【平成25年3月19日(火)・20日(水)】 『知覧・卒業合宿&卒業式』
2013/03/19
【2日間の流れ】
1日目
・知覧特攻平和会見学
・勉強会(特攻にいたるまでの歴史)
・中條高徳学長による講義
・夕食
・懇親会
2日目
・早朝散策(三角兵舎跡→ 戦闘指揮所跡→ 特攻平和観音堂→復 元三角兵舎 )
・朝食
・女将さんによる講話
・DVD「俺は君のためにこそ死ににいく」鑑賞
・ホタル館見学
・全国各校の卒業証書授与式(中條高徳学長)
・バスの中でアウトプット
○気付き
・戦後教育の捉え方
戦後教育によって骨抜きにされた日本人が悪いのでは無い。
完全に骨抜きにして、アメリカの敵にならないようにされるぐらい、
日本人は優れており、恐れられていた。
無意識に悲観的に捉え過ぎている可能性に気付く。
アメリカがそこまでするほどに日本人が優れてたと思うと、
漠然とではあるが自信が湧いてくる。
その自信を土台として、自らを強く持ち、成長する事が大切。
戦後教育による害は、これからの教育によって取り返せる。
先ずは自分が正しく学び、それを伝える事が必要。
・今の自分に出来る事
どんな大きな目標であっても、まず必要なのは今の自分の小さな一歩。
今の我々の生活を築いて下さったのは、先人の方々の努力のお陰。
つまり、私たちの小さくとも確実な努力が、後世の生活の礎になる。
先人に恥じぬように努力するチャンスを逃していないかと、
改めて日常を振り返る。
・生きている意味
「生かされている」=「すべき事がある」
ただ生きているだけではいけない。
必死に生きなければ、生きたくとも生きれなかった方々に失礼。
1日1日をどう生きるかで、一生が決まる。
何の為に・誰の為に行動するのかを常に考え、
自分本位な行動を減らしていけば、
世の中に貢献出来る人生になるはず。
やりたいと感じた事・すべきと感じた事は、出来るだけ早く実行に移す。
・実行する事
この半年間にやりたい事のリストを作成し、
出来る事を前提としてスケジュールを組む。
今週中に具体的に最低3つ。
実際に出来たかどうかより、
まずやろうとして考え・動く習慣を身に付ける事が目的。
○感想
・知覧研修
これまでに「知覧」という言葉や、
それにまつわる話を聴いていたので、
現地に赴き直接感じる機会を心待ちにしていました。
想像以上に意識せずとも感じさせられるモノもあり、
普段の生活で如何に感性が使われていないのかを感じました。
感性を鍛えてから知覧に行くべきだと思っていましたが、
知覧に行ったからこそ、感性を鍛えて貰えたようにも感じています。
歴史というものを随分遠いモノだと感じていましたが、
現地で直接感じさせて頂く事で、
決して他人事ではないと気付かせて頂きました。
もっと早くこれに気付いていれば、
歴史が嫌いにならずに済んだようにも思います。
・JVU分校卒業式
これが大阪校最後の日であったにも関わらず、
その実感はありませんでした。
それは、現実を受け止めていなかった訳ではありません。
ベンチャー大學で出会った方々とは、
並大抵ではない強い縁を感じています。
だからこそ、もう一生会えない訳ではないと感じていたからです。
遠方の方でも、自ら会おうと思い行動すれば、
思いもよらぬ形で実現したりもしました。
諦めなければ・縁がちゃんと繋がってさえいれば、必ず会えます。
先ずは自分が会えると信じる事から。
出来ない理由なんかより、出来る理由が溢れてきます。
これも、ベンチャー大學で学ばせて貰った成果です。
卒業式にて、大阪校のみならず
他の分校の方々も様々な道に進む事を改めて感じました。
ですが、こうした濃い時間を共に過ごした仲間との縁は、
そう簡単には切れません。
必ず再開出来ると信じているからこそ、
その時に恥ずかしい姿で居る訳にはいきません。
ベンチャー大學という恵まれた環境に甘えず、
これからも自ら成長を続けます。
この日報を御覧の皆様、本当に有難う御座います。
社会に出てより成長した姿で、再びこの感謝の気持ちを
伝えに行かせて頂きます。
From:新城早人(大阪電気通信大学)JVU大阪校2期生
●気づき
知覧に訪れたのは今回で二回目でしたが、
一度目とはまた違った気づきがありました。一
度目に来た時は出来る限り情報収集することを目的としたために、
あまり感情を表に出しませんでした。
しかし、今回はあえて感じるままに感じてみようと
研修を受けさせて頂きました。
そうするとなかなか言語化出来ない何かが、
私の中にふつふつとこみ上げてきました。
感じたことは我々は想いを託されているのだということです。
特攻隊の方々の遺書を拝見させて頂きましたが、
【清く死にに行きます、人生に悔いなし】などと書いてありました。
しかしそれは検閲を逃れたり、残してきたご両親や妻を
少しでも想うことから書いた遺書でした。
本当はまだまだ生きたくて仕方なかったはずです。
しかし祖国を守るためには命を捨てる他ない。
そんな極限状態の中で綴られた遺書には、
沢山の想いが詰め込まれていました。
もっともっと生きたかったはずです。
しかしそれを投げ打ってくれたおかげで、
今の我々が存在出来ております。
そのことを常に胸に持ち、感謝の志を忘れてはいけないと感じました。
そしてその想いを後世に託し続けなければならないのです。
日本が特攻隊という力にすがった時もありました。
連合軍に追い詰められた日本には他に何もありませんでした。
しかし散っていった方々は人の可能性を信じていたはずです。
未来とは、今とは違う時間、より良き世界を指す言葉であるはずです。
