名古屋校ブログ

日本ベンチャー大學名古屋校の講義の様子をお伝えします。

平成26年 8/4(月)・5(火) もうひとつの特攻隊 人間魚雷「回天」大津島合宿

2014/08/04
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●合宿スケジュール
8月4日(月):合宿1日目
1、回天訓練基地跡を眺める
2、回天記念館見学、松本館長の講話
3、山近社長講義「歴史と人間力」
4、ディスカッション「領土問題や原子力について」
5、名古屋校・桑野校長のお話
6、懇親会

8月5日(火):合宿2日目
1、ラジオ体操、ヤッホー体操
2、回天訓練基地跡まで散策
3、『出口のない海』で回天の具体的解説
4、全員でディスカッション
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●気付き
・報恩謝徳
回天で亡くなった人がいるから今の日本があって、今私は生きている。
その恩には報いなければなりません。
自分だけの命ではなくて、他人から与えられた命だと意識して生きていこうと思いました。

・若者が日本を背負う
大津島に集まったのは自分と同じ20歳前後の若者でした。
彼らは「若者がこれからの日本を背負う」という意識を持って、
日本の未来のために特攻をしたのだと思います。
時代が変わっても、若者が日本を背負わねばならないという事実は変わりません。

・歴史を学んで
教育がGHQに押さえられた以上、自ら学びに行かなければ正しい歴史認識を
得ることはできなくなっています。
私はやっと正しい歴史認識への入り口に立ったところですが、
それを知った上で、自分はどう行動していくのか、を真剣に考えなければなりません。

●感想
回天の若者は死ぬことが本意だったかというと、決してそんなことは
なかったと思います。死にたいか?死にたくないか?と聞かれたら、死にたくないと答えたはずです。

それでも、もし自分が回天特攻隊の一員で、あの当時あの場所に生きていたらと
想像すると、やはり同じように「国のため」と理由付けをして特攻していたと思います。
死にたいだなんて思っていなくても、他に選択肢がないので特攻するしかなかったのだと思います。

そのようになくなった命があるからこそ、今の日本があって、
私も生まれてここにいると思うと、回天の方たちには多大な恩を感じます。
145名の死が無駄にならないように、日本という国と、自分たちの命は
絶対に大切に守っていかなければならないと思いました。

From:小川唯菜@名古屋校2期生(南山大学4年)
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●気付き
先人のお陰で我々は生まれ、今の日本があることを感謝しなければならない。
歴史を学ぶだけではなく、戦時中になくなった人のためにも次世代の子供たちに
伝えていくのが我々の義務だと思います。

以前、山近社長の講義で、風が吹けば倒れる会社が多い、とお聞きして、
今回の5K・・・気づき•決定•行動•継続•覚醒での最後の「覚醒」を
できていない会社は時代に乗り遅れている会社なのかな?と思いました。

急激に変化するこのご時世でこれから生き残る会社は時代の流れに柔軟に
対応しお客様へ時代のニーズに合ったモノ、サービスを生み出せるのが
「覚醒」している会社ではないかなと僕は解釈しました。

●感想
回天合宿に参加する前に「特攻の島」という漫画を読んで参加しましたが
実際に現地で五感で感じるのとは、緊迫感があり全然違いました。
事前に特攻の島を読んでいったことで、主人公の気持ちなどを
想像しながら研修に望むことができました。
次世代の子供達に伝えて行くには私自身が歴史についての知識を増やし
もっと深いところまで勉強しなければならないです。
今元局長の講義の日本人=戦争=領土問題=原子力はすべて背景はつながっている。
これから外交関係、誰が利権にぶら下がっているのか?など考えながら考察します。

From:河合駿輝@名古屋校2期生(中京大学4年)
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●気づき
自分と同年代の人々が、本当に自分の命を捨てて、戦ったということ。
しかも、親たちを心配させないように死ぬ直前まで配慮をしていた。
今の日本人と比べるなと言われても無理な話だ。

また、世論・教育・政治が国を動かすということ。政治だけでなく、
民主主義の日本では、世論も大きな要素のひとつである。
ものごとを考える上で、そのことを忘れてはいけない。
さらに、報恩謝徳。たくさんのものを受け取っている自分たちがそれに報いて、
感謝をするというのは当然のことである。言い換えれば、
当たり前の事実に感謝の心を持てということ。

●感想
自分と同じ年代の人たちが回天を作った。そして、それに乗って
命をかけて戦った。その事実を知るだけでも、今の自分の環境が幸せだと感じました。
それと同時に、自分の甘さも強く感じます。あの頃の人たちが求めていた国、
人たちにぼくらはなれているんでしょうか?

