名古屋校ブログ

日本ベンチャー大學名古屋校の講義の様子をお伝えします。

平成26年(2014)【5月3日(土)】 武士道の精神/桑野隆司先生(株式会社ピアズ代表取締役)

2014/05/03 23:21:45
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●1日の流れ
10:00 新聞ディスカッション
13:00 歴史ウォーク「斉藤道三編」振り返り
   両親へ感謝のアウトプット
14:30 「武士道の精神」/桑野隆司校長(株式会社ピアズ代表取締役)
   ・武士道について
   ・書籍紹介(新渡戸稲造著)
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●気付き
<歴史ウォーク振り返り>
・大義を持つこと
手段を選ばない斎藤道三は敵が多かったはずです。
それでも道三についていく人はいて、彼らを惹きつけたのは
「不公平な世の中を良くしたい」という大義でした。

「リーダー=他人を引っ張る力が強い人」と思っていましたが、
たとえ力づくで引っ張っても共感できる大義がなければ付いて来ないし、
反対に魅力的な大義を示せば、引っ張る力が強くなくても自然と
周りの人は付いて来るのかな、と感じました。

<武士道>
・武士道=リーダー教育
武士とは生まれながらリーダーになることを義務付けられた
存在だと学びました。よって武士道はリーダー教育であるといえます。

その中身を見てみると、リーダーのあるべき姿の本質を
突いていると思いました。例えば国のためならば
自分を犠牲にするのは当然という考えや、心を強く持って
間違っていることには刃向かう勇気を持つこと、そして
弱者に対してでも思いやりを持って接することなどが挙げられます。

また、たとえリーダーにならなくても武士道から学べることは
多くあると感じます。現代日本は物質的に豊かでも精神的には貧しいと
言われますが、それを解決するにあたって、武士道が重要なキーに
なるのでは、と思いました。

●感想
武士道について勉強したのは初めてで、その内容の崇高さに
衝撃を受けました。
自分でなく他人を守ることを美徳とし、信念は死んでも曲げないこと。
そして国のためのリーダーになるという義務を果たすことが
最高の栄誉、などといった精神文化が日本には奈良時代から
あったと知り、私は日本人として生まれたことを誇りに思いました。

私には世界中に日本の良さを広めたいという夢があります。
日本の良さといえば高い技術力かな?と漠然と思っていましたが、
今回の講義を受け、日本の精神文化こそが日本が一番輸出すべき
日本の良さなのかもしれないと感じました。
方向性が少しだけ見えてきそうな気がしたので、これをヒントに
自分の夢について真剣に考え直したいと思いました。

From:小川唯菜@名古屋校2期生(南山大学)
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●気づき
・歴史ウォーク斉藤道三振り返り
1週間経過したが、意外にも道三について記憶が残っていた。
興味を持って自らの足で歩いて経験したことは、
記憶に残りやすいと感じた。

・両親への感謝のアウトプット
各家庭でそれぞれご両親の反応は異なれど、
共通しているのは、ご両親・お礼を伝えた側、皆がほっこりした
良い雰囲気になったこと。
感謝することのありがたみを改めて実感した。
感謝はスタートに過ぎないので、これから本当の恩返しを
行ってゆく。

・武士道について
日本に武士道のように優れた考え方が存在したこと。
日本には聖徳太子の時代から十七条の憲法を基礎とした
和の精神が存在したこと。
日本人がなぜ和を重んじる国民なのか、そのルーツを知ることができた。

アメリカとの戦争で日本が失った財産が武士道であった。
現在の日本にリーダーが減っている原因がGHQが行った結果であること。
武士道について、日本人ながらまったく知らなかった
無知の自分に気付けた。

●感想
日経新聞の読合せは、もっと具体的にビジネスチックに意見を
交わせるようになりたいと思った。

斉藤道三の振返りでは、改めて大義をもつことの重要性を感じた。
親への感謝へのアウトプットでは、感謝を伝えたことが
新たなスタートだと再認識した。

また、武士道へ非常に興味を持った。
リーダー論は海外の自己啓発本が多かったが、本質としては
この武士道にすべて詰まっていると思った。
新渡戸稲造が海外に解説したということに衝撃を受けた。

日本のサッカーのサムライブルーは侍を象徴しているが、
サッカーだけでなく、世界の人が侍→武士→武士道を学ぶ
きっかけにできないか、と感じた。

From:神谷栄多@名古屋校2期生(愛知県出身・名古屋情報産業専門学校卒)
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●気づき
・日経新聞アウトプット
毎日、日経新聞の考察を上げることの難しさや情報、知識が大切だと
いう事を知りました。 知らないことが多いと、考察もまともに
出来ないし、考察に説得力が無くなってしまうという事に気づきました。

・両親への感謝
日頃、口に出せない感謝の言葉は伝えることが終わりではなく、
ここからがスタートという事。 口に出して意を伝えた後には、
行動で恩を返していかなければならない。
受けた恩を人に返していくことは、リーダーにとってとても
必要なことに気づきました。

