熊本校ブログ

日本ベンチャー大學熊本校の講義の様子をお伝えします。

平成24年(2012)【5月26日(土)】 石橋 信明先生(株式会社アスリートクラブ熊本 営業部 アカウントマネージャー) 『営業学』

2012/05/26
①今日の議事録
・ラジオ体操
・朝礼
・環境整備
・新聞アウトプット
・工藤さんによる「報連相はわが身を助く」についての講義
・株式会社アスリートクラブ熊本の石橋信明先生による経営・営業学
・終礼

②講義の気づき
<報連相について>
・報連相は自分のため
→報連相の基本は上司などだが、それは上司が進捗状況を確認するためだけでなく、その人に対して助言や指摘をすることにつながる。
 周り回って自分がミスしてしまうのを防げたり、何か起こったときに迅速に対応できるようにするため。

・必要か不必要か自分で判断しない
→勝手に自分で不必要だと判断し、報告しなかったものは、相手からするとほしい情報であることが多い。
 情報をほしがっている人の視点は自分の視点と違う。
 相手が必要か不必要か判断することを肝に銘じておく。

・失敗や悪い報告こそ一番に
→中間報告という感覚がまだ身についていなかったが、この中間報告をしておくことで、助けてもらうことができる。
 事後報告では取り返しのつかないことになる。

・相談は信頼の証
→自分だけでは解決できないことは相談することで、答えやヒントがわかる。
 そうすれば次の方向性がわかる。
 さらけ出すこと、一人で解決しようとしないことが大事。


<石橋先生の講義>
・理念の落とし込み
→「県民に元気を」「子どもたちに夢を」「熊本に活力を」というものをサッカーを通じて実現するという、
 クラブ理念を持ち、熊本の会社様からスポンサーを集め、地域貢献活動を行っている。
 これが、「勝っても負けてもついてくるファン」づくりに繋がる。

・人脈を大切にする
→年俸が少なくなっても来る選手がいるのは、池谷社長の人脈があったからこそ。
 お金ではなく人の行動や考えが人を動かす。

・ネガティブな部分を伝え、問題共有する
→ロアッソ熊本はどうしても資金面が弱いため、チーム自体の弱さに繋がってしまいがち。
 だったら、スポンサー企業の商品を購入しようと思ったり、スタジアムに観戦に行ってみようと思う。
 自分たちではどうにもならない問題を私たちが貢献できないか考え、情報を取りに行くことができる。

・約束を守る
→営業を行う上、社会人として当たり前のことを当たり前にすることが本当に大事でなかなかできないこと。
 できるようにマニュアル化したりと工夫をする。

③実行すること
・報告、連絡は迅速に、自分で必要かそうでないか判断しない。
・もっと人に相談する。
・忘れ物防止のため、チェックリストを作る。
・ロアッソ熊本の試合を観戦する。

④全体の感想
本日は環境整備を会社の周りの公園を行いました。
周りから掃除することで自分を応援してくれる環境ができたように感じ気持ちよかったです。
環境整備は細かい変化に気づいたり、視点を広げたりといろんな要素があることを学びました。
また新聞アウトプットでは、自分だったらどうするかと置き換えることでより濃い討論ができ、
人ごとで終わらせないように、自分のこととして考えていきます。
午前中、報連相の講義をして頂いたのはあまりにも私たちができておらず、
社会人になった時に困らないようにという心づかいをとても感じました。
本質を見極める第一歩として、報連相をこれからしっかりと身につけていきます。
そして最後に、6月から人事異動のため、工藤さんから今村さんがベン大の事務局員となることを知りました。
環境が変化していくようにそれに合わせて自分も対応していけるよう、今まで工藤さんが
私たちに教えてきてくださったことを、私たちがしっかり今村さんに伝えていき、
今後ますます熊本校1期生を盛り上げれるようにしていきます。

From:内山 瑛美(熊本県立大学4年)@JVU熊本校1期生
講義の気付き
・朝環境整備の時、近くの公園の掃き掃除をした。
→自分たちの周囲を綺麗にするということで、学ぶ場所だけではなくその地にも感謝をすること。
 まだまだ感謝力が足りない。

・午前の報連相の講義で報連相は自分のためにすると教わる。
→上司のためなのかなと漠然と感じていたが、自分が助けを求めたりする意味で報連相があると知った。
 考えが浅かったと反省。

・連絡から報告、相談から報告
→報告とは一つの感謝の形なのかなと感じた。
 たとえば相談なら、相談にのっていただいてありがとうございます、という意味で報告をしたりするのかなと考えた。

・自分が不要と判断した情報でも相手にとっては必要な情報かもしれないから必要か否かの判断を自分でするなと教わる。
→自分で勝手に判断して報告しなかったことが多くあった。
 ベン大として名前を出したことならベン大としての看板を背負っているわけだから
自分勝手に判断せずに報告をしなければならないと今までの対応を反省。
 今後はしすぎじゃないかというほど報告することとする。
 また、上司と自分では視点が違うのだからいらないかなと思うことでも報告が必要というお話はすごく納得できた。

・失敗などの悪い報告と、いい報告では悪い報告から先にする。
→悪い報告は対応が必要な件が多く、自分では対応できない自体が多いため
助けを求める意味での報告とのことは納得。
 悪い情報ほど言いたくなかったりするが、それは自分の首を絞めるだけと心得る。

・ 中間報告と結果報告両方必要。
→何か決定事項があればその都度報告するとの考えは正直あまりなかった。
 報告は最後だけではなく、何かあるごとにするべきことと学ぶ。

・仕事をまかせるとは言っても最終決定権は上司にある
→ある意味当り前のことだが、考え付かなかった。
 しっかり知っておくことは重要。今気付くことができて良かった。

・報連相は情報共有の意味も含まれる。
→~さんに伝えたからいいや。ではダメということを気づけた。
 皆に知らせて共有することで効率を上げることができる。しっかり覚える。

・事実なのか、自分の意見なのか、推理なのかまできちんと報告する。
→ここを混在させては分かりにくいことは当たり前。意識しなかったら混在させてしまいそう。気をつける。

・石橋先生の講義で、「営業で今も学んでいる」と言われた
→人生は学び続けることだなと思う。社会人になってからも成長できるのかと考えるとわくわくする。

・ロアッソはまだ熊本の日常生活に溶け込めていないと言われた。
→改善策も考えておられ、「課題を課題のままで終わらせない」ことをされているのだなと学んだ。

・「ロアッソは勝っても負けても愛されるチームになりたい」と言われた
→スポーツの世界は、やはり結果を残すチームが愛される印象が強いが、それ以外の面も必要なのだなと感じた。これは日常にも落としこめること。

・課題はチャンス
→ピンチはチャンスと同意味か?ただ弱点を無くすのではなく、そのことについて考える機会ができたのだから、せっかくなので長所となるようにするとのことか?ポジティブでいい考えだ。

・営業で大切にしていることは「約束を守る」「相手本位にする」
→特別ひねりもないことだからこそ重要なことで、難しいことだと思った。

・「いつまでも好意に甘えていてはいけない。相手にもうまみを与えなければ」
→恩返しをするということか。私も好意に甘えている面が多大にある。返すことも意識しよう。

From:牛島知之(熊本県立大学4年)@JVU熊本校1期生

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