平成24年(2012)【9月15日(土)】 『サバイバル研修~女木島~』
<1日の流れ>
9月15日(土)離島でサバイバル(1日目)
12:20 女木島到着<香川・國村・安藝>
鬼の灯台、モアイ像、謎のピアノを見物
その後、島を探検
14:20 井上君女木島到着
キャンプテントを豪雨の中立てる
釣りを始めるが釣れず
17:20 安藝くんとお別れ
18:00 夜ご飯
20:00 再び釣り。井上君と國村くんカサゴ4匹釣る
23:00 夜食
25:00 就寝
9月16日(日)離島でサバイバル(2日目)
9:00 起床
朝釣り
10:00 島本くん女木島到着
一緒に朝釣り
朝食作り
11:00 瀧口・上田女木島到着
朝食
12:00 海で泳ぐ
井上くんが犬になる
13:00 島を探検
島の住人とおしゃべり
15:00 井上くんとお別れ
自転車で島のてっぺん展望台を目指す
崖から落ちたがほぼ無傷
18:00 夕飯
猫に島のおばちゃんからいただいた天ぷらを食べられる
みんなお腹いっぱい
22:00 就寝
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■気付き
・テントを甘くみていた・・・。
何事も説明書を読まないといけないと感じた。
・火を一人でおこせるようになった!
松は良く燃える。空洞を作るのが大事。
・國村くんが几帳面。
たとえサバイバルであってもアバウトを許さない彼のストイックさに驚いた。
・釣りの良さに気づく。そして釣りは忍耐力がいることがわかった。
飽きない!結局、素手で魚をとったが、いつか釣りたい。
現地の釣り少年と楽しそうに話す井上くんがうらやましかった。
・生きている実感。釣りのえさを探して貝をゲット。
貝の身を取るため石で貝を破壊。心が締め付けられた。
自分たちはこんなことを繰り返して生きてきたんだね。
・食べ物も袋に入れているから大丈夫だと思って
外に置いていたら、猫にかじられて食べられていた。
常にサバイバルに身を置く野生生物たちから
自分達の甘さを教えられた。
・海の満ち引きの早さは尋常じゃない。
さっきまで足場があったところが次の瞬間海に沈んでいる。
海は危険な場所だと再確認。
・フナムシの集団。多分この研修でみたフナムシの数は1万匹を超す。
もう虫なんて怖くない。
・仲間が多いと心強さ倍増。シマモトクンはやはり変態さんだった。
瀧口くんは本当に痩せた方がいいと思った。
・不覚にも島を探検中崖から転落。いろいろアザもできたがほぼ無傷。
そこにいたメンバー全員で手をつないで、私を引き上げてくれた。
なんだか映画のワンシーンのように思えた。友情は最高!
■実行項目
・目標設定をしっかり立てる!
・ サバイバル研修PVを完成させる!
・ ケガに気をつける・・・
■感想
何をするか全く決めていなかった今回の研修。
ぶっつけで臨んだためサバイバルはさらに過酷であった。
今後の徳島校の課題は「ペース配分」に決定。
サバイバル研修を通して、自分たちが自然に生かされていることや、
物のありがたさに気づけたことはもちろん、メンバーの知られざる一面を
新たに発見する等、収穫は大きかった。
実際に体験しないとわからないこと、気づけないことがあるとわかった私たち。
何事も、DO!だよ、DO!!
