平成25年(2013)【6月27日(木)】 事業創造/鳥越昇一郎先生(マーケティングウィング鳥越事務所 代表)
2013/06/27
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●1日の流れ
1、朝礼
2、鳥越昇一郎先生による『事業創造』
3、学生の事前課題発表
4、終礼
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●気付き
・志を立てる重要性
鳥越先生はベンチャー大学の意義と志についてお話してくれました。
志を立てない毎日は風船のようになり、目的もなく生きている。
志があれば生き生きして時間がたつのが惜しくなる。
社長の方々の行動を見ていると、時間を大切にしていると感じる
瞬間が多々あります。まさに志を具体化しているのは紛れもなく
社長の方々であると思いました。
自分の志を深く考えられる瞬間は学生である今しかないので、
このベンチャー大学で自分の夢ではなく志を明確にし、具体化して
いきたいです。
・志を持つと周りもついてくる
リビアス様はベンチャー企業で日々新しいことに挑戦している。
大西社長の両親の志が今の大西社長に伝わり、アジア一の企業を
目指す志になっている。鳥越先生はリビアス様を例にいかに志が伝わり、
周りが付いてくるのかを説明していただきました。孫の代まで
志を伝え、周りを幸せにすることができる。志を持つことで環境が
変わり、自分の生き方が変わっていくと感じました。社長の方で
両親の仕事を継ぐ人がいるのも志の影響が強いんだと感じました。
・事業のカギはお客様の不十分満足にある
事業を行う上で、社会に対して貢献できることや利益を
上げれることも大切であり、安定成長することも必要である。
安定成長のためにはお客様満足戦略をベースにしなければ
ならない。お客様の満足度は五段階に分類される。
最低の評価である非常に不満を抱えているお客様(テロリスト)は
黙って去るから、不満の実態もつかめない。しかし、不十分満足は
お客様が把握していない潜在的なニーズを秘めており、
事業創造のカギとなる。今まで、不満に耳を傾けることを
避けてきました。しかし、不満の中にヒントがあると思い、
不満に向き合っていきたいです。
●実行すること
ベン大や銀行など、自分がかかわることについての不十分満足を
二日に一つ得られるよう行動する。
●感想
事業創造学はとても新鮮でした。私はベン大生にもかかわらず、
新しいことから逃げていました。この貴重な機会を機に、
自分の事業を一年かけて作り上げていきたいです。
何をするためにベン大に入ったのかよく考え直します。
事前課題では深くまで詰めることができず、不十分でしたが
鳥越先生に問題点をしっかり指摘してもらいました。ありがとうございました。
せっかく講義をしてもらったにもかかわらず、事前準備が足りませんでした。
鳥越先生は講義の前に、大西社長の関西学生道を読んでいらして、
お話の中にも出していました。それに比べ自分は講師の方についての
調べが甘かったと感じました。講義を受ける準備を大切にします。
From:大上直哉(新潟県出身、同志社大学4年)JVU大阪校3期生
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●講義での気付き
・「志」と「夢」は同じではない
鳥越先生の講義で夢を追うのではなく、志を高く持つことの
重要さを教えて頂きました。漠然と持つのではなく、
志を明確にし、具体化するまで考え続ける事でベンチャー精神が
鍛えられることを学びました。
私は事前に与えられていた課題が全然出来ませんでした。
志が明確ではないまま作ってしまったので、今回出来なかった事を
反省し、自分の志をもう一度考え直します。
・「今やっておかないと、一生後悔する」
志を立てないまま生きている人と、自分の決めた志に向けて
生きている人の違いは歴然であり、今この瞬間を本気で頑張らないと
いけないと一生後悔してしまいます。今回鳥越先生に活を入れて頂き、
気合いが入りました。誇り高いベンチャー大學のOBになるために、
ベンチャー精神を常に持って精進していきます。
・「お客様満足を第一に考える」
実際にお金を出して頂くのはお客様であり、お客様の「要求」に応え、
お客様が期待されている事以上の+αを提供する事を常に考えて
いかなければなりません。潜在的なニーズを発見し受動的な姿勢
ではなく、能動的に行動するために自分に出来る事は何か、
もっともっと煮詰めて考えて行きます。
●実行すること
会社を立ち上げて成功している人に関する書籍を一冊以上読む。
●感想
事業創造学を受ける前までは、「志」と「夢」の違いもよく
分かっていなかったのですが、講義を聞いていく中で「志」を
持つことがどれだけ大切であるかを知り、大変貴重な時間を
経験する事が出来ました。周りのベンチャー大學生の事業発表を
聞いて自分の力不足を認識しました。事前課題における消極的な
行動を反省し、与えられたチャンスをしっかりと出来るように頑張ります。
今回の講義で頂いたテキストを何度も復習して勉強します。
From:和泉拓磨(兵庫県出身、大阪経済大学4年)JVU大阪校3期生
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●講義の気付き
・事業創造との出会い
事前課題として新規事業について考えてみたが内容が詰められ
なかった。常日頃からそういったことにアンテナを
向けられていなかったからだろう。結果的に既に存在する事業の改変、
程度にしか昇華出来なかった。だからこそ今回の講義は自分に
とって新しい発見ばかりであった。初めて事業を創造することと出会い、
実際に考えてみて、詰められていないところを指摘していただいた。
その中でも特に印象深かったのが、鳥越先生が私の発表の後に
していただいたアドバイスであった。「全く新しい事業を思いつく
ことだけが事業創造ではないのです。既存のサービスの改善点や
不満点を中心に見つけ、それをコツコツと見直していき、
それが積み重なった時にビッグビジネスとなるのです。」
この言葉を聞いた時、なんだか自分の発表に自信が持てるようになった。
・「志」を求める
米国と比べると、現在の日本は新しく創業されるベンチャー事業が
少ない事を教えていただいた。なぜなのか。ベンチャー事業を
展開するにあたって必要な「志」。今の日本人にはこの志が
"具体化"されていない。仮に将来やりたいことがあったとしても
それを明確にし、具体化しなければ志にはならない。
必要なのは志を具体化するということ。それが事業創造の
第一歩となり、ビジネスプランとなる。
・自分にあった事業創造の見つけ方
事前課題を始める時にまずぶつかった壁なのだが、「自分が
本当にやりたい事業とはなんなのだろうか。」と思い悩んだ。
そのことに関して、鳥越先生は講義内で、事業の見つけ方は、
「先天的な動機」と「後天的な動機」の二種類があると仰っていた。
特に先天的な動機は内的な要因が強く、今までの自分の人生で
得てきたものなどが重要になってくる。それを踏まえた上で
鳥越先生は、自分の夢を50個以上書きだす事を勧められた。
単純な事でいいので沢山書きだして、それを積み上げると、
自分のミッション(=自分にあった事業)が見えてくるのだという。
●実行すること
夢、やりたいことを50個以上書きだしてそこから自分の
ミッションを一つ見つける。
●全体の感想
みなさんお疲れ様でした。今回の事業創造。自分には関わりが
無いと思っていたのですが、実際に講義を受けてみると
それがとても身近なことのように感じられて、とても意欲が
掻き立てられました。しかし、それと同時に、私たちの為に
時間を割いてまで講義を行なってくださった鳥越先生に対して、
大変失礼な姿勢で臨んでしまったと後悔しました。ですが、
いくら悔やんでも仕方がないので、今回の講義で得た事を
そのままにしておかず、自分なりに昇華していきたいと強く
感じました。それが講義をしていただいた鳥越先生への自分なりの
御礼になると信じているからです。
From:平尾悠祐(京都府出身、京都産業大学4年)JVU大阪校3期生
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