平成24年(2012)【4月20日(金)】 高瀬拓士先生(株式会社日本コンピュータ開発 相談役最高顧問) 『経営学』
2012/04/20
↑東京校でも1期生のときから講義いただいている高瀬先生
1.講義の気付き
・リスクのある人生ほどおもしろい。
→今までリスクのほとんどない無難な生活を過ごしてきた。
・やらない言い訳を考える必要はない。
→やらない言い訳を考えて、後悔したことがあったため、
今後はやれる方法を考える。
・大学に何をしに行っているのか。
→高いお金を払っていただいているのだから、勉強しなければ何の意味もない。
・日本人は人に依存しすぎ。
→まず自分にやれることは自分でやる。
自分で考えることも必要。
・自分の位置付けをしっかりする。
→今の自分の立場がどのようなものであるか考えれば、
何をしないといけないのかが容易に分かる。
・日本は就活で、安定を求めている
→大企業は安定のため採用している一方でリストラもしている。
・大学生が学ぶべきは最新技術ではなく、人間力と基礎学力。
→今まで学んできたのかと聞かれたら「いいえ」である。
何を学んできたのだろうかと恥ずかしくなった。
・学生と社会人のちがい
→いい仕組みなどで、恩恵を貰う側から自分も社会にgiveする立場に変わる。
・反省はしても後悔はするな
→悪かったことを反省する必要はあるが、
それ以上くよくよ考えても仕方がないのだから
ある程度で割り切ることも大切だと感じた。
・仕事は楽しくない。つらいものだ。楽しくなるかどうかは個人の責任。
→仕事選びのポイントを変えようと考えさせられた。
楽しいだけの仕事なんてあり得ない、という当たり前のことを失念していた。
2.実行すること
・社会に感心を持つために新聞を毎日読む。
・知識を得たら、その知識を利用し、どう行動できるか考え、実行に移す。
3.全体の感想
日本には本当は資源がある、日本人はその気になれば良い社会を作ることが出来るなど、
話を聞いてみれば当たり前なのだが、気付けていなかったことにたくさん気付くことができた。
間違っていても自分の意見を言う人になれば、またさらに成長できるのかな、と考えた。
J∨∪熊本校1期生 牛島知之(熊本県立大学在学)
1.気づき
・伝える力
高瀬先生は声に変化をつけ、特に伝えたいことは
声を大きくし身振り手振りを加え強調されていた。
また、高瀬先生の間合いがあり、1つの発言が短く聞き取り易かった。
・目的を確認する
自分が「何の為に大学へ行っているのか」の目的を見失わない。
元々は勉強するために大学へ入学したので、
高瀬先生言われた専門知識よりも基礎学力と人間力を学ぶ。
何の為かを自問自答する。
・質問に答える
相手の質問に的確に答える。
そのためにはその質問の本質を捉え、自分の結論を出す。
・考える
今日の講義で、自分がいかに何も考えずに生きてきたか、が気付けた。
一方的過ぎるマスコミの情報により、自分の考えまでも一方に偏っていた。
今までのは自分の意見ではなく、会った事もない人の活字の意見だった。
自分で考え、自分の意見を持ち、行動する。
・自分の位置付け
今の自分の人生、歴史、世界・社会での位置づけを行う。
そうすれば、何をすべきか方向性が見えてくる。
・和魂洋才
日本の心を持ち、西洋の技術を取り入れる。
先ずは根本の日本のことから学ぶ。
空っぽのままアメリカの真似しても意味がない。
・日本という恵まれた環境
単一民族・単一文化の社会、緑・海が豊富な資源。
いい社会があるから、いい企業がある。
この恵まれた国で生活でき、勉強することできていることに感謝する。
2.実行すること
寝る前に一日を振り返り、朝起きたとき一日の計画を立てる。
3.全体の感想
高瀬先生は2時間も立ったまま休憩なしで講義をされた。
その2時間があっという間に感じるほど
高瀬先生のお話は、熱く刺激的で面白いものでした。
誰かがやってくれると思い、何でも依存するようになった社会に生きていると、
思考まで他人任せで大多数の意見を引用しているだけになっていました。
高瀬先生が言われたように「死」をゴールと位置づけ、
ゴールした時拍手喝采をうけるように、今日出来ることをつべこべ言わずやります。
懇親会の最後にアウトプットをすることで自分の意見を主張すること、
相手の意見を聞くことのよいトレーニングになりました。
J∨∪熊本校1期生 坂田匡平(立命館アジア太平洋大学在学)
↑終了後は懇親会を行いました
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