平成25年(2013)【12月23日(月)】 リアル経営学/大西昌宏先生(株式会社リビアス 代表取締役)
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●1日の流れ
1、朝礼、掃除
2、大西昌宏校長による「リアル経営学」
3、1年間の振り返り、目標決め
4、終礼、解散
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●気づき
・成功するためにはものの考え方が必要
成功するためには能力でもなく、才能でもなく正しい考え方が必要である。
考え方にはプラスとマイナスがあり、間違った方向に進んでしまう可能性がある。
そのために、本を読み、多くの人に会い、経験を積むことが必要である。
毎日、体験を積むことはできないので、読書などできることから進めていけばよい。
とにかく素直さをもって、いかに正しい考え方に軌道修正することが
できるかが大切だと感じた。
・人が嫌がることがビジネスチャンス
リビアスが今あるのは、入浴施設での事業があったからだ、というお話がありました。
身近な業者に断られ、リビアスに依頼がいたそうです。
副社長のお話にもありましたが断らないことが大切でした。
特に、誰もやりたがらないことにビジネスチャンスがあると感じました。
・内容でなくスピードで競うべき
上司の人から頼まれた仕事をする際に、内容であっと言わせようとしても難しい。
なので、スピードで驚かせるべきという話がありました。
期待以上のことをしようとしても自分の負担になってしまうので、
スピードで競うしかありません。
●感想
大西社長のお話は、改めてお聞きすると新たな発見と気付きが多かったです。
成功するためには正しいものの考え方と行動しかないということを教えていただきました。
教えてもらったことを実行するのは難しく、ベン大に入学して以来
継続して実行できていることはありません。ですので、とにかく一つでもいいので
実行していけるようにします。
From:大上直哉@大阪校3期生(新潟県出身・同志社大学4年)
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平成25年(2013)【12月21日 (土)】 山根寿徳先生
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●1日の流れ
1、朝礼、掃除
2、新聞アウトプット
3、山根寿徳先生による
「これから社会に出る人に伝えたいこと」
4、終礼、解散
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●気付き
・人から聞いた話を自分のものにする
山根先生は人から指摘を受けた際に、「自分の知識が
10から11になり儲けた」という考え方を実行されていました。
そして、人から聞いた話を自分の話のように話すことが得意だという
お話がありました。
指摘を受けても我流を貫くのではなく、素直になってすべてを
受け入れる大切さを実感しました。
・毎日を懸命に生きること
毎日ぼーっとしていてはいけない、中身のない人間になると何回も
お話されていました。
日経を毎日読む、人間観察をする、自分の給料に満足しないなど、
何かに関心を持つことが大切と感じました。
どんなに小さいことでも真剣に向き合う必要があると感じました。
・平均点はいらない得手を伸ばす
社会では平均点は必要とされず、得手が必要とされると山根先生は
おしゃっていました。
山根先生は経理畑を歩んできましたが、経理畑が自分の得手の
分野でないかと実感しているそうです。
得手を伸ばすためには自分自身をよく知っている必要があります。
自分の場合、一体何が得手なのか把握できていませんでした。
そのため、まずは自分をよく知り得手を伸ばす必要があると感じました。
●感想
山根先生は銀行との取引をされており、将来の自分に直結するお話を
聞くとことができました。
将来自分が仕事をする際には、山根先生のようなお方を相手に
話を進めなければならないと感じました。
今の自分では全くの力不足であると感じました。
お話の中で人との幅についてのお話がありました。人との縁は
理屈で説明できるものではなく、いかに自分が生きるかにかかっていると
感じました。25歳までにはどのような人生になるのか決定されます。
ですので、今後必死に行動しなければならないと感じました。
あと三か月余りで社会に出ますが、今回の講義でより実感させられました。
残りの学生生活も3カ月しかないので、ベン大で頑張ります。
From:大上直哉@大阪校3期生(新潟県出身・同志社大学4年)
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平成25年(2013)【12月6日(金)~10日(火)】 上海研修
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●議事録
12/6(金)
関西国際空港発
浦東国際空港着
宿泊予定のホテルにチェックイン
合田さんに中華料理をごちそうしていただく
12/7(土)
リビアス上海店の掃除(30分間、床磨き)
大西社長による講義
自由行動
ユエンにて3チームに分かれ行動
夕食は火鍋をいただく
12/8(日)
外灘新館にて上海の租界地、金融、歴史を学ぶ
高杉晋作が衝撃を受けた外白渡橋を見学
上海井上電器有限公司の斎藤様の案内より工場見学
移動中に質問タイム
懇親会
12/9(月)
3チームに分かれ自由行動
水郷を巡る
18時に外灘集合
熊本に本社がある味千ラーメンを食べる
12/10(火)
帰国
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●気づき
・公の意識が存在しない
地下鉄の駅、飲食店など、日本では公共の場所と考えられている場所で、
一切、公の存在を感じることができませんでした。電車の中で電話に出て、
大声で話したりするのは当然で、場所に構わず食事をするなど、
