平成23年(2011)【10月29日(土)】 港健二郎監督 『監督学』
一本の作品に掛ける費用だけではなく、必要となってくる人など、普段当たり前のように
観ている映画ですが、その裏側では相当な準備が必要だという事に驚きました。
■チームとして30~40人
・現場監督となる「監督」
・映画の製作からプロデュース(宣伝)までを手がける「プロデューサー」
・監督のサポートを行う助監督(3~4人)
・撮影部隊
・照明
・録音
などなど、これだけでも「制作部」の一部。
どうして現場の責任者である監督はチームを引っ張るかというと、
逆にこれだけのメンバーが集まっているから、自然と現場は動いていくという。
監督にも2種類あって、ゲキを飛ばす「ピッチャー型」と、
淡々と進める「キャッチャー型」が存在する。
現場の空気を締める際、あらかじめ「怒られ役」を決めておく、
大勢での撮影シーンであえて「細かいところにゲキを飛ばす」など、
やはりその空気の作り方もかなり巧妙なものであった。
何事も「仕組み」「スキーム」が現場を動かす。
いかにそこに関して把握していれるか?
ある意味ビジネスも、きちんとした仕組みが出来ていれば勝手に収益は上がっていく。
一例だが、「価格比較サイト」や「アフィリエイト」などは比較的、
動きもリスクも少なくビジネスに参戦できる。
JVU(日本ベンチャー大學)大阪校1期生 川辺聖弥(大阪商業大学)
物事の裏表を見る。そして、それを不特定多数に、より多くの人に伝える。
作家は原点を常に問い直す事で、
どうやって伝えるのか・伝わるのかを模索しているのだなと感じました。
また、それを一人で行うのではなく、多くの人と一緒に作り上げて行く。
大変だけど、大変だからまたやろう!そう思える現場作りが大切なのだと学べました。
JVU(日本ベンチャー大學)大阪校1期生 住田欣哉(大阪産業大学)