっても、
テレビを付ければいわゆる成功者のほとんどが使用している。
それは誰もが否定出来ない事実。
言葉をイメージに、イメージを行動に移せなければ
言葉の重みも偽りとなってしまう。
JVU(日本ベンチャー大學)大阪校1期生 川辺聖弥(大阪商業大学)
平成23年(2011)【10月29日(土)】 千葉裕先生 『自由学』
・10〜29歳まで俳優業
全く自分とは違う人生を歩まれていた。
それもあったか、生き方自体も自由そのものであった。
■どうしたら「したくない」をやめられるだろう。
「したくない」に耐える努力もあれば、
「したい」を目指す努力もある。
好きな事を仕事にすると「生活のために仕事をする」という発想がなくなる。
「しなければならない事」を選ぶと、自由には生きられない。
という自分の考えの中ではなかなか思い浮かばない「生き方」。
私は苦労が好きだし(「苦労あっての喜び」という考え)、
「したくない事」をきちんとした先に「したい事」があるという考えである。
ですが、千葉先生のお話をお伺いし、
全く斬新な生き方を目の当たりにし、新しい価値に出逢えました。
これを真似する・しないはどうでもいいことで、
「人それぞれ、見合った生き方がある」という事に気付けた事が良かった。
JVU(日本ベンチャー大學)大阪校1期生 川辺聖弥(大阪商業大学)
自由人として生きる。自由に生きる事は実は簡単ではない。
楽しく生きる。好きな事にはトコトン本気で!
ジョブ=労働=生活のため
ビジネス=事業=やりたいこと
いつだってワクワクしながら仕事をする。リスクを受け入れる事は必須。
リスクを負わなければ成功は無く、幸福も無い。
リスクを負ってまで…では無く、リスクを負ってでも!という姿勢を持ちたい。
JVU(日本ベンチャー大學)大阪校1期生 住田欣哉(大阪産業大学)
平成23年(2011)【10月29日(土)】 港健二郎監督 『監督学』
一本の作品に掛ける費用だけではなく、必要となってくる人など、普段当たり前のように
観ている映画ですが、その裏側では相当な準備が必要だという事に驚きました。
■チームとして30~40人
・現場監督となる「監督」
・映画の製作からプロデュース(宣伝)までを手がける「プロデューサー」
・監督のサポートを行う助監督(3~4人)
・撮影部隊
・照明
・録音
などなど、これだけでも「制作部」の一部。
どうして現場の責任者である監督はチームを引っ張るかというと、
逆にこれだけのメンバーが集まっているから、自然と現場は動いていくという。
監督にも2種類あって、ゲキを飛ばす「ピッチャー型」と、
淡々と進める「キャッチャー型」が存在する。
現場の空気を締める際、あらかじめ「怒られ役」を決めておく、
大勢での撮影シーンであえて「細かいところにゲキを飛ばす」など、
やはりその空気の作り方もかなり巧妙なものであった。
何事も「仕組み」「スキーム」が現場を動かす。
いかにそこに関して把握していれるか?
ある意味ビジネスも、きちんとした仕組みが出来ていれば勝手に収益は上がっていく。
一例だが、「価格比較サイト」や「アフィリエイト」などは比較的、
動きもリスクも少なくビジネスに参戦できる。
JVU(日本ベンチャー大學)大阪校1期生 川辺聖弥(大阪商業大学)
物事の裏表を見る。そして、それを不特定多数に、より多くの人に伝える。
作家は原点を常に問い直す事で、
どうやって伝えるのか・伝わるのかを模索しているのだなと感じました。
また、それを一人で行うのではなく、多くの人と一緒に作り上げて行く。
大変だけど、大変だからまたやろう!そう思える現場作りが大切なのだと学べました。
JVU(日本ベンチャー大學)大阪校1期生 住田欣哉(大阪産業大学)
平成23年(2011)【10月27日(木)】 新将命先生(株式会社ジョンソンエンドジョンソン 元社長) 『リーダー学』
◆勝つ企業の大切なこと
経営者品質から株主満足まで順に書き出されていてわかりやすかった。
書き出すことで、今現在どの部分が不足しているかわかりやすくなる。
その中で、トップが人財育成に力を入れることが大切。
いい社員はスキルとマインド(意欲、尊敬、信頼が高い)でできる!
