平成25年(2013)【6月29日(土)】 現地歴史学/歴史ウォーク<<織田信長編>>
2013/06/29
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●1日の流れ
1、歴史ウォーク<織田信長編>
清洲城→桶狭間古戦場→安土城→本能寺
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●気づき
【リーダーの役割】
信長は組織のリーダーとしてするべき本質が分かっていたのでは
ないかと思いました。士気があるかないか分からない5000の兵よりも
士気全開の2000の兵の方が強い。トップが自信をもった
心持ちでないと部下はついてこない。信長の意思決定の様々な
シーンに現代のトップとしてすべきことが垣間見えました。
【本質を追求する】
部下に褒美を渡す基準も、本来であれば一番槍や討ち取った者に
一番の褒美が渡されるものでしたが、信長は敵を討つための
有力な情報をとってきた者に一番の褒美をとらせていました。
そうすると部下はそれを見てそういった行動が一番大事なこと
なのだと理解するようにもなります。信長なりのやり方を
そういった褒美などで形容していたのではないか、本質を理解して
いたからこそ、そういった常識ではない行動が取れたのではないかと思いました。
●実行すること
・本質を理解する、追求する
物事の本質は相手の立場や構造などをしっかり理解していないと
理解できないことだと最近気づきを得たので、企画を考える
際などにも、小手先の考えやテクニックなどでごまかさずに
常に本質を追求する行動をとっていきます。
●全体の感想
前回の歴史ウォークは参加できなかったので今回初めての
参加となりましたが、歴史上の偉人からは学べることがとても多く、
経営者の方々の話を聞く時に似た感覚がありました。
やはり人の生き方や考え方に触れる、成功・失敗体験に触れると
いうことは大切なことだと思いました。
今回学んだことをしっかりと実践に落とすことで、知識を知恵に変えていきます。
From:金堂孔輔(愛知県出身、中京大学4年)JVU名古屋校1期生
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●【講義の気づき】
1.本質的な目標からブレない(桶狭間での意思決定にて)
まず1つに、桶狭間における織田信長の意思決定での場面です。
織田信長は、今川義元と戦う際に兵力で大きな差があり、
家臣たちが籠城を主張する中でも城をでて戦うことを貫きました。
最終的な目標があり、そこから手段を間違えないことは本当に
すごいことであると考えます。見栄や下らないプライドがあると、
本来やるべきことではないことを選択してしまいがちです。
私も、信長のように設置した目標からその場しのぎのために
ズレていかないようにします。そのために、頻繁に自問自答しながら
または人の手を借りながらズレを修正していけるようにします。
2.本質的な人事評価 (戦後の論功行賞にて)
次に、信長の本質を大切にした人事評価から学んだ部分です。
織田信長は、狭間の大戦後信長は、論功行賞を行いました。
その際に信長は、一番槍をあげたものや首級をあげたものではなく、
桶狭間にて今川軍休んでいることを伝えたものに一番の褒美を
あたえました。これは現代でも大切にされていく部分だと思いました。
どうしても、目に見える部分で成果を上げているひとを讃えて
しまいがちです。しかし、目に見えた結果が出るまでに縁の下の
力持ち的な人々が多く存在し力になってくれています。
私自身もそうした人々も大切にしながら、本質見抜く力を得られるようにします。
3.本質から逃げない強さ (信長の人生を通して)
最後は、信長の人生を通して学んだ点です。それは、本質から
逃げない強さです。信長は、奇行やその気性の激しさが目に
付きがちです。しかし、手段としては賛否両論あるものの突き通そうと
した部分は本質的なものばかりであると考えました。信長は形骸化した
公家へは見抜きもせず、堕落した僧呂や寺への不満から比叡山を
焼打ちにしました。普通の人であったら、変化や改革が必要であると
思ってもなかなか踏み切ることが出来ずに、生ぬるい湯につかった
ままだと思います。もしかすると本質さえ気づけないかもしれません。
本質に気づけ、本質から逃げない信長は本当に凄いリーダーであったと
感じます。 私も、現段階が本質からズレていると気づいたときには、
大変だから時間がないからと本質から逃げないように気持ちを強く持ち、
前にすすみます。
【実行すること】
●本質を考えながら行動する!!!
