●本日の気付き
1、現在の大学進学と就職
現在の大学数は昔に比べて2倍に増えている(1966年:346校⇒2012年:783校)。しかし、学生の数は、昔と
比べ半分に減っている。このことから、大学へ進学できる生徒の数が増加している。そのため、大学を卒業
すれば大手の企業に入れる、という考えが通用しなくなった。
このことは、以前から私が考えていたことと似ており、大学で専門性を極めるという教育の在り方が
薄れているように思える。そのため、大学を卒業しても、多少違いがあるもののスタートがほぼ一緒である
ことに疑問を感じている。
2、現在と昔の違いと幸せ
昔は、だいたいの人が幸せな生活を手に入れることができた。しかし、今では、そうではない。現在は、世
界の変化が速く、それに着いていかないと幸せを得ることができない。また、リスクが多くそれを自分で調
べて、自分で解決策を見出さなければならない。そこで、今を生きるには、常にアンテナを張り、自分で考
えて行動することが重要であると思う。
3、現在の若者に必要な能力
現在の若者に重要な能力は、コミュニケーション能力とレポーティング能力である。コミュニケーション
能力とは、自分の苦手な人の中で、自分の居場所を作る能力のことである。また、レポーティング能力とは
、自分が見聞きしたことを、自分の言葉で他人に伝えられる能力である。
この二つの能力は、自分が最も欠けている能力だと思う。特にコミュニケーション能力については自分が
一番力を入れていかなければならない。
4、志と感動
志とは、自分が人間として生きてきた証のことである。このことは、自分が感じてきたことつまり感動か
ら生まれる。感動の積み重ねが自分を本者の人間にし、それが志へとつながる。また、これからは、本者の
人と多くかかわっていくことが重要で、たくさんの本者と関わることで自分の志を実行することができる。
また、これは、会社にとっても同様で1社ではなにもできないが、他社と連携を組むことで何かをすること
ができる。このことから、私が感じたことは、人は感動や喜びを自分の中で留めておくより誰かに伝えたく
なる生き物であり伝えられた人は幸せな気持ちになる。なので、その感動や喜びを誰かに伝えさらにその人
を幸せにするという行為が志につながるのではないと思う。
平原さんのお話は、自分がこれからどのように生きて行くべきか教えていただける内容でした。今回、教
えていただいたことが、これから自分のものとして他の人に伝えていけるように心がけます。
本日は、休日にもかかわらず朝早くからとてもためになるお話を聞かせていただきありがとうございまし
た。
From:松浦優基@山口校1期生(山口大学大学院)
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