平成25年(2013)【6月15日(土)】 ランチェスターを用いた営業戦略会議、実行アセスメント振り返り会議参加
2013/06/15
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●1日の流れ
1、朝礼
2、環境整備(清掃)
3、「ランチェスターを用いた営業戦略」会議参加
4、「上期実行アセスメント振り返り」会議参加
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●気づき
① 朝礼
社員さん全員による、朝からとびっきり大きくて元気で、気持ちの良い
掛け声が、部屋全体に響いていた。全身から元気とやる気、さわやかさが
湧いてくる、素晴らしい朝礼だった。
こんな朝礼は今までの人生で全く無かったので、本当にびっくりした。
正直いって、朝礼で感動したのは、これが生まれて初めてだった。
そして、自分も負けじと声を張り上げるうちに、いつの間にか
元気とエネルギーが湧いてきて、スイッチがオンになるのを感じた。
② 環境整備
社員さん全員で分担し、会社の掃除を行った。
掃除用具など、必要な物が必要な量だけ、かつ誰もが分かる位置に
置いてあるのが印象的だった。
どこに何があるのかがすぐに分かる様に、普段から面倒くさがらずに
整理整頓しておくと、人生、うまくいきそうな気がする。
掃除は、やはり理屈抜きで心がすっきりする。そして、会社(社員)全体に、
強い一体感が生まれるのを感じた。
また、掃除の最中、先輩の社員さんとお話しできたのも楽しかった。
③ ランチェスターについての講演
実行アセスメントの導入として、ダスキンの西野先生による、
「ランチェスター戦略を用いた営業戦略」の講義を受けた。
攻める場所を絞り込み、そこに資源を集中的に投入して成果を上げるのが、
ランチェスター戦略の本質である。ランチェスターは、書籍でさわり程度には
知っていたが、実際にそれを応用されている方のお話を聞くと、目から鱗の連続で、
やはり説得力が違った。特に印象に残ったのは、
・成果を出しやすくする環境を整える事が大切
・「形」から入って「心」に至る。形が出来れば、自然と心もついてくる。
・「最重点エリア」を決めて、そこに資源を集中的に投入して、成果をあげる。
そこさえ攻略してしまえば、後は自然と他のエリアでも成果がついてくる。
・「いつ、どこで、誰が、何をした」かを、きちんと名前や数字を付けて記録する。
・まずは計画ありき。計画を立ててから、それに基づいて実行する。
・目標(計画)は具体的に、かつ小さく決める。
いきなり、実現が難しい大きな目標を立てるのではなく、
「これをこれだけやれば、目標達成できそうだ!」
という気持ちになれる様なものを立てる事が大切。
ちょっと頑張れば達成できそうで、かつ目に見えて分かる物を作るべし。
そして、必ず具体的な数字を盛り込むべし。
・世の中には「これが正しい」という事は無い。正解は無い。
答えは常に変化し続けるから、柔軟な姿勢が大切。
④ 上期実行アセスメントの振り返りと改善
上期実行アセスメントを振り返る会議に混ぜて頂いた。
ランチェスター理論を応用し、どうすれば取り付け工事のリピート率を
増やせるかを考えた。考えるべき課題を絞り込むことで、
「お客様との話題のツールが無かった」
「口コミを頂くのには何が必要か」
「電気工事という一つの事しかやってないイメージが、お客様の間であったから、
「それだけではないんだよ」と、自分たちの事を知ってもらいたい」
など、より業績の改善につながるキーポイントをあぶりだし、
議論することが出来た。
また、会の進行そのものについても、全てのグループ、社員さんが
ハキハキと大きな声をだし、スピーディーに動いていたのが、とても印象的だった。
一般的に、会議や報告会等うしてもだらけてしまいがちだが、発表者全員が
大声を出す事によってメリハリをつけ、マンネリ化を防ぎ、聞いている人
全員を注目させる。この進め方が確立されている事が、本当に凄いと思った。
また、「○○は出来ました。達成率x%です。もっとこのように伸ばしていきます」
逆に「○○は出来ませんでした。達成率y%です。
原因はこうだったので、このように対策します」
という様に、出来た事と出来なかった事の両方とも堂々と発表し、成長や改善
につなげる、建設的な会議をしていた点も凄いと思った。
●実行する事
・人と出会ったら、いつも大きな声で気持ちの良い挨拶をする。
・手帳だけでなく、ロードマップを作り、いつまでに何をどれぐらい
終わらせるかを盛り込んで、実行できる計画を作る。
そして、それをきちんと実行する習慣をつける。
・自分の部屋をこまめに掃除、整理整頓し、気持ちの良い環境を
保つように心がける。
・あれもこれもと手を付けるのではなく、一番大事な物を見定めてから、
そこにエネルギーを集中させて攻略していく習慣をつける。
●全体の感想
・朝礼で、会社(集団)は大きく変わるものだと確信した。
・挨拶、整理整頓、きびきび動く、お礼の声かけなど、人として本当に
基本的すぎる事こそ、しっかりやるべきだし、効果が大きいと実感した。
人としての基本がきちんと出来ているチームは、必ず結果を出せると思う。
・「何にでも手を出すのではなく、まずはやるべき事をしぼる。
達成できる目標を具体的に立てて、確実に成果を出し、自信を付ける」
このランチェスター戦略は、仕事のみならず、学業や人付きあい等、
色んな方面に応用できる理論だと思った。
ランチェスターの本を読んで、色んな応用方法を研究してみよう。
また、自分自身でもアレンジを加えていきたい。
From:片橋 匠(静岡県出身、熊本大学3年)JVU熊本校2期生
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