日常の生活の中でも、本質を意識しながら行動していきます。
たとえば、計画を立てるときには、その場しのぎの計画になって
いないか見直し、目標に向かっている過程で本質的な最終地点から
ズレていたないか確認しながら進みます。また、本質から逃げない
強さを得るために、信長のような歴史上の人物や周りの尊敬できる人たち
に逢って、モチベーションをあげていきます。
【全体の感想】
今回の歴史ウォークも学びや気づきが多い、大変有意義な時間でした。
実際のゆかりある地を順番に周りながら、お話を聞けるのは本当に
貴重なことであると思います。本当にありがとうございます。また、
歴史上の人物としては最も有名な人物だといっても過言ではない、
織田信長について整理できたことはとてもスッキリしました。
今後も、お手本にするという意識で色々な歴史上の人物から学びを得ていきます。
From:岩田奈々(愛知県出身、三重大学4年)JVU名古屋校1期生
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●気付き
・トップに立つ人間の宿命
今回の歴史ウォークを通じて、「トップに立つ人間の宿命」を感じました。
トップに立つまでも、トップに立った後も、覚悟を決めて大きなリスクを
取らなければならない。そして、トップに立ち活躍をすれば、周りから
狙われるようになり、時には信用している人にさえも裏切られる…。
そんな宿命を背負いながら、最後まで戦いきった信長の人生が
とてもかっこいいと思いました。
・固定観念に捉われずリスクをとること
桶狭間で、籠城が定石であると反対されつつも、城を出て戦うことを
選んだ信長の意思決定がとても印象的でした。勝つためには、
今までと同じことや、人と同じことをしていてはいけないし、他の人が
とりたがらないリスクをとることで道が開けるのだと感じました。
・Grow or Die
この時代の人は、本当の意味で命がけで戦っていて、常に生きるか
死ぬかの勝負。信長の戦いざまを聞きながら、ユニクロの柳井社長の
「グローバル経済とはGrow or Die」という言葉を思い出しました。
その言葉を初めて聞いたときには、ピンと来なかったのですが、
武士の時代と一緒なのかなと思いました。本当の命がかかっていなくても、
甘えてはいられません。
●実行すること
・Grow or Die?を意識する
・人と違った思いきったことをしてみる
●全体の感想
2回目の歴史ウォーク"織田信長編"も充実した1日となりました。
リーダーの思考を知ることは、リーダーを目指す人も、フォロワー
にも必要なことです。織田信長の生涯に加えて、桑野社長の実体験の
お話も聞くことができ、今日もたくさんの気付きを得ることができました。
次回の歴史ウォークも楽しみです。ありがとうございました!
From:森美穂子(愛知県出身、南山大学4年)JVU名古屋校1期生
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●気付き
・漢字に弱い。
資料を読み上げるときに、スムーズに読む事が出来ませんでした。
より多くの本を読んで、対処致します。→まずは武士道を読んで、
漢字対策と武士道への理解を深めます。
・状況に反応する事と本質から考える事
トップにはかならず必要となる思考法ですね。戦国時代は、勝てば
富・名声を手に入れる事が出来るが、負ければ本当の意味で死を
意味します。そんな時代の中、桶狭間の戦いでは、敵が攻めてきて、
信長以外の人々は、自軍より数倍も規模の大きい軍隊がせめて
来たことを受け、定石通り篭城を提案しました。しかし、信長は、
そもそも勝つ為にはどうしたらいいのかと一歩下がって考えることで、
篭城以外の戦術を思いつき、勝利しました。
状況に単純に反応するのではなく、そもそもその反応(篭城)をとる
目的・経緯を考えることが必要だと感じました。そこから新しい発想
(代替案:情報戦による奇計)を生み出し、実行する力ももちろん必要ですが。
ビジネスで考えると、ビジネスモデルを考えるときにも必要だなと
感じます。今あるサービスなどでも、なんでそれが必要なのか。
目的が達成される代替案は?と考えるとイノベーションを起こせると
考えられます。郵便馬車が鉄道になったように。
・トップは孤独になりすぎると失敗する
天才は孤独とよく言われたりしますが、天才信長が最後に部下に
殺されたのも、それの行き過ぎだったと考えられます。自分の考えが
周囲に伝わりきらず、誤解を生み、謀叛を起こされる事になって
しまいます。特に奇行の多かった信長を、理解できる人も少なく、
敵も多くなっていってしまったと考えられます。理解を得られるように、
考えに至った経緯や、目的から話し、共有することは必要だと感じました。
ビジネスで考えると、トップの意思決定を共有するときに、同時に、
なぜそれに決まったのか、狙いはなんなのかまで伝えられると、
社員も理解して、その上で自分には何が必要なのかを考える事が
出来るようになるとも考えられます。ただ、それをやり過ぎれば、
社員に自分で考える力を付けさせる機会損失に陥りますが。。。
狙いや経緯を考えてみてくれと一言添えると、いいかもしれません。
・ビジネスに置き換えて考える
前回の歴史ウォークからですが、やはり歴史をただただ知るだけでは
意味が少ないと考えます。そこから何が得られるかが大切です。
ただ、そこから何が得られるかを知るだけでも不十分です。それを
実生活やビジネスに置き換えてリアルに落とし込んでみることも必要です。
しかし、それでも不十分です。やはり実行までしなくては意味をなさないです。
●実行すること
・新渡戸稲造の武士道を読む。漢字に強くなる目的と、武士道への理解を深める目的です。
・一つ一つの考え事に、定石通り反応するのを辞めて、目的は?