また、これまでは名古屋校だけで学んでいましたが、今回、初めて
東京校と合同でした。他の場所でも同じように学んでいる人がいることを
実感できて、新たなライバルができたように感じます。
名古屋校は負けません。

From:秋田大輝@名古屋校2期生(南山大学4年)
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●気付き
「回天に乗り、国のために命を落とした若者達は、どんな想いで戦場に向かったのか?」
それは置かれている時代と環境の違う私には、想像することはできても
真に理解することはできない。しかし、その人たちが居てくださったからこそ、
今の自分が居るかもしれない。英霊の皆様に感謝し、生きていることに感謝し、
恵まれた環境・多く選択肢がある環境に置かれていることに感謝しなければならない。

歴史を学ぶことを目標にしてはいけない。歴史を学ぶことで、それを行動に移し、
自分の力にする。また、歴史を学ぶことで5K(気付きの力、決定の力、行動力、
経営・継続、覚醒)を身に付ける、習慣付ける。

『なぜ?』という問題意識を常に持つこと。問題意識を常に持つことで、
自分で調べ、自分で行動し、実行に移していく。

報恩謝徳―その徳に感謝して受けた恩に対して自分のできる限りのことを
しようという気持ちを大切にする。

●感想
回天合宿に行く前に、戦争のことについて学び、山本五十六のDVDを観て、
特攻の島を読んで、戦争に関する知識を頭に入れていきましたが、
座学により戦争のことを学ぶことと、実際回天訓練基地跡を訪れるのでは、
感じ方は雲泥の差でした。回天記念館で自分と同い年の若者、
もしくは自分より年下の若者の遺影を目の当たりにしたとき、
本当に心が苦しくなりました。しかし、戦争でなくなられた英霊の方達は、
悲しまれることを望んでいるわけではないと思います。
回天で亡くなった若者達が本当に望んでいた『平和』な時代に生きていることに感謝し、
日々過ごさなければいけない、と心から思いました。

また、将来の宣言についても、とても考えさせられました。
回天でなくなった若者達にも、夢はあったはず。
しかし、時代の流れから特攻や回天志願を
せざるを得なかったのかもしれません。将来や夢の選択が無数にあり、
恵まれた環境に置かれているのは、本当に有り難い事です。
命を繋いできてくださったご先祖様に感謝です。

From:板津奈々美@名古屋校2期生(金城学院大学4年)
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●気づき
・先人のおかげで私は生まれ、生かされている。そのことや平和であることを
当たり前と思わず、すべてに感謝。
・特攻隊の方々も人間であり、気持ちは私たちと変わらず、
やりたいことだってたくさんあっただろう。その方たちの分も
平和の中に生まれた私たちが果たし、未来につなげる義務が私たちにはある。
・「あと何回ごはんが食べられるか」。そんなこと考えたことがなかった。
日々後悔しないように生きたいと改めて感じた。

●感想
私よりも年下の子も日本のために、大切な人のために覚悟し犠牲になってくれたと
考えると、私たちはなんて呑気に過ごしているのだろうと恥ずかしくなりました。
あの時代と今で何が違うのだろうと考えた時に一番違うと思ったのは、
危機感・使命感だと思います。今国民一人一人が真剣に現状を学び考え、
しっかりと義務を果たす・真剣に選挙に臨むことがまず最低限のことです。
私も含め、それをせずに批判をする権利はないと思いました。

池田さんの「平和を愛しなさい」という言葉が印象的でした。
平和な時代に生まれ生き、平和という事を“当たり前"と思っていた
自分に気づきました。私たちがこうして生きていることはすべてが"当たり前"でなく、
本当にすべてに感謝すべきと改めて思いました。

感謝の気持ちを改めて感じ、生きる意味・死ぬ意味について今までになく
考えることができたと思います。あの時代は決して感覚がおかしかったわけでなく、
特攻隊の方々も恐怖と苦しみでいっぱいだったのでしょう。
「出口のない海」の回天発進のシーンも印象的でした。レバーを引く=死。
とても震えており、自分だったらと考えるとぞっとしました。
犠牲になってくださった方々のおかげで私たちは平和に生きています。

このような非常に大切なことに気づけるベン大に出会えたこと、
学ばせて頂けるという事に改めて感謝し、私はなんて幸せなのだろう、と感じました。
このような場を設けていただき、私たちのためにたくさんの貴重なお時間を
割いていただき、本当に感謝です。
ただ生きて一生を終えるのでなく、人のため・未来のために生きたいです。
そして、この感覚を忘れることなく、
感謝の気持ちを持って頑張ります。もっと勉強してこれらのことを伝えていき、
心・行動を動かせるような人間になります。
本当にありがとうございました。

From:西尾亜梨紗@名古屋校2期生(岐阜県出身、名城大学4年)
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<気づき>
●ベンチャー大學東京校との交流
初めて東京校の皆さんとお会いしましたが、皆さん坊主頭でびっくりしました。
名古屋校とは違うカラーを持っており、新鮮さを感じました。
ただ、声の大きさや貪欲さは、名古屋校は負けてはいないと思います!!
今後も交流する機会があるので、情報を共有し合って互いに高めあえたらと思います!!

