徳島校ブログ

日本ベンチャー大學徳島校の講義の様子をお伝えします。

【平成24年12月8日(土)】 『株式会社いろどり訪問』 『シェアビジネス学』大西正泰先生(地域活性コンサルタント)

2012/12/08
●1日の流れ

・上勝 株式会社いろどり訪問

・シェアカフェ ルイ*ルイ ランチ

・地域活性コンサルタント大西正泰さんによる
シェアビジネスの講義

・鈴江社長のお誕生日祝い


●気づき
・ 四国で一番小さな町、上勝町はいろどり農家を日本で初めて始めた。
 企業し30年培われた技術とシステムで現在、彩の市場シェア8割を誇る。
 取り扱う葉は320種類以上。

・ 自分が変わらないと世の中は変わらない。
 時代にあわせて自分を作っても何も変わらない。

・ 変人でないと企業家になれない。変人であること、それは人と違う視点を持っているということ。人とは違うそのギャップにビジネスチャンスがある。

・ 地域活性のゴールは人口増加にある。

・ 田舎でビジネスをする上で、独占企業が作りやすいという利点がある。

・ 1勝9敗。上手く行かなかった事業もたくさんある。挑戦し続けるから打率が上がる。

・ life+love=happy + life-love=sad
→2life=happy+sad
→life=1/2happy+1/2sad

・ 名刺は常に持ち歩く!財布に入れる!

・ 2chの世界を体感する。

・ 1勝9敗!新しいことに挑戦しよう!

●最後に

鈴江社長!お誕生日おめでとうございます!!
これからも自分に素直でかっこいい鈴江社長でいて下さい!!

今日のベンチャー大學で上勝町に初めて行きました。
きれいな水と澄んだ空気、初雪もきれいでした。彩農家もはじめからうまくいったわけではなく、少ない人数から自分達で研究し、勉強し、広げていきました。あきらめないで進み続けたから今の結果がありました。成果が出るまでは時間がかかるかもしれないけれど、信じて歩き続ける勇気をもらいました。

From:香川奈央(徳島大学)JVU徳島校1期生


●気づき
・世の中を人と違った目線で見ている ギャップを持った人(この場では変態と呼んでいました)
そのギャップに目をつけ、ビジネスモデルとして提示
自分が世の中に適用するように 流れるままに生きている。
バブルを知らない子どもたち、ゆとり教育の象徴
平ら成生まれのわれわれ世代
今後の経済悪化なども見通して、世の中に自分が合わせるのではなく
「世の中が 自分に 合わせていく」ような 社会を一人一人が作っていく必要がある。

Q,しかし、新たなビジネス需要が高まっている今なぜ、年々起業家が減っているのか?
→身近に ロールモデルがいないから
ああ、あんなふうになりたい!というビジョンが身近に見えなければ夢を抱きにくい
→キャッシュフローのように、楽しんでビジネスをプランするという教育が少ない
ロールモデルをもっと提示する必要がある。

Qどんなビジネスが うけるのか?
→ほしいけど、ここにはないもの インフラ
→そのために、社会動態を分析したり、時間 24Hを利用して どんなニーズがあり
何回転できるか、など逆算していく必要もある ☆新発見

Q上勝のインフラとは?
昔→女性、高齢者の働ける場所がない
→女性の方が元気な現状
今→いろどり事業は 午前中の短期決戦
→つまり昼から暇。昼からもお年寄りたちが働けるようなビジネスモデルがニーズ ☆新発見

Q地域活性化のゴールとは?
→人口増加である。
→人々が元気になり、経済が発展、循環し、過疎地域に人が来て、
子どもが増えることこそ真のビジョン

・学生は魅力がないからいい人の資産をつまみぐい
→学生のうちは 自分がいいと思う人にひたすら付いて回る。
→自分がいいと思う人の知人には 同じように いい と感じるひととつながっている
→あとから 自分のなかで すり合わせしていけばそれで良い 若いうちは。
→私が日ごろから感じていることだった。
  アンテナをはって 自分がピンと来た人とかかわっていく。


・積極的にSADを取って行け!!
人生はhappyとsad が半分ずつでできている。
自ら苦労して、sad を取りに行くということはあとから幸せがくるということ
起業して積極的に 苦労 失敗 挫折を若いうちに掴んでおけ!
Life+love=Happy

●実践すること
・起業セミナーに参加
・柳井さん著 「1勝9敗」 を読む→ 挑戦し続け売るということは 打率が上がるということ
・2ch見る → 批判しはじめたときが 潮時という
・気になった単語
【山間学校 、サテライトオフィス(神山)、トレーディングダービー、
ソーシャルベンチャー、アグリツーリズ】

●感想
踊子の舞台を用意する、踊子は呼ぶ、舞台だけ用意する
ビジネスプランを提示してお手伝いをする、という 事業は
すごく斬新で 魅力に思えました。
常々、かすかに思っていました。起業もいい。
夢を見つけるのが夢と言っていましたが
今はいっぱい夢があります。
山近社長、鈴江社長、ありがとうございます。

From:上田恵子(徳島大学)JVU徳島校1期生


●気付き
・上勝町は四国一小さな町
→人口1891人 869戸 高齢者の割合が約50%

・上勝町は元々蜜柑産業で盛んだったが、30年前に蜜柑の木が全滅。
そのために代わりの産業として考えだされたのが彩。
・彩(いろどり)とは、刺身などの飾りに使われているツマの産業。
 市場の8割を占めている。年商2億。
・最初は葉っぱを売ることに生産者達は抵抗があり、参加者が大変少なかった。
 しかし、創業者の横石知二さんの頑張りにより、ツマが売れ出し、
 生産者も増えていった。現在は約400人が参加。
・彩が成り立っている理由は、高齢者の方たちの豊富な経験と知識、
 そして、320種類以上のツマが育つ環境があるから。
 枯渇を防ぐためにツマ(植物)を育てたり、探し当てるには多くの知識が必要。
・ツマは新鮮さが重要で、尚且つ必要なときに必要なだけ出荷しなければいけない。
 そのため生産者とのやり取りや管理が重要。そのためにタブレットが導入されている。
 そのタブレットのおかげで、高齢者達がカメラや日記を書いたりして生き生きしている。
・人は誰でも主役になれる。
・地域活性のゴールは人口増加。
・地区に合ったビジネスを考えることが大切。
・いきなり起業しようとするから怖い。
 少しずつ少しずつ経験を積むことで怖いということがなくなる。
・人とは違う物事の考え方や視点、ギャップがビジネスチャンス。
・自分が変わらないと世の中は変わらない。
・1勝9敗 失敗はよくある。やり続けることが大事。

これからやること
・映画の「人生 いろどり」をみる

●感想
ビジネスをするには、その土地のことや社会を分析し、さらに、多くの知識が必要だということを改めて思いました。また、起業家の方たちは、人とは違う視線や考え方を備えていることに大変尊敬しました。ベンチャー大学に入ったことで、尊敬できる人が凄く増えました。この恵まれている環境を大切にし、もっともっと自分を磨いていきます。


From:國村一貴(徳島大学)JVU徳島校1期生

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