From:香川奈央(徳島大学4年)@JVU徳島校1期生
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◆気付き
・電気の大切さ 電気がないと暗いし冷蔵庫も電子レンジも炊飯器も使えない
・人の温かさ 島の人々が挨拶してくれたり話しかけてくれた。
また、天ぷらや醤油を、分けていただいた。
・食べ物飲み物の有り難さ。貝を集めて釣りをした。なかなか釣れなかった。
また、調味料があるのとないのでは全然美味しさが違った。
・自然の脅威 海の満ち引きが激しく、取り残されそうになった。
改めて恐ろしいと感じた。
・海にごみがたくさんあった。せっかく綺麗な海が台無し。
自然を荒らす人に悲しさを感じた。
◆実行すること
・節電
・ごみ拾い
・自炊
・考えて生きる
◆感想
自然の中で過ごすことで、
改めて自分達がいかに恵まれた環境で住んでいるかを痛感した。
料理をしたり、火をつけたり魚をとったりするときに凄く頭を使った。
電気がなかった時代の人達は、頭を使って過ごしてたと思うとすごいと思った。
これから恵まれた環境で生きていることを意識して、
環境に頼りきるのではなく、常に考えることを意識して生きていきたい。
From:国村一貴(徳島大学4年)@JVU徳島校1期生
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●気付き
・文明エネルギーのありがたみ
クーラーもなく、冷蔵庫もなく、ガスも自動車もない生活は
とても不便というか困るところがたくさんありました。
いやになっても自力でするしか方法がない空間に
ストレスを作らせない現代の利便性を感じました。
・資源
スーパーは閉店したそうです。
20分のフェリーで高松まで行かなければ買い物はできません。
自動販売機はお金をいれると出てくるのが当たり前ですが
島の自販機はコンセントを抜いているところもありました。
ジュースが冷えていません。
ATMは土曜日は9:00-12:30、日曜祝日は閉まっています。
私たちの当たり前が素直にいかない島の暮らしの中、
生活している人々の暮らしをまのあたりにできました。
・ビジネス化
鬼が島というのを全面にアピール
3連休ということもあり、私たちが行った日は人は多かったと推測。
鬼が島ということを 利用しての島活性化をはかっているようです。
・人がやわらかい
今のシーズンは夏休みなので比較的 これが普通なのかな?
という印象にかられますが、きっと、若い人たちが来ることはあまり多くないのでしょう。
島の方々が私たちに接する雰囲気が、とても柔らかく「よくぞ来てくれました」という
嬉しいオーラを一人一人まとっておられ、魅力的な人柄の方々ばかりでした。
●実行すること
・退職後は島にすむ!
・暮らしの利便性を手放す時間も作る
●感想
ある映画を見て、4月に瀬戸内海の直島に行ったことを
きっかけに私は島暮らしにあこがれていました。
本当は一人で行こうとしていた島旅を
こうして実現できたことがまず初めに嬉しかったです。
京都研修に行けてないので、今回が初めてのチームプレーでした。
仲の良さだけでは一筋縄でいかない、共同作業の難しさも感じました。
反面、みんなで何かをやりとげ支えあえる達成感も共有できました。
山を登ったとき、険しい近道と、なだらかな遠回り、
険しい方をみんなで選んだのですがすごく良い経験となりました。
自動車だとあっという間の登山がとても大変でした。
火起こししかり、山道しかり、私たちは利便性の中の
居心地の良さに浸りすぎています。
お金でどうにかなる問題を、お金でどうにかしてしまったら、
感情面でも生活面でも
もったいないことが増えてしまうのではないかと思います。
別にもったいないけど手に入れる必要性はない
本来の人間の力強さを知るか知らないかは自分次第です。
ですが、島の人たちのあの人柄を知ってしまったら この研修を通して、
その一部でも人間の生命力を知れたこの私はラッキーだなと感じます。
そしてより一層、島暮らしにあこがれてしまいました。
反面、憧れだけでは見えなかった課題も見えてまいりました。
利便性の少ない生活環境に適応できるよう
日々の生活を見直し鍛え上げていきます。
From:上田恵子(徳島大学4年)@JVU徳島校1期生
平成24年(2012)【9月8日(土)】 鈴江崇文先生(株式会社フィット 代表取締役) 『株と事業計画』
① やったこと
新聞アウトプット
鈴江社長から学ぶ株と事業計画
②気付き
・いきなり投資家になる事はよくない
どこの企業が良いか判断する目ができていない為
・需要と供給のバランス
・海外に投資するとわけのわからない話がでてくる
・インパクト
会社の売上と比較して小額のニュースは株価を上げる材料にはならない
③実行項目
・事業計画書を作る
・フラッシュモブ
・大人帝国の逆襲を視聴する(気分転換♪)
④感想
今回の講義でスカイマークの市場について学び、ブルーオーシャンを作る難しさを感じました。