しかし今は閉塞感漂う不安の象徴のような言葉で使われています。
そこには散っていった方々の夢見た人の進化と調和はありません。
日本人としての名を受け継ぐ者として、知覧を知る者として、
私たちには責任があります。
現実を現実と受け入れるだけではその責任は果たせません。
理屈では消せない怨みや、後悔があるかもしれません。
それでもその悲しみを捨てることなく、また囚われることなく
受けとめて託すことが大切だと思います。
託されて、託して生き続けるんです。
どんなに辛い道であってもです。
●実行宣言
知的で、優しく、逞しい産業人として生き抜く。
直近の目標は、知覧で感じた託された想いについて10名以上に話す。
●全体を通しての感想
皆で知覧にこれて良かった。その一言につきます。
志を確かに持つ方々と同席出来て、
私もとても多くのことを感じさせて頂きました。
ベンチャー大學では様々なことを学ばさせて頂きました。
その全てがあったからこそ今の私を形作っています。
遅ればせながら、やっと社会人のスタートラインに
立たせて頂けたと思います。
ベンチャー大學を卒業することになりましたが、
必ずや御恩をお返しに行かせて頂きます。
どうかこれからもよろしくお願いします。
From:玉川黎(京都産業大学)@JVU大阪校 2期生
◎気づき
・今の日本は滅びてしまう要素を満たしている
中條学長が、こういう民族は滅びるという
3つの要素を教えてくださりました。
夢を語らない、心が貧弱、自国の歴史を学ばないの3つです。
お話を聞きながら、これらがすべて現在の日本に
当てはまってしまうと感じました。
教育が何よりの原因なのかもしれませんが、
これからの子どもたちに学びを与えるのは私たちです。
学校で教えられないようなことを子どもたちに伝えます。
日本は素晴らしい国です。
・死ぬ覚悟よりは生きる覚悟の方が大きい
特攻隊員の方は、国を守るために死亡率100%の作戦を実行しました。
その裏には大きな覚悟が必要だと感じました。
しかし、それ以上に国を守るため、
もしくは国を変えるために生き残る方が
大きな覚悟が必要だと女将さんのお話で知りました。
国を守るには、常に行動し続けなければいけません。
亡くなられた特攻隊員の方のためにも、自分だけでなく、
国や会社、周りの環境のために行動することを心がけます。
・目の輝き
女将さんのお話の中で、覚悟を持った人は
目が輝いているというものがありました。
そして、その日の目の輝きを一番始めに見るのは、
起きてから洗面台に立つ自分だということも聞きました。
つまり、1日の始めに見る目の輝きは、
自分のその日の状態を表していうものだと感じました。
普段から、大阪校の大西さんや新城君は
目の輝きが強いと感じていましたし、
今回の研修でも熊本校の内山さんは
目力が他の学生とは違うと感じました。
私はというと、いつも眠たそうな目をしています。
一日の計は起床後にあり、
起きたあとに気持ちを引き締めようと思いました。
◎実行すること
毎朝起きた時に、「今日も気合全開で頑張るぞ!」と口に出し、
ギラギラした目になっているか洗面台でチェックする。
◎感想
・知覧研修
様々な方から、知覧に行くと本当の感謝を知ることができる
ということを聞いていましたが、特攻隊員の遺書を読んだり、
女将さんのお話を聞いている時にそれを強く感じました。
私の祖父は、飛行訓練の学校に通っていたそうで、
戦中は通信室に居たそうです。
その際、戦場に行った同期の方は皆亡くなったそうです。
もし祖父が戦場に行っていれば、
私が生まれてくることもありませんでした。
このように生かされているということの意味を考え、
やれることをやろうと感じました。
そこでできる一番簡単なことが周りの方への感謝です。
普段できることはもちろんのこと、
今回学んだ特攻隊のことを他人に伝えるのも感謝の一環だと思います。
それこそが日本が真の平和に羽ばたける
"永遠の翼"となると確信しています。
・ベンチャー大學卒業式
中條学長のお話を聞いたあとの懇親会で、
私は他の分校の学生と夢を語り合いました。
中條学長は今の若者は夢がないということをおっしゃっていましたが、ベンチャー大學の学生は例外だと懇親会で感じました。
やはり、ベンチャー大學で学んだ若者は、夢とそれに対するプロセスもきちんと練っているんだ、と強く感じました。
私も4月から大阪校の事務局となります。
学生が夢と志を見つけれるようにサポートし、
ベンチャー大學に通うことは素晴らしい
と思ってもらえるように尽力します。
また、この日は私たちのベンチャー大學の最後の日でもありました。
私は事務局をやるということもあり、
最後という感覚はなかったのですが、
徳島校の香川さんの卒業証書をもらったあとのスピーチを聞き、
「ああ、このメンバーで会うことももうないんだ」と気づかされました。
当たり前のように講義に行き、当たり前のように仲間と笑っていて、
当たり前のように夢を語っていた日々が終わります。
しかしそれは、大西社長はじめリビアスの皆様、
事務局の平岡さんと大西さん、
何より、酸いも甘いも一緒に経験してきた学生の皆がいたからこそ、
得ることができたんだと強く思っています。
ベンチャー大學での経験で得たものを大切に、
社会人でも我以外皆師の精神で頑張ります。
From:森一樹(大阪経済大学)JVU大阪校2期生
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