平成24年(2012)【6月23日(土)】 『現地歴史学 ~徳富兄弟記念館、四時軒』
2012/06/23
1.やったこと
ラジオ体操
環境整備
朝礼
新聞アウトプット
歴史散策(徳富記念館、四時軒見学)
2.講義の気付き
・歴史は流れにそって学ぶ方が良い
歴史の流れは、小楠→ジェーンズ→徳富家だと知った。
今回は最初に、徳富記念館を訪れていた。順番があまり良くなかった。
しかし、7/14に徳富記念館を再び訪れるのでちょうど良かった。
今後歴史の勉強をする際には順番を意識する。
・横井小楠は決して裕福な武家ではなかった
人間的な魅力、熱意の高い人物だと感じた。だから周りの支援が多かったのかと思う。
・館長の方からのお話が聞けた
とても親切で熱心にお話されていた。
独学では限界があると思うし、貪欲に情報を取りに行くことが大事だと改めて感じた。
・日本の勤勉さは江戸時代にさかのぼれば分かる
この理由が分からなかった。自分で調べてみて次回質問したい。
・仏教では「人に迷惑をかけて生きる」
よく人に迷惑をかけるな とは言うが、こういう考え方があるのかと初めて知った。
やはり生きることを楽にするための物なのか
仏教などの宗教について少し学んでみたいと感じた。
3.実行すること
・周りに横井小楠について紹介する
4.感想
本日は新聞アウトプットの後、徳富記念館、四時軒を見学させて頂きました。
長年熊本に住んでいながら初めて訪ずれ、まだまだ学ぶことが多いなと感じました。
どちらの施設でも館長と代理の方のお話しが聞けたのは良かったです。
勉強不足で難しい内容もありましたが、自分で調べたり、館内を見学するだけでは得られない
貴重なお話が多くとても勉強させて頂きました。
今日学んだ横井小楠について家族や友達に紹介します。
From:森田耕司(北九州市立大学大学院修士1年)@JVU熊本校1期生
■講義の気づき
<歴史>
・今の生活、価値観のルーツをたどる
→徳富記念館の館長さんが、日本人が勤勉で時間を守るという生活は
江戸時代ではまだ考えられなあったとお話してくださった。
仕事は食べるためにあり、効率や利益を考えないで
自分のこだわりと仕事を楽しむ人が多かった。
・江戸時代、農村に住んでいた農民が今でいう地方自治を行っていた。
→日本で一番元気だったのは農民。用水路や橋は藩ではなく農民が行っていた。
・徳富蘇峰の父、一敬は横井小楠の一番弟子
→財力がない小楠先生を慕い、資金も支援していた。
・徳富蘇峰の「近世日本国民史」は事実を伝えるために書かれ、
今でも読み継がれている。
→歴史上の偉人たちがおこなってきたことを忠実に書かれ、
功績を残すために34年間かけて書いた超大作であった。
結果だけをみるのではなく、その背景やそれによって
どう変わったか、それが今の私たちの生活に生かされている。
・横井小楠は和魂洋才を重んじた。
→簡単に白黒つけるのではなく、色んな情報から日本を考え、
多くの人に影響を与えた。
思想家であって行動したのではない。
多くの書物を学び、疑問を持ち、答えは一つではないことを説いた。
・横井小楠は、外国人とうまく付き合うために人材育成と強兵が大事にした。
→世の中の変化を読み、これからの日本を守るため考えた人物。
■実行すること
・歴史の本を読み、学ぶ。
・大學卒業するまでに海外に行く。
■全体の感想
移動が多い中で、本日は改めてベンチャー大學生としての自覚を持つこと、
集団行動を取る際遅れないようにすることを実感しました。
久々に歴史の施設に行き、熊本の偉人、日本を築いた歴史がとても面白かったです。
From:内山 瑛美(熊本県立大学4年)@JVU熊本校1期生
講義の気付き
・徳富記念館で、思った以上に内容が豊富で、
想定していた時間では、見て回れなかった。
→外から見た感じだと、こじんまりとした雰囲気で、
時間がかかるとは思わなかった。
外見で判断できないなということを学んだ。
・徳富記念館で、徳富蘇峰は新島襄さんを一番の師だと言われていた。
口頭で学んだことはあまり役立てていないが、
生き方が参考になるとのことだった。
→口よりも行動で示されていた人なのかなと思う。
詳しいことは分からないが、不言実行だったのだろうか?もう少し調べてみる。
そして行動で人を尊敬させる人がどんな人なのか学ぶ。
・館長の方のお話によると、1700年以降は、都よりも農村が元気だった。
つまり農民が元気だった。熊本の通潤橋も藩はかかわっていないとのことだった。
→今と真逆。当時は自治をしっかりやっていて、地方が元気だったとのこと。
今何故元気がないのか?
・江戸時代の日本人はとても悠長で、
勤勉という日本人の気質はのちにできたとのお話をいただいた。
→今の価値観がいつできたのか調べてみることも面白いのではないか
と話されていたが、この話は初耳で、驚いたし、面白いと思う。
・ 四時軒へ行く前の昼食時に「使われたことのない人は人を使えない」
とのお話をしのさんからいただいた。
→リーダーは、下積みを重ねて、どんなリーダーについていこう
と思えるのかを身を持って知ることが大事なのかなと考えた。
ベンチャー大學は、リーダーもそれ以外も両方経験できるので、しっかり考えていく。
・横井小楠は実学をすすめていた。
→学んで、実践する。実践しなければ知っていても意味はない。
ベンチャー大學の基本である。ここを改めて心に刻む。
・身分はさほど高くなく、次男坊だったにもかかわらず、
その後の日本を動かしていくような意識の高い人たちと多数会っていた。
→噂を聞きつけて坂本竜馬や勝海舟など
幕末のヒーローと言えるような人も会いに来ていた。
身分ではなく、その人自身を見てくれる人はたくさんいるのだなと感動した。
人に会うこと、自分の意見を話すこと。この二つが大事だなと改めて実感した。
・館長代理の方からメディアリテラシー(たくさんの情報の中から、取捨選択し、
裏まで考えること)をしっかりすることが大事だと話された。
→受け取った情報をそのまま鵜呑みにせず、
自分なりに考えてみることも大事だなと感じる。
・和魂洋才の精神
→周りのいいところを取り入れつつ、己の軸をしっかり持つこと。
ここは学ぶ姿勢に言えること。
・歴史はただ調べるだけでなく、現代との接点を考えてみたりすることも大事。
→現代との接点を考えてみることで、
今の問題の解決策なども出てくるのかなと考えた。
そこから「愚者は経験に学び、賢者は歴史に学ぶ」
ということに繋がるのかなと考えた。
■全体の感想
今日は徳富記念館と四時軒に行った。
徳富記念館は、時間が全く足りず、3階まであったのに、
1階しか見ることができず、新島襄を師と仰ぐに至った話
などもっと知りたいと思った。
また7月14日に徳富記念館へ行くとのことだったので、そこでもっと学んでいく。
四時軒は行くのは2度目だが、前回とはまた違った発見があり、
横井小楠は、奥が深い人物だなと改めて感じた。
着眼点が変われば見方も変わり、歴史は見方で知れることが
変わってくるので、楽しいなと感じた。
From:牛島知之(熊本県立大学4年)@JVU熊本校1期生
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