平成24年(2012)【9月8日(土)】 大西恵子先生(大西恵子事務所 代表) 『コミュニケーション学』
【1日の流れ】
・朝礼
・大阪歴史博物館を見学(テーマを決める為に軽く)
・新聞アウトプット
・テーマについて調べる(展示や公開されている文献より)
・終礼
【気付き】
大阪の歴史ということで、豊臣秀吉のことがまずは思い浮かびました。
しかし、それだけではなく商業の街大阪としての歴史や
遺跡などから何が発掘されたかなどの古代の歴史にも触れることが出来ました。
今までのベン大の授業では戦争など近代史に触れることが多かったのですが
より昔の歴史。それも生まれ育った大阪の歴史に触れることが出来たため
新たな大阪の一面を知ることが出来ていい経験となりました。
今までの歴史を知った私たち、これからの大阪の歴史に名を残すくらいデカいことを成し遂げます。
【実行宣言】
1.地元高槻の有名な武将「高山右近」以外で高槻の有名人のことを調べる。(出来れば時代ごとに)
2.大阪の維新の時期に活躍した人物「五代友厚」について調べる
【感想】
事前にHPをさらっと見ただけだったのですが、今度はあまり戦争とは関係ないことを
展示している場所だと知り、何を学ぼうか、いろいろと悩みました。
しかし、京都研修でも触れた「維新」をテーマに調べていると
ずっと住んでいる大阪でもまだまだ分からないことが多いと気づかされました。
また、プレゼン能力では完全にみんなより劣っているなと感じさせられました。
真剣に伝えたいという気持ちを真剣に持てなかったと今少し思います。
真剣に学び、それを伝えたいと思えばメモを見なくても頭にインプットされています。
嫌いなことでももっと真剣に取り組まないといけないなと反省しました。
真剣に取り組むためにも、体調は万全で挑めるように体調管理をしっかりします!
From:森 一樹(大阪経済大学4年)@JVU大阪校 2期生
<気付き>
今回は戦争などのテーマではない、
大きな括りでの大阪の歴史について展示されている博物館でしたので、
ついつい自分の好きな分野に絡めた見方をしてしまっていました。
ですが、他分野に絡めた見方をする事で、義務教育課程で既に見知ったモノであっても
新鮮味を持って見る事が出来たので、必ずしも悪い事ではないと感じました。
私は大阪と言えば商売というイメージから産業分野、
なかでも昔から技術の進歩を続けている「金属加工」について調べました。
このテーマについて調べるうちに、刀鍛冶の「本阿彌家」という一族にぶつかりました。
この名前を見て思い出したのですが、私の大学の一番の友人である正阿彌君の
ご先祖様が「本阿彌」という名前であり、
刀鍛冶や研磨・鑑定を生業としていたと。
歴史について調べていて自分の友人と繋がるとは、
強い縁も感じましたし、感動すら覚えました。
こうして自ら能動的に調べる事で縁が繋がりましたが、
受動的に展示を見ているだけでは、決して縁は繋がらなかったはずです。
改めて、自ら学びとる姿勢の大切さ・素晴らしさを実感しました。
また、歴史について調べる際には、現在の何らかの事柄に関連付けて話す事で、
歴史について学ぶメリットを比較的分かり易く伝えられるのではないかと感じました。
<実行する事>
・今回調べた内容以外で、現在でも応用されている技術について調べる
・今回調べた内容について、正阿彌君に直接インタビューを決行する
<感想>
大阪歴史博物館は、限られたテーマでは無く
幅広い分野の展示がされていたので、
全てを回れば、誰でも1つぐらいは興味のある展示を
見付ける事が出来るのではないか、と感じるぐらい、
この博物館が気に入りました。
1人でじっくり見るのも良いのですが、
誰かと一緒に感想を言い合いながら見て回る事で、新しい視点を貰えたり、
意外なモノとの関連性が見付けられたりと、
1つの展示からより多くの気付きを得る事が出来ました。
やはり、興味の強い分野が異なる人との
意見交換による気付きは得るものが多いです。
そういう意味では、ベンチャー大學では数少ない理系である私は非常にラッキーです。
今回、テーマについて調べた事は、終礼前にプレゼンを行いました。
自分が選んだテーマについてのプレゼンということで、内容もさることながら、
本人がどれだけそのテーマが好きなのかが物凄く伝わってきました。
また、プレゼン自体が楽しくなりつつあります。
是非とも学生マニアック講義を再び開催し、
個性を表現する・自分の思いを伝える事の喜びを感じたいです。
From:新城早人(大阪電気通信大学4年)@JVU大阪校 2期生
■気付き
大阪城が近くにあり、豊富秀吉や大阪城について
展示している施設なのかなと思いましたが、各階層に時代を振り分け、
文化等の変遷を追いかけるスタイルの施設でした。
大阪といえば、江戸時代に米の集積地としても栄えました。
私は米の流通や米価を決める方法について調べました。
調べていくと、米を落札するセリで決まった米価は飛脚によって、
全国の米価はもちろん、物価の変動に影響することがわかりました。
また、毎回米俵を持ち運びするのは大変なので、
蔵屋敷が「米2俵」などと記載された米切手を発行し、
それを用いてセリを行ない、また他の品物を売買できることがわかりました。
これらは現代の為替や株、有価証券となんら変わらないと思いました。
時代が変わって、物事の考え方や物の価値が変動しても、
基礎となるシステムは変わらないということを感じました。
■全体の感想
今回初めて進行役をさせていただき、
朝礼の進行の順序を忘れているなどありましたが、
大阪校のみなさんが助けていただき、なんとか一日を終えることができました。
あまり進行役に気を使うことがないので、実際にやってみて大変なことだと感じました。
大阪歴史博物館では多くのボランティアの方々が施設運営やガイドをしていて、
こういった方たちが働いてくれているからこそ
今回の講義が成り立っているのだなあと思い、感謝しながら観覧できました。
From:河原井徹(大阪経済大学4年)@JVU大阪校2期生