・「武士道」その心は?
武士というのは、生まれながらにリーダーと決められ、
一国を背負うことを約束されている人たちでした。
義、勇、仁、礼、信、忠、智、名誉、克己がリーダーのあるべき
姿であり、果たす成果に対して命を懸けて取り組んでいて、
自分への戒めがすごい人たちだと思いました。自分の為ではなく、
世の為に尽くし、筋道を通して死んでいくその姿は儚くもあり、
美しい生き様です。
「武士道」という日本古くからの教育システムがあり、
自分で自分を戒め、実践することで、秩序を保っていた。
その心を今の現代人は失っていると思う。

●感想
「武士道」について勉強したのは初めてで、その心意気、信念に
感動しました。
自分の為ではなく世の為、人の為に尽くすことを美徳とし、
筋道を通して歩み死んでいくその姿は、儚くもあり美しい
武士=リーダーのあるべき姿だと思いました。

このような、義、勇、仁、礼、信、忠、智、名誉、克己という
教えが日本にあるという事を誇りに思いましたし、日本人に
生まれて本当に幸せです。
武士のように、誰にも譲ることのない大義を掲げ、筋道を通し、
生きていくことが出来たら、ビジョンも明確になり、
多くの人を魅了することが出来るはずです。

「武士道」という教えを早くに知ることが出来て、本当に良かったです。
有難うございました。

From:工藤夢生@名古屋校2期生(都立飛鳥高等学校卒)
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●気づき
・感謝を言って終わりでなく始まりであり、恩返しとして
 行動に移していくことが大事。
・武士道はリーダー力であり、上に立つ者には必要な精神である。
・日本人の美徳は武士道の考えによるものであるということ
・武士道を他国は脅威と思い、戦後GHQに押さえつけられ
 現在のようになってしまったということ。

●感想
武士道のことは全く知らなかったのですが、リーダー力として
どれも本当に大切なことだと思いました。
スーパーウーマンと呼んでいただけるような人間になるには
武士道を心に置き、行動できるようにならねばと感じました。
「信」の「武士に二言はない」という言葉が特に心に残りました。
有言実行を私はほとんどできてこなかったので、逃げずに
立ち向かおうと改めて決意しましたし、言葉を発するということの
重みも感じました。

From:西尾亜梨紗@名古屋校2期生(岐阜県出身、名城大学)
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●気付き
目標は具体的にするべきである。なぜなら、目標までのプロセスが
立てられないため。
戦国時代平和な世の中にするためには、戦って勝つしかなかった。
終わり良ければすべて良し。戦国時代はプロセスよりも結果を
重視していた。現代は、プロセスがよければ失敗しても得ることがある
風潮があるが、生きるか死ぬかの戦国時代。時代背景から見て
結果がすべては時代に即していたと思った。
親に恩を返す。親にしてもらったことをすべて返すことは不可能である。
ですので、感謝の気持ちを心に持ち続けること。
武士道=日本人が持っている行動する上で大切な心得。

●感想
武士道は、日本人である上でとても大切な行動指針になるのでは
ないだろうか。しかし、それを学校で学ばないことは人生で
損しているように思える。武士に二言はないと言うが、有言実行は難しい。

From:安藤大輔@名古屋校2期生(中央大学)
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●気付き
武士道とは、江戸時代という比較的争いが少なくなった頃に定まった
“人として、武士として、日本人としての在り方"だということ。
また、武士とは生まれながらにしてリーダーになることを
義務付けられた、いわばエリート集団として育てられたが故に、
一家一国を守る責任感を、一人一人が持っていたということ。

成らぬことはならぬ、そして自分が間違っていると思うことに対しては、
命を投げ打ってまで信念を貫く、という気持ちが強いからこそ、
世の中の秩序が正されていったという面が大きいと感じました。

●感想
武士道とは、自分が思っているよりも、ずっと深いものでした。
自分の信念を貫くという『信』、相手のためにならないことは
自分の命を捨ててでも止めるという『忠』、相手に対する思いやり・感謝
という『礼』、義・勇・仁・礼・信・忠・智・名誉・克己、
9つの言葉には、それぞれ神儒仏から由来される、深い意味が込められて
いるのだと知りました。
新渡戸稲造の本を読み、さらに理解を深めていきたいと思います。

また、今回の講義で、切腹という概念に対しても見方が変わりました。
自分の責任を果たすための切腹、責任を果たし終わったという切腹、
忠誠心から来る切腹、切腹には様々な理由があったのだと思いますが、
自分の命を投げ打ってまで、自分自身のメッセージ・大義、
そして信念があったという点に感銘を受けました。

自分自身がこの時代に生きていて、武士だったとしたら、
どのような信念・大義を持っていただろうか、そして現代において
自分はどのような軸を持っているのだろうか?と考えさせられました。

From:板津奈々美@名古屋校2期生(金城学院大学4年)
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