平成25年(2013)【5月25日(土)】 【哲学カフェ・下関】只今進行中!!!
●講義の気付き
今回は、「キャリア」ついて参加された社会人の方や他大学の学生と
ディスカッションを行いました。
最初は「キャリアとは?」といった内容から討論をスタートしました。
みなさんの意見をまとめてみますと、大きく分けて2つのパターンに分かれて
いました。まず1つは、“今までの人生における自分の経歴"。もう一つは、
“これから自分がどのように生きて行きたいかという将来のビジョン"です。
これは、自分なりの解釈なのですが、英語の「carrier 」の意味も考えて、キャリアとは
“自分がこれまでに蓄えてきた経験や能力といった経歴の荷物をこれからの
将来にどのように生かしていくか(運んでいくか)"ではないかと思います。
その後、将来の自分のキャリアについて様々なディスカッションを行いました。
1、仕事の楽しさについて
好きな仕事につけば、すべてが楽しいわけではなく、むしろ辛いことの方が多い。
その中で、自分が楽しいと思えることを探すことが重要。
2、将来企業したいと考えた際、まずは、大手の企業で経験を積んだほうがよいのか?
大手の企業が良いとは限らない。大手の企業は、しっかりとした会社のシステムを
知ることができるが仕事内容が各部署に分かれているため、会社全体の仕事を経験することができない。
一方、中小企業は、様々な仕事をこなさなければならないため、会社全体の仕事を
把握することができる。また、この時に重要なことは、会社のシステムをすべて
受け入れるのではなく、客観的な立場でそれを観察し、自分なりのより良いシステムを考えることである。
3、お金儲けにいて
国や会社にとって、お金は血液と同様である。お金が無くなると、国も会社も
機能しなくなる。なので、どれだけ良い事業を行おうとしても、お金が充分にないとそれはうまくいかない。
最後に、本題とは外れますが、懇親会の席でとても参考になるお話を伺うことができました。
まず、1つ目は、日本人の我慢強さが逆に新しいものを生み出す機会を奪っていというお話です。
日本人が不便なことを我慢することはとても良いことなのですが、その我慢に慣れてしまい、それを改善するための製品開発能力が失われているのではないかというお話です。
また2つ目は、企業における「じゃんけん」の戦略です。企業が何かプロジェクトを進めて
行く上でまず、持っておかなければならないのは、ひたすら前に進めていく“グー"です。
しかし、危険を回避するためにそれを止めることができる“パー"を持っておかなければなりません。でも、
もっとも重要なものは、“パー"で止まったプロジェクトをさらに切り開いて行ける“チョキ"です。
この考えは、今から社会で何かをやっていくためにとても重要な考えではないかと思いました。
今回の「哲学カフェ」に参加して、いろいろなお話を伺うことで、自分のこれからやりたいこと
「キャリア」をどのようにして、進めていけばよいかを知ることができ、また少し、自分の理想が
現実に近づいた気がします。
今回参加された社会人の皆様が話してくださった経験談や意見が、これからの自分の人生を
考えるうえで、とても参考になりました。ありがとうございます。
また、下関市立大学の学生さんの活発に質問をしている姿を見て自分ももっと
頑張れなければと刺激をもらいました。ありがとうございます。
最後に、哲学カフェの進行をしていただいた北尾さん、とても刺激的で充実した時間を
過ごさせていただきました。ありがとうございます。
From:松浦優基@山口校1期生(山口大学大学院)
--------------------------------------------
●哲学カフェを終えて
意見や考えを述べる場で、感想を言うことはどうなのだろう。
感想を加えながら、意見を言うべきなのか。
だが、評価すること(感想という主観でなく、善悪など客観での評価)は、けっこう大変だ。
頭でっかちが苦手な人だっている。
…苦手を強いると、マイナスである。
私は、「難しい」という言葉は嫌いだ。(言ってる人が難しく捉えているように考えています!