◆人ざい
4タイプある。人財(リーダー)、人在(フォロワー)、人材(ビギナー)、人罪(ルーザー)。
フォロワー(仕事はできるが指示待ち)が8割を占め、リーダーが5~10%存在する。
私は現在、マインドはあるが、スキルが無い状態なので人材に当たる。
リーダー人財になりたい!
◆リーダー人財になるために
軸は、スキルとマインド。
まずは、スキルを磨く。
プロといわれるまでは5000時間取り組む必要がある。
◆情熱を持つためには
人生に目的を持つこと、長期短期の納得目標を持つこと、
情熱の火を分け合える人と付き合うこと。
人は、今まで出会った人生の総和といわれるほど、誰と付き合うかは大切になってくる。
◆コツコツカツコツ
とにかくあきらめないことが大切。
祈祷師が雨を降らせるのは、雨が降るまで祈りをやめないから。
コツコツやることが、勝つためのコツである。
■総括
リーダーに必要なもの、リーダーを育成するための大切なことを知れる貴重な機会でした。
自分は、まだまだ受身の可燃型、夢をもっと具体的にすることで自燃型になれると思う。
そして、人をやり気にさせるというキーワードを意識させれば点火型にもなれる。
目標は持っているが、具体性・期限が不足していると講義を聴いて改めて思った。
しっかりとした長期目標と短期目標をもち、一度きりの人生を充実させます!!!
日本ベンチャー大學大阪校 1期生 小田祥三(鳥取大学大学院)
「自己実現」
経営で学んだマズローの五段階欲求、自己実現が最終的な欲求であるが、それが明確であることが重要。
すなわち、人生の目的、目標を定めることにも繋がる。
情熱の火を持続させていくことは自己実現に欠かせない要素であることを
ここから受けとれるのではないだろうか。
良き「人財」となるために会社と自分の為、両方を考えられる人になる。
そのための要素の繋がりが非常に深い。
「修羅場」
人はピンチを多く経験すればするほど成長する。
このことは常に考えてきたことだがなかなか実行に移せてない。
新先生が成長するために必要な要素を
座学10%・上司20%・修羅場70%に分けて説明していただいたが
経営者として40年間経験した成果から、この数字に確かな確信を持てた。
まず、「手をあげること」、このことが自分に修羅場を作るチャンスである。
率先して手をあげることにまずこの1週間意識していく。
「プレゼンテーション」
今回新先生の話された内容に大変感動した。
加えてさらに感動したものがある、プレゼンテーションだ。
新先生の対話・投げかけ・Joke・ツッコミなど絶妙でついつい話に引きこまれずにはいられなかった。
IBMなどで3000人の管理職の前でプレゼンをされる方とは
これほど方なのかとマジマジと見ることができたことは
大変素晴らしい経験・時間であったことは言うまでもない。
今後の人の前に出て、話すときは投げかけをまず実践する。
【総括】
素晴らしい時間に感謝です。
新先生が最後におっしゃった「コツコツカツコツ」という言葉。
何を習慣化するかということも大事だと気付かされました。
勝つためのコツであるのでそれを活用するには
事例を増やす必要があるということだと思います。
つまり、「No Action, No Life」です。
行動あって初めて生きるということの一歩ですね。
意識が研ぎ澄まされているこの感覚を持続できるように、
毎日何か1つ楽しみを作ろうと決めました。
日本ベンチャー大學大阪校 1期生 脇坂勇輝(兵庫県立大学大学院)