それなら定石以上に効果を発揮する代替案は??と一考する。
プレゼン資料作成や企画書作成の時に、考えずに定番の形から
入るのを辞めて、一度伝えたいことと、それを伝えるためには、
どういった手法があるのかを考えるようにします。
・相手に理解されるように、伝える情報量と伝え方を考えながら
話します。まずは、JVUの中から実施していきます。
●全体の感想
歴史ウォークを通して得られるものは、表面的なテクニックという
よりも、むしろ本質的な考え方などです。今回の織田信長編では、
トップの思考法について考えさせられました。今後も歴史ウォークを
通して本質的な事を学べたらと思います。それをただの情報と
しての知識で終わらせない事も大切です。と自分に言い聞かせております。
From:加藤将仁(愛知県出身、中京大学4年)JVU名古屋校1期生
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●気づき
〈信長の素質〉
桶狭間での勇敢な意思決定、情報戦を重視した人事評価、
鉄砲隊の発明など。当時の常識では考えられないアイディアを生み出し、
それを淡々とやってのける信長の才能は本当にすごいと思いました。
常識にとらわれず、それを貫き通す勇気を持つことが必要なんだと感じました。
〈アメとムチの使い方〉
部下の士気のあげ方が上手かったと感じました。普通なら負けてしまう、
と考える場面においても自ら立ち上がったり、残酷なとこがあっても
なんやなんやついてくる人がいたり、部下を巻き込むということに
優れていたのかなと感じました。
〈リーダーの苦悩〉
トップに立てば影響力がある一方で周囲からたたかれる可能性も
存分にある...ということを次々とできる信長包囲網を学んで
感じました。倒しても新たな敵が出てきたり、謀反を企てられたり、
落ち着いて寝れなかったのだろうなと思うと、信長のタフさを
感じました。また、選択の責任も全て負います。リーダーとしての
魅力でもあり、大変さでもあり、考えさせられました。
●実行すること
・士気を上げる
⇒執筆に参加してくれるみんながどうしたら楽しく仕事できるか、
士気を上げることも意識して指示をだす。
・リーダーの話を聞く
⇒学生の今だからこそ、ひとりでも多くの経営者に会いお話を聞く。
●全体の感想
2回目の歴史ウォークでした。前回の道三から繋げられる部分があり、
前回より人物を意識しながらウォークすることができました。
特に本能寺では、この辺りで信長が自害したのか...と思うと、
それまでの大変さを勉強した後だったので感慨深かったです。
歴史をより感じながら参加できました。
From:村上永里子(岐阜県出身、名古屋大学4年)JVU名古屋校1期生
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●気付き
【勝つためにどうすればいいのか】
桶狭間の戦いにおいて、籠城を提案した重臣たちとは反対に、
織田信長は出軍を主張しました。結果的に勝利したために
格好良く聞こえますが、負ける確率のほうが高い中での攻めの決断は
なかなかできることではないと思います。しかし『攻めは最大の守り』
とも言うように、いかなる時も『攻めの気持ち』が大切だと思いました。
【情報の大切さ】
信長は桶狭間の戦いの論功行賞として、今川軍が桶狭間で昼食を
とっていることを伝えた梁田政綱に褒美を与えました。この情報が
あったからこそ、戦いに勝利できたと言ってもいいと思います。
それくらい情報を早く伝えること、人が知らない情報を入手することは
大切です。普段からの報連相や情報収集の重要性に気づきました。
【リスク覚悟で自分の信念を貫く】
リスクを恐れて安定をとるか、リスク覚悟で自分の信念を貫くか、
織田信長は後者を徹底していたように思います。つい人は楽な道を
選びたがりますが、『迷った時は辛い道を選ぶ』ことが、
後々の自分の糧になっていき、成功に繋がると思いました。
●実行すること
・迷った時は辛い道を選ぶ
・情報に敏感になる
→通ったことのない道を通る
→新聞を読む
●全体の感想
織田信長編では、リーダーとしての宿命を学ぶことが出来ました。
リーダーには、周りの反対を押し切り、リスクの高い意思決定を
迫られる時もあります。桶狭間の戦い以降の織田信長は、少し残酷な
面が目立つように思いましたが、孤独だったのかもしれません。
注目されると応援してくれる人も増える一方で、批判する人も
増えていきます。オセロの黒を白に変えていくように、リーダーには
周りを変えていく影響力、強い想いが必要だと改めて気づきました。
自分にそんな影響力や強い想いがあるのか自信はありませんが、
ベン大を通して、少しでも身につけていきたいです。
また、この時代の意思決定は生死を分けるほどのものだったと思うと、
果たして今それほど必死になって生きているのか、と考えさせられました。
From:榊原瑞季(三重県出身、中京大学4年)JVU名古屋校1期生
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