難しいと言ったら、それ以上考えずに済む、と思ってそう)
「考えること、」は難しい。
考える事柄というものが、そもそも感性である。
それを無視すると。
昔私は感性を無視して、「考えなきゃ、」と自分に出来ないことをしてしまった経験がある。(むっちゃストレス)
成長に順序なんてないのだろう。
何の技法を学ぶ時も
順序だって学ぶくらいなら、
やり方を知っている人から、質問しては教わり。
感想を述べたらまた教わり。…をして頂き、
コツ(何を目線に合わすか)を教わりたい。
(ちょっとワープします)客観的に考えるとは、他人のデータなのか?自分の昔なのか?
自分の経験から考えることは、簡単で、感動する。経験していないことは、疑似体験(イメージ)ができる。
それは、感性を使う。
今、感じたことからしか、今、目の前にいる人とはつながれない。(感覚では)
コツを教わることに、今、感じたことは不可欠のようだ。(コツの理論は後付けのため)
●懇親会を終えて
懇親会の締めくくり、親納昭秀さんが言われた言葉
「感性」が胸に響いている。
この方は、自分の心臓がドキドキすること、が自分の興味あることだ!!
と言われた。
まず自分がドキドキしなければ、世界は変わらないのだ、と考えた!
(考えたことって、「考えた!」という風に“びっくりマーク"が付けれないことは、
言ったり書いたりすべきじゃないですね。)
蛇足:今度から、「考えたこと、」ではなく、「考えた!」って言います。
From:梶井友世@山口校1期生(山口芸術短期大学卒)
-------------------------------------------------
平成25年(2013)【5月17日(金)】 中條高徳学長講義「経営に活かす兵法~アサヒビールの復活と挑戦、そして日本」
●講義の気付き
中條先生のお話は、まず「人と人との縁の重要性について」という内容から
始まりました。
成功する人と失敗する人の違いとして、縁を最高に生かせるか、その縁に
気づかないかの違いがあるということです。
その後、500年前にさかのぼり日本人の歴史についてお話されました。500年前といえば、
ちょうど室町時代のころで、世界では、様々な場所で奴隷制度が行われていたころです。
このような、時代の中で日本は、他国から侵略されず独自の文化を築いていました。
その後、江戸時代の後半になって、ペリーが来航といった外国からの侵略の危機に
さらされ、明治維新が起こりました。これまでの日本の教育は他国にも劣らない
ものであり、日本人の人間性に引かれ、当時、大国であったイギリスと同盟を組み
日露戦争で勝利することができました。
その当時、行われていた教育が「人間学」でした。この学問は、将来リーダー育てる学問です。
しかし、日本が第2次世界大戦でアメリカに敗戦した後、アメリカの教育使節団により
日本の教育は、どうしたら早く成功できるかという「時務学」が中心となり、
リーダーとして日本を引っ張っていく人間が育たなくなりました。
これは、将来、日本が再びアメリカの敵対勢力にならないようにするための方法です。
このことから、日本はアメリカに負けて以降、独自に平和な文化を築いてきたと
考えていたが、実は、アメリカにとって良いように作られてきたのではないのか、と思いました。
今回は、実際に戦争を体験した方から生のお話を聞くことができました。
中條先生、ありがとうございました。
From:松浦優基@山口校1期生(山口大学大学院)
--------------------------------------------
平成25年(2013)【5月12日(日)】 平原克己先生(コンサルタントオフィスひらはら 代表)の金融マネジメント特講「銀行と企業経営」
●本日の気付き
1、現在の大学進学と就職
現在の大学数は昔に比べて2倍に増えている(1966年:346校⇒2012年:783校)。しかし、学生の数は、昔と
比べ半分に減っている。このことから、大学へ進学できる生徒の数が増加している。そのため、大学を卒業
すれば大手の企業に入れる、という考えが通用しなくなった。
