平成27年(2015)【3月8日(日)】 フィリピンインターンシップ生とのディスカッション
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●1日の流れ
1、フィリピンインターンシップ生とのディスカッション(スカイプ会議)
2、東南アジア研究会の気づきの共有(井出/秋田/西尾/小川)
3、知覧の事前学習
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●気付き
・グローバルリーダーとは①
第一に、多様な価値観を受け入れられる人、
第二に、人を惹きつける魅力がある人、
第三に、メンタルが強い人、だと思います。
・グローバルリーダーとは②
外国人の部下を持つとき、歴史や文化など、相手の背景を知ることは必要です。
しかし、それは外国人に限らず、部下を持つということは、相手の考えや
生まれ育った背景などを知らなければなりません。
そう考えると、リーダーになるということも、グローバルリーダーになるということも
同じだと気付きました。
・当事者意識
事業を考えるとき、「これができたらいいよね」「あれがあればいいね」ではなく
「自分だったらこうする」という目線に立つことが必要です。
自分の能力・立場を知り、相手が求めていることに対して自分は何ができるかを
考える事がビジネスだと思いました。
●感想
初めに、フィリピンにいるインターンシップ生とのディスカッションを行いました。
同じように日本の未来を真剣に考える若者同士、とても刺激的で、熱い場でした。
「グローバルリーダーとは」という議題で話したときや、事業計画のフィードバックを
行った際などは、今まで私たちがベンチャー大學で教わってきたことをそのまま
アウトプットできる場面が何度かありました。
自分が伝えたり教えたりする場に立ってみて、改めてベンチャー大學での気付きが
腹に落ちているということを認識できたのは良かったです。
From:小川唯菜@名古屋校2期生(愛知県出身、南山大学4年)
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●HHBizインターンシップ生とのディスカッション
・日本はこれからどうなっていくのか?
これから日本はリスクがあります。今回のディスカッションでは
「人」「経済」「雇用」という点においてリスクがあるという話になりました。
まず「人」の部分では少子高齢化や教育システム、これからの日本を支えていく
若者の安定志向、皆と同じがいい精神などがあげられます。
「経済」においては、GDPの急激的な上昇が見込めないのと、雇用の点での
機械化によって格差は広がっていくと考えました。
「雇用」の点においては、人間の仕事が機械化されていくことが予測できるので
働く場所が失われていくことも予想できます。
・グローバル・リーダーとはどんな人?
様々な意見や、文化の違いの中で、柔軟に受け入れて、尚且つ自分の意見も
言えることがリーダーには必要かと思います。
また、人から尊敬されたり「ついていきたい」と思えるような魅力も必要と考えました。
体言出来ていない人のところには人は集まりません。また、自分自身で自分を
コントロールできる精神力も必須です。
・外国人の部下をもつにあたっての準備
そもそも準備ということがおかしい。外国人だろうが日本人だろうが同じ人という
点において、準備ではなく「心構え」という結論に至りました。
ただ、日本人を部下にもっても心構えは変わらないです。
・デジタルサイネージ営業戦略
主に、フィリピンでインターンを行っている学生にフィードバックする形でした。
いつも社長に言われている「数字」のことを話しました。
案を出すことはできるけれども実際に、どれくらいのお金がかかって、
回収が見込めるのか?などもフィードバックしました。
・東南アジア個人のプレゼンを聞いて
社長の見ているポイントと自分たちのポイントが違うということ。
自分たちが 本当にやるという視点になっていない「~なったらいいな」が多い。
実際に自分がやるならという視点になっていなかった。
今私達ができる事というのは、本当に小さな事なのかもしれない。
人を巻き込んでやっていく力が必要だし、そのためにはリーダーにならないといけない。
また、話を聞いている中でタイへの新規参入は難しい。
また、カンボジアが発展するには時間がもう少しかかるということを聞いて、
日本が発展した時期に起きた兆候がカンボジアにも見られたら、
カンボジアも発展していくのではと感じた。
東南アジアにお金や人、成長の垣根がなくなれば、東南アジア統一といった動きも
みられるかもしれない。
●感想
インターン生と話して刺激をもらうことが出来ました。
また、日本人としての魅力、強みもあるのでそれを海外に出していくことができたらとも思いました。自分事として考えながら、外を見ていく習慣を身につけます。
