平成25年(2013)【10月5日(土)】 リアル歴史学/チキンラーメン発明記念館
2013/10/05
●金儲けのためでなく明るさのために働く
インスタントラーメンの開発者は安藤百福(ももふく)という方。
インスタントラーメンを開発した想いは「社会を明るくしたい」という想いでした。
インスタントラーメンは単に食品を売っているわけではなく「時間を提供」している。
この食品を通じて人々に幸せになってもらいたい、という想いが伝わってきました。
そのため、せっかくの特許も公開し、インスタントラーメンが発展
していくようにしました。
ベン大を通じて会う方々は、
どなたも単にお金のためだけに働いている、とは考えていらっしゃらない。
自分自身も何のために働くか?を明確にしなければならないと感じました。
●日常の中に発明は転がっている。
画期的なインスタントラーメンの開発方法を学ぶことができました。
いくつか例を挙げます。ラーメンのフタは、飛行機の機内食の
マカダミアナッツのフタを見て、思いつかれました。
また、カップを麺にかぶせる方法は自分が宙吊りになったことから。
そもそも、カップラーメンを開発しようとした理由は、欧米の方が
箸を使わなかったことにあります。
このように、開発のきっかけや理由はとても平凡なものでした。
しかし、安藤百福さんは、小さなきっかけに気付くことができました。
気付くかどうか? これが成功のカギを握ると感じました。
●時は命なり
この言葉は記念館の入り口にありました。時は「金」ではなく
「命」と書かれてあり、初めは意味が分かりませんでした。
刻一刻と刻まれています。つまり命が一秒一秒刻まれている。
だから、切迫感を持って生きるべし。
私の周りの人で、切迫感を持っている人は少ない。
私自身もこの切迫感が全くありませんでした。講義に50分も
遅刻してしまいました。自分の考えの甘さが時間の使い方に
現れていました。本当に反省しました。
●生産しやすい商品を開発の第一目標にしてはいけない!
カップラーメンの開発にあたって、安田百福さんが口にした言葉です。
まず、理想を作り、次に生産設備を作り、理想通りの商品を作るべし。
生産しやすい商品を開発の第一目標にしてはならない。
自分の目標に関して、妥協した目標であってはならない、と感じました。
いかに理想を実現させるために、努力をするかどうかが大切だと感じました。
●実行すること
日報の気づきを毎回4つ書く
●感想
インスタントラーメンは、手軽なもので当たり前なもの、としてとらえていました。
しかし、記念館ではラーメンに込められた情熱が伝わってきました。
宇宙食であったり、飢餓を救うなどまだまだインスタントラーメンの
活躍は広まりそうです。
自分は理系であるのにも関わらず、発見や気づきに対して情熱が
足りないと感じる記念館でした。
From:大上直哉@大阪校3期生(新潟県出身・同志社大学4年)
--------------------------------------------------------
コメント
コメントはありません