なぜなら、日本の格安航空会社といえばスカイマークで、この当たり前を作っていたにも関わらず、
海外から進出したエアアジア、ピーチなど競合が加わる事で市場がレッドオーシャンになっている。
このようにブルーオーシャンを維持することは難しく、
価格だけでなく特出した何かを持たなければならない。
それを維持する為の仕組み、例をあげると任天堂のwiiのような、
今までターゲットじゃなかった層の顧客を取り込める商品、
事業作りをしていきたいと思います。
From:井上透@徳島校1期生
■気づき
・経済についての学び
株が儲かる、儲からないではなく、「株を通じて何故上がったか、
下がったか 【考える】ことで意味を見出す」ということが目的。
・買っている株に対してのニュースがとりあげられたとき、
「何時」にそのニュースが出たか注意しなければならない
株は15時に相場が閉まるため、時間によると次の日の株の動きに大きく影響する
・モノの価値、値段はすべて「需要と供給のバランス」次第
・株を見るとき、でき株も見なければならない。
・経済活動を行う人には4種類ある従業員、自営業者、ビジネスオーナー、投資家
従業員、または自営業者として一生懸命することで、
ビジネスオーナーや投資家にシフトする可能性が増えてくる。
いきなり後の二つになることは ほぼ不可能。
・教育とは 素質×教材の質×教育回数である。
・事業計画を立てるときに どんな客層か、どんな強みがあるか
■実践すること
・事業計画 を考える
・金持ち父さん 貧乏父さん の続編を読む
■感想
教育というのは、私たちだけでなく、
鈴江校長のお子さんや従業員に対しても同じというお話を伺って、
もしかして、物事の本質とは全てそういう原則的なものは同じであるのに、
見方を変えて、つい難しく考えてしまうのは
私たち自身のせいなのかもしれないな、と感じました。
鈴江校長は知識と経験により、成功するビジネスがある程度見抜けるそうです。
すごいすごいと尊敬するだけでなく、そういった方の今までの経験を見つめることで
私たちがすべきことは、ただただ目の前にあることを一生懸命
実践することしかないのだと改めて感じました。
From:上田恵子(徳島大学4年)@JVU徳島校1期生
【気付き】
・ 自社株を買うことで一株あたりの値段を高くなる!
・ 投資家が安定なディフェンシブ株に投資する→逃避資金
・ 非上場の株は買えるけど買わない方が良い。それはギャンブル。
・ 自営業・従業員は自分で働いて稼ぐ。
ビジネスオーナーとイノベーターはお金に働かせる。
・ いきなりビジネスオーナーやイノベーターになれる訳ではない。
自営業・従業員で大成しなければ無理。
・ 株の動きを分析することで企業を知り時代を見ることができる。経験が大事。
・ 教育効果・・・素質×教材の質×教育回数
【実行項目】
・ 徳島校の皆に、殻を破るためのお題を考える。
・ 新事業について考える。企画書!
・ 選挙に行く!
【感想】
今日は鈴江社長の結婚記念日を祝い、
國村君の誕生日もお祝いできた素敵な日でした!
株競争もそろそろ終わりが近づいてきました!
果たして誰が勝つのか、最後まで気が抜けません!
今日の講義で、株の上り下がりには、景気だけでなく、
その会社の動きと関連企業の動きも関係していることを実感できました!
新聞を読むのが楽しくなります!
来週は無人島で鬼退治です。
ミイラ取りがミイラにならないように気をつけます!
From:香川奈央(徳島大学4年)@JVU徳島校1期生
平成24年(2012)【9月1日(土)】 中村公一先生 『年金学』
◆やったこと
・年金セミナー 中村公一先生
・MOVACO塗装
◆気づき
・日本の年金改革(100年安心プラン)を支えているのは、
国庫負担率の引き上げ、マクロ経済スライド方式の導入、
有限均衡方式の導入であるが、
将来のための積立金の取り崩しのスピードが早く、
100年も持たないのではと予想されている。
・世代毎の生涯を通じた受益負担額の差は、1984年以降、-4585万円である
少子高齢化が進み、根本的な解決策を行わない限り、負担額が増加し続ける
◆感想
年金といっても今までそれほど意識していませんでしたが、
今回の年金のセミナーを受けてから、今現在の日本で年金を収めても、
将来自分がどれだけもらえるのかが心配になりました。
今現在は今までの積立金を切り崩してなどで払っているが、
これからますます少子高齢化が進む中、
賦課方式だけでは将来国民には返ってこないので、
根本的な解決策が必要だと感じた。
そのためにもまずは、香港のように学校教育の一環や
会社内での勉強会で年金や社会のことを学べる場を作り、
多くの人が知識と関心を向けることが大切であり、
そのような場があれば参加していきたい。
From:瀧口和也(徳島大学4年)@JVU徳島校1期生
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●気づき
・年金とは?