このことは、以前から私が考えていたことと似ており、大学で専門性を極めるという教育の在り方が
薄れているように思える。そのため、大学を卒業しても、多少違いがあるもののスタートがほぼ一緒である
ことに疑問を感じている。
2、現在と昔の違いと幸せ
昔は、だいたいの人が幸せな生活を手に入れることができた。しかし、今では、そうではない。現在は、世
界の変化が速く、それに着いていかないと幸せを得ることができない。また、リスクが多くそれを自分で調
べて、自分で解決策を見出さなければならない。そこで、今を生きるには、常にアンテナを張り、自分で考
えて行動することが重要であると思う。
3、現在の若者に必要な能力
現在の若者に重要な能力は、コミュニケーション能力とレポーティング能力である。コミュニケーション
能力とは、自分の苦手な人の中で、自分の居場所を作る能力のことである。また、レポーティング能力とは
、自分が見聞きしたことを、自分の言葉で他人に伝えられる能力である。
この二つの能力は、自分が最も欠けている能力だと思う。特にコミュニケーション能力については自分が
一番力を入れていかなければならない。
4、志と感動
志とは、自分が人間として生きてきた証のことである。このことは、自分が感じてきたことつまり感動か
ら生まれる。感動の積み重ねが自分を本者の人間にし、それが志へとつながる。また、これからは、本者の
人と多くかかわっていくことが重要で、たくさんの本者と関わることで自分の志を実行することができる。
また、これは、会社にとっても同様で1社ではなにもできないが、他社と連携を組むことで何かをすること
ができる。このことから、私が感じたことは、人は感動や喜びを自分の中で留めておくより誰かに伝えたく
なる生き物であり伝えられた人は幸せな気持ちになる。なので、その感動や喜びを誰かに伝えさらにその人
を幸せにするという行為が志につながるのではないと思う。
平原さんのお話は、自分がこれからどのように生きて行くべきか教えていただける内容でした。今回、教
えていただいたことが、これから自分のものとして他の人に伝えていけるように心がけます。
本日は、休日にもかかわらず朝早くからとてもためになるお話を聞かせていただきありがとうございまし
た。
From:松浦優基@山口校1期生(山口大学大学院)
--------------------------------------------
●気付き
講義と最後の質問の答えで言われた、異業種に入り、
そこで心地好く関われる=コミュニケーション能力。
これから経験を積み、少しずつ熟成していく、発酵していく、そんな想いでいます。
今「想い」という言葉を使いました。想いは誠実で、素直です。
ですが、思いはどうでしょう。
私の解釈だと、枠(田)に蒔いた種の成長=人工的な自然=思惑
これが思いだと想います。
枠に蒔いた種、これはすごいイメージが、的を得ていると感じます。
言ってみれば、「そんなこと誠実な人は考えないよ!」という様な事を、考えることです。
私の場合、考えることは一瞬(シュッピ!な感じ)です。
他人を惑わすために考えることとは、距離を置いています。
枠に蒔いた種、この人工的な自然の成長がプロの技であれば、それは
平原さんの言われたソフトバンクやユニクロの話(思惑)、それもありかと思います。
平原さんは思惑はいけないんだ!と言われました。
日常の場面で、思惑を使うこと。
(私の体験談)思惑の言葉は相手の脳裏に刻まれます。変、な感じと共に。
私はいつも、その言葉を忘れない。(というか、忘れられないです!)
そして、そこから逸脱するための、新しい考え、事実、常識を見つけ出す。
それが私が素直で在るための生き方です。
他人をも惑わす思い(言葉)。
想いは目に見えない、とよく言いますが、目に見えるとは言葉、とは、思い・思惑のことです。
私が好きな感覚は、心地好い(自然の美しさ)なので、これからも心地好い音楽を奏でる
ピアニストを目指して、人との交流をして生きていきます。
講義、本当に有難うございました!!