From:工藤夢生@名古屋校2期生(東京都出身)
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●気づき
・準備しようと考える時点で日本人思考
ぶち当たって改善。最近こそあまりなくなりましたが、考えすぎてなかなか
行動に移せないということがよくありました。こういった日本人思考が
日本の成長の鈍化につながっているのだろうと考えました。
また、無意識に日本人、外国人と言う認識に凝り固まってしまっていると
いうことにも気づかされました。
・観光は「過去から今」、視察は「今から未来(どうすれば良いか)」
小川さんのこの意見に、改めて私は観光してしまっていたのだということに気づきました。
「ものの見方がまだまだ」と言われる原因は、「今後どうすれば良いか」という
ところまで考えが至っていなかったから、「ここでビジネスをするなら」という視点が
甘かったからなのだと気づきました。
・大きなことに目を向けすぎて、想像もつかないし、自分事にできていない
結局人任せで、自分では実現可能性がかなり低いことばかりを理想論として
述べてばかりいたから、ただの浅い意見の出し合いになっていたということに気づきました。
目の前の小さなことも実現できないのに、かっこいいことばかりを述べていても
意味がなく、「頭が良くなったつもりでいるだけ」と言われてきた意味がやっと落ちました。
●感想
スカイプ会議では、インターン生の子たちは海外経験も豊富で私の考えとは
ずれがありましたが、そういうところが非常に勉強になり、良い機会でした。
なんだかんだ私も日本人思考なのだという気づました。
今後もっともっと日本や自分自身を客観視できるようにならなければ、
ぬるま湯に浸かったままで生き残れないという危機感も感じました。
また、東南アジアの気づき共有では、上記に挙げた通り
今まで校長に言われ続けてきたことの意味をやっと理解することができました。
行く前にしっかりと理解できていたら…というところもありますが、
これに気づけたことが大きな収穫としておきます。
本日もたくさんの学びができました。このような機会をいただき、ありがとうございました。
From:西尾亜梨紗@名古屋校2期生(岐阜県出身、名城大学4年)
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●気付き
・プレゼンをするということは、自分の中の情報を整理するということ
何か物事を発表するときに、自分の中で情報が整理できていないと
言葉を話すことも出来ないし、それをキチンと自分の持ちうる100%の力で
相手に理解できるものを提供することは出来ないということに気付きました。
・準備が大切だということ
上記をプレゼンする際に、今までも教わってきていたとおり、
準備に時間をかける必要性の重要性に気付くことが出来ました。
準備をすることで予め用意していた内容の整理ができたり、
実際に発表する際のシミュレーションや時間管理を行うことができ、
当日の時間削減の機転を効かせることも容易くなるということに気づきました。
●感想
前回の講義で教わった論理的な思考はどこに当てはまるのか、
他人の発表を通じてそれを共有してもらうことで、自分達が今までどういう風に
見られてきていたのか、どういう所に至らなさがあったのか気付くことが出来ました。
内容的にはまだまだ整理に時間がかかりますが、何に意識を当てなければ
ならないのかを考えることで、どこに焦点が当たっていないのかを探れることに気付けました。
今後も実践していく事で、更に論理的思考に磨きをかけていきます。
From:井出晃資@名古屋校2期生(静岡県出身、名古屋大学4年)
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●気づき
・時間と質
話し合いをする際に、タイムマネジメントはとても重要である。
しかし、それでそれぞれの人の意見をないがしろにしては質が下がる。
時間を区切って、その時間内に終わらせ切るというのが重要である。
・他者との意見共有
同じような想いを持っている人でも環境が違えば、異なる意見・視点を持つ。
JVU内で話し合うこともとても重要だが、それ以外の人々と意見交換することも大切。
●感想
途中からの参加で学びが中途半端になってしまった。しっかりと時間を確保し、
全力で学べるように調整をしたい。
また、お互いに指摘し合うことはとても重要だし、有意義なことではあるが
課題がある中でそれをする時間を取ることは適切ではない。
もっと別の時間、または普段から指摘し合い、課題の時間は課題に集中できるようにする。
From:秋田大輝@名古屋校2期生(岐阜県出身、南山大学4年)
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