働けなくなったときの生活保障。
ライフステージを考えると子ども時代は保護者からの収入。
勤労期は勤労からの収入。そして老後は年金となる。
年金に加入するのは国民の義務。
・年金には積立方式と賦課方式がある
積立は自分で保険料を納めて、未来の自分の為に自分で年金を蓄える方式。
積立方式の長所は少子高齢化に強い、短所はインフレに弱い。
賦課は現役で働いている人たちが高齢者のために納めて、
現役で働いている人たちは未来の現役世代から年金を納めてもらう方式。
長所はインフレに強い、短所は少子高齢化に弱い。今の日本は賦課方式。
・年金の歴史
年金の歴史で改正が起こったときは理由がある。
その変わった理由を見ていくと日本のお金の流れや状況などがわかる。
歴史を学ぶのは大切。
・他国と比べる日本の年金
他国と比べると日本との年金制度の違いが見えてくる。
また、他国と日本のお金に対しての教育の違いなども年金制度の違いからわかる。
比べてみて日本の年金の危うさを感じた。
・日本の社会保障を持続させるための3つの方法
①無駄をなくす ②負担を増やす ③保障を減らす
●全体の感想
年金について「将来もらえなくなるのでは?」「若い世代は損をするのでは?」
と聞いたことがあったが、それの根拠がわかった。
世代ごとの生涯受益負担差額では、
1984年以降の年代の人たちは4585万円も損をすると聞いた。
そのような具体的な数字を出されると、
年金制度はこのままではいけないのではないか、という気持ちが高まった。
From:安藝崇文(徳島大学4年)@JVU徳島校1期生
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★講義での気づき
・年金とは
働けなくなったときの生活保護であり、
1986年4月から年金加入は国民の義務となった。
積立方式と賦課方式がある。
起源として死亡、災害、高齢などの救貧を目的とした
職域による助け合いの制度(相互援助)である。
・アメリカは401kプランや個人年金と公的年金(OASDI)の併用、
スウェーデンは公的年金(積立)と公的年金(賦課)の併用、
イギリスも比率は違うもスウェーデンと同じ形、
香港は公的年金(積立)という風に香港を除く国では
積立と賦課の併用が主流となっている。
ただ香港の年金の勉強は幼少の頃から行われている。
★全体の感想
「年金」という存在はとても遠い存在である。それが今までの自分の認識でした。
20歳になり、親には「お前ももう年金を払う歳になっとるぞ」と言われながらも、
働いていない自分にとってそれとは距離が遠いものと感じていました。
今回のセミナーでは、年金について学びましたが、
自分の知る年金の知識を超え、自分が年金を払うことへの危機感を学べました。
日本は今、保険料を納め、年金受給権を得る賦課方式を採用しています。
しかしこの方式は少子高齢化に弱く、今の日本には不適切な年金制度となっています。
このまま年金を納めても将来のリターンを払ってくれるだけの余裕が
この国にあるのか不思議に思いました。
外国では、賦課方式と積立方式の併用が行われており
基本的にリスク管理できるので日本も早期に切り替える必要があると感じます。
国が動くことを待ち、国に頼るだけでなく
自分で考えて行動を行える形が理想ではないでしょうか。
僕は年金に頼ることなく生活できるような
キャッシュフローを老後も持ち、生活を行いたい。
そのために香港でどのような年金の勉強が行われているのかを学びたい。
From:島本将成(愛媛大学4年)@徳島校1期生
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*感想
二十歳になったら年金を払わなければならないと頭の中で分かっても、
自ら国家のお金がどう私たちに分配され、
どのように活用されているのか知らなかったため、
本日、真実とデータの違いも改めて学ぶことができました。
政府の予算から、年間1人あたり100万円も
社会保障給付費が出ていることは、とても驚きました。
結局、日本の社会保障を維持するために私たちたちにできることは
国家が負担を増やすことに対して準備するしかありません。
準備とはなにかと考えていましたら、やはり知識を増やすことだと思いました。
また、改正するときには各国のやり方を学ぶか
歴史を知るのが一番良い方法と学びました。
香港の投資教育に力をいれているところは
日本の経済の先を行く諸外国の中でも特に見習う点です。
二つの視野で教育という焦点が見える
貴重な講義に参加できたことを喜ばしく感じます。
From:上田恵子(徳島大学4年)@JVU徳島校1期生