他人への気配りや配慮を感じることができませんでした。
人の目があるから、迷惑になることをやめようと思えるのは
日本の文化だと感じました。
・生きるのに必死
上海では外灘をはじめとした旧租界地では格式高い建物も多く、
日本よりも活気に満ち溢れていました。
その一方で、電車のなかで物乞いをする人や商売をする人、
断られてもモノを売り続ける人など格差を感じました。
海外にはものすごい格差があると聞いてましたが、貧富の差は衝撃的でした。
その中でも、どんな手段を使ってでも商売する人たちの必死さには驚かされました。
・日本で持ったイメージが正しいわけではない
日本との違いに衝撃を受けた上海研修でした。しかし、
すべての上海にいるすべての人が悪い人というわけではありませんでした。
老人に席を譲る人もいました。バスが動かない理由をわざわざ日本語に翻訳して
伝えてくれる人もいました。挨拶をしたらタダで水をくれる店員さんもいました。
親切にしてくれた人もたくさんいました。
日本では中国では反日教育が行われていて、親切にしてくれる中国人など
いないと思っていましたが、大間違いでした。
・あいまいな言葉が一切ない
自由行動の時間に買い物をする時間がありました。そのなかで、
中国の方は自己主張がとても強く、あいまいな言動がありませんでした。
その一方で、私たち日本人がどれでもいいと言ってしまうと
主導権を向こうに握られてしまいました。商品に対して値札がほとんど
存在しないので、値段交渉が始まります。
その際に、強引にでも自分の希望する値段を提示しなければ、
高い買い物をせざる負えませんでした。
・ブランドの安心感
上海ではローソン、吉野家など日系企業やコカコーラ、スターバックス、
マクドナルドなどのグローバル企業のお店が数多くありました。
現地での食事が口に合わず、日本料理を食べたいと思った時も多々ありました。
その中で、見慣れたブランドを目にすると安心感を抱きました。
懇親会の際もコーラを頼んでしまいました。
ブランドの安心感の誘惑に負けてしまいました。
コーラをはじめとした全世界で親しまれているブランド力を実感しました。
・租界地であった歴史
アヘン戦争後に上海はイギリス、フランス、アメリカなどの租界地となりました。
記念撮影を行った外灘などでは租界地時代の建物も多く存在しており、
18世紀からの街並みが残っている印象でした。
まるでイギリスにあるような時計を目にしたときはここは本当に
中国かと疑いたくなるほどでした。
ユエン(観光地)では上海に来ていると実感を持つことができましたが、
外灘には負けていると感じました。
上海にとって租界地であったことがプラスの影響であったと感じましたが、
自国ではなく外国によって発展したと考えると悲しいと感じました。
・上海の物価上昇は今なお続いている
上海では建築中の建物が数多く存在していました。上海丸興さんのお話の中で、
上海から工場が移転していて、郊外に移っているという話がありました。
会社の家賃も年々上昇していて、いかに物価が上昇しているのか
伝わってきました。新聞では中国の経済成長が減退しているという
記事もありましたが、現地では全く減退しているとは感じられませんでした。
むしろ、発展途中で減退が見えませんでした。
・激しい貧富の差
ユエンは観光地であるため全体的にモノの値段が高めでした。
繁華街から少し離れた場所に移動すると、街並みががらりと変わりました。
ユエンでは30元、40元で売られていたものが半額の15元程度で売られていました。
時間にして数十分歩いただけで値段がこんなにもかわるのかと思いました。
そのため、道行く観光客に店を持たずに商売が成り立つと思いました。
●感想
上海研修は初めての海外でした。目に付いたものすべてが新鮮でした。
海外では常識が通用しないや、きれいなのは日本だけとよく耳にしていましたが、
実際に行ってみて日本との違いを感じました。
上海に行く前は、中国でも大都会なので大丈夫だと思っていました。
ガイドブックなどに掲載されている写真をみて上海を甘く捉えていました。
実際に上海の地に降り立つと、空気や街の汚さ、言語が理解できない苦しみに遭遇しました。
英語がわかるなら何とかなるだろうと思っていましたが、違いました。
空港やホテルを離れると英語は役に立ちませんでした。
現地のひとに何を言われているのかもわからず、
言葉の壁にとても不安を抱きました。事前準備が足りませんでした。
行く場所にしろ言語にしろ、事前準備をしっかり行うべきでした。
現地では思うように調べることができず、とても苦労しました。
出発の飛行機は9時30分発の予定でしたが、2時間遅れのフライトになりました。
また、自由行動の日には周荘行きのバスがスモッグによって運転取り止めになっていました。
滞在時の上海の空気の悪さはひどかったです。
そして、町中に鳴り響くクラクションの音や、あふれかえるごみ、あってないような信号
など日本の常識が全く通用しませんでした。
デパートのような場所では、店員の人が売り場を前にして昼食を取っていたり、
大声で歓談していたり、日本との差に驚きました。
日本でのサービスがいかに質の高いものであるのか実感しました。
逆になぜ日本ではあそこまでサービスを高くしているのか疑問がわきました。
今回の研修では自分自身積極的に動くことができていませんでした。
何が何でもモノを買わせようとする人や、いくら断っても根気よく話し続ける人
を見ていると自分自身の積極性のなさが際立ちました。
現地の人は他人を気にすることは一切なく、遠慮や配慮は一切感じられませんでした。
どこであっても自分を貫き通している印象がありました。
公という意識がないからこそ、自己主張が強くできるのではないかと感じました。
今回は上海に行くことができ本当に良かったです。
国内では絶対にわからない考え方の違いを実感できました。
From:大上直哉@大阪校3期生(新潟県出身・同志社大学4年)
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