●回天
フェリーで大津島に移動した際に感じたことは、何があるかわからない島に、
日本の勝利に貢献できる期待を込めて向かっていたのだと思いました。
その想いを持って「回天」について知らされたとき、自分と同じくらいの
年の若者は何を思ったのだろう。
あまりにも過酷すぎる運命に、心が痛みます。
生きて帰ってくることが出来ない。
大切な家族や恋人に会うことも出来ない。
死に向かって訓練。
一緒に訓練していた仲間が目の前で死んでいく。
いつの時代にも、大切な人を残して死に向かって努力したいと思う人がいるのでしょうか。
今の私たちのように「これをやりたい!」「これが私の夢です!」と
言うことすらできなかった。「国の為に!」「自国の為に死んできます!」が
彼らの夢だったはずがありません。

私は、回天に搭乗したわけでもないですし、目の前で仲間を亡くしたわけでもありません。
だから、本当の彼らの気持ちというのは分かりません。が、想像することは出来ます。
やりたいことがあったと思います。
何故自分がやらなければならないのかと思ったはずです。
大切な人の傍にいたいはずです。
過酷な訓練などしたくなかったと思います。
仲間が死んでいくことに耐えきれなかったと思います。
生きたいと思ったはずです。
ですが、彼らがいなければ今の私はありません。
日本の未来の為に死んでいった先人たちが今の日本を見たときに何を思うでしょう。
先人たちに胸を張って顔向けができるリーダーにならないと申し訳ないです。
人の痛みを自分の痛みのように捉え、感じることが出来る。
これはリーダーにとって必要な素質だと思います。忘れることがないよう、
未来の子供たちに受け継いでいかなければならないことです。
先人たちに感謝し、私も感謝される人間に必ずなります。

●感想
この日報を作成していて涙が出てきました。
今の私はダメダメで、本当に申し訳ない気持ちでいっぱいです。
分かっているのに行動が伴わない。最低ですね。
先人たちは、様々な想いを犠牲にして未来の日本の為に命を捧げてくれました。
そして今、たくさんの方が時間やお金を投資し、数ある選択肢の中から
ベン大を選んで講義を行ってくださっています。
たくさんの人の犠牲の上にベン大という素晴らしい学びの場があります。
感謝することは出来ます。その感謝を行動で示していきます。
必ず、未来のリーダーとなり、本当に沈み逝く日本を救う一助となります。

From:工藤夢生@名古屋校2期生
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●気づき
・無知の知
私はこの回天合宿で自分の無知さに自覚しました。人間魚雷『回天』をはじめ、
ヤルタ会談からの領土問題、原子力発電が武器に成りえる可能性のこと、
戦争責任を最後まで天皇のことを責めなかった日本人のことなど、単語であったり
表面的なことは知っていしたが、深くはわからないことだらけでした。
物事の本質が見つめること、裏を読むことができず、踊らされている国民の一人だったのです。

・何のために
回天に乗って発信していった兵士達は、日本、もしくは守るべき人がいる
日本のために、様々な想いを残し命を懸け、敵に当たっていきました。

資料館や映像、残った人からのお話の詰まった回天訓練基地跡に
訪れることにより、先代の方々が残していった想いに気づくことができました。

・軽い
全体へのアウトプットの際、桑野校長から言われた言葉です。現地で時間をかけて
学んだことも、アウトプットという形で自分で外に出してみると、
心が足りないせいか言葉に重みがないことに気づきました。

●感想
行くまでに様々なトラブルがあり、周りの皆様特に事務局の方に
助けていただいたおかげで合宿に参加することができました。
本当にありがとうございます。やはり、歴史というのは現地に赴き、
そこに残された想いに触れ合うことが大切だと感じました。

歴史を知ることができたら、誰かに伝えていくことの重要性も感じました。
そういう心が欠けているので、GHQ戦後教育の最高傑作と言われてしまう人に
育ってきたのかもしれません。このような機会をいただき、この夏は
日本の戦争に向き合い始めることができた夏休みとなりました。
今では戦前から生きている祖母と戦争についてお話しする機会も増えました。

また、図らずしもで縁のあった東京校の方々、橋本さん、満尾君とも、
陳さん加え台湾の方々、そして事務局の方々に出会えたことにより
とても思い出深い回天合宿となりました。またぜひお会いしたいです!

From:藤田泰平@名古屋校2期生(中京大学4年)
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