From:梶井友世@山口校1期生(山口芸術短期大学卒)
-----------------------------------------------
平成25年(2013)【5月2日(木)】 地球役立隊 ラジオ番組収録を終えて 山口校第1期生 宮里愛(山口県立大学)
山口県立大学の宮里愛です。
昨日は、FMきららにて、地球役立隊のラジオ番組にゲストとして参加させていただきました。今回は
「知ってる?シューカツ 特別編 in宇部」ということでした。
どのような内容かもわからず、ただ面白そうというだけで参加を決めたのですが、とても面白い経験が
できました。
少しアバウトにはなりますが、時系列で報告いたします。
2013/05/01
17:30
宇部新川駅にて、北尾理事長、梶井校長、松浦さんと合流。郵便局→ジョイフルに移動。
→皆さんスーツのなか、1人私服でした。少し恥ずかしかったです。そして、何をやるのかを全く把握で
きてなくて不安でした。しかし、松浦さんも同じような状況とのことで、少し心強かったです。
〜19:10
ジョイフルにて、ご飯。ベンチャー大學や地球役立隊について話したり、話さなかったり。宣伝チラシ
を頂いたり。
→和やかにご飯タイムでした。しかし、ここでも具体的なラジオの内容はわからず...。ただ、「とり
あえず、言えばいいんだよ。言葉の理屈なんて後からどうにでもなる」という梶井校長の言葉に勇気を頂きました。
19:30
FMきららに到着。軽い打ち合わせ。Ustreamの配信も始まる。
→初めてラジオ局という場所に入りました。スタジオでは別番組がテンポよく放送中で、どきどきしま
した。
打ち合わせでは、簡単な話の流れを決めただけで、何を話せばいいのかわからず。
とりあえず、「自分は初めてだけど周りは慣れている方ばかり。失敗してもフォローしてくださる。と
いうか、失敗が許される場だから呼んでいただけた。失敗をお
それて何も発言しないほうが問題!」と自分に言い聞かせました。
それでも、どきどき。
20:00
番組スタート。北尾理事長、直本さんの場慣れ感と梶井校長の自由さ。そして、少し不安な松浦さんと
自分。Ustreamからはメッセージが続々と届く。
前半は簡単な自己紹介や日本ベンチャー大學のことなどを話した。
→名前が名前なので、自己紹介は慣れています。ここが掴みだ!と思っていたら、Ustreamを観て下
さっていた方が反応してくださいました。ありがとうござ
います。
ただ、ベンチャー大學入学のきっかけなどは、うまくまとめて話すことができなかったです。自分のな
かには伝えたいことがあるのですが、それをとっさにまとめて
言葉にすることができません。これからの課題だと思います。
20:30
1曲目の曲がかかる。曲は、わたしのリクエストでスガシカオのフォノスコープ。
曲明けの流れを確認しながら、写真撮影などを行う。
後半は、ベンチャー大學や梶井校長が主催されているイベントの告知。そして、最後に自分の将来像な
どを話す。
→好きな曲にパワーをもらって後半に突入。
話しの流れを読み取って臨機応変に発言しなければ!と思うのですが、なかなか実践は難しいです。質
問に対し、少しズレた答えを返してしまったりと、反省点が
いっぱいです。
将来像は入学式でも述べましたが、何度も口にすることで、その都度意識することができます。次は、
しっかりと相手に伝わるよう、まとめたいです。
20:55
番組終了。記念撮影や挨拶をして解散。
→初めてラジオ番組に出演させていただいた感想としましては、見えない相手に伝える難しさを実感さ
せていただきました。
Ustreamなどからはいろいろと反応をいただきましたが、やはりラジオを聞いている人の顔が見えない
ので、ちゃんとわかっていただけているだろうかという
ことがすごく気になります。
また、先ほども述べましたが、とっさに自分の気持ちを言葉にすることも難しいです。
しかし、このような場に参加させていただけたのは、とても貴重な経験になりました。そして、反省点
も多々あり、今後の課題も見えてきました。
このような機会に恵まれたことに大変感謝いたしております。ありがとうございました。
ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
以下、簡単に今回ラジオでかけていただいたスガシカオの曲を紹介したいと思います。おまけ程度なの
で、お時間がありましたらお読みください。
曲名:フォノスコープ
アーティスト:スガシカオ
→人はいいところもあれば、悪いところもある。人生もいいことがあれば、悪いこともある。
そういう悪いことがあるっていうのを肯定したうえで、一歩踏みだそうという勇気をくれる歌です。
機会がありましたら、聞いてみていただけると嬉しいです。
平成25年(2013)【5月1日(水)】 「FMきらら」にて、ベンチャー大學山口校第1期生・松浦優基君、宮里愛さんが出演しました。
「FMきらら」にて、 日本ベンチャー大学・山口校(新山口キャンパス、宇部キャンパス)の第1期生・松浦優基くん(山口大学大学院卒)と宮里愛さん(山口県立大学4年)が、生出演しました! 下記、チャンネルURLからご覧いただけます!