平成25年(2013)【5月12日(日)】 平原克己先生(コンサルタントオフィスひらはら 代表)の金融マネジメント特講「銀行と企業経営」
2013/05/12
●本日の気付き
1、現在の大学進学と就職
現在の大学数は昔に比べて2倍に増えている(1966年:346校⇒2012年:783校)。しかし、学生の数は、昔と
比べ半分に減っている。このことから、大学へ進学できる生徒の数が増加している。そのため、大学を卒業
すれば大手の企業に入れる、という考えが通用しなくなった。
このことは、以前から私が考えていたことと似ており、大学で専門性を極めるという教育の在り方が
薄れているように思える。そのため、大学を卒業しても、多少違いがあるもののスタートがほぼ一緒である
ことに疑問を感じている。
2、現在と昔の違いと幸せ
昔は、だいたいの人が幸せな生活を手に入れることができた。しかし、今では、そうではない。現在は、世
界の変化が速く、それに着いていかないと幸せを得ることができない。また、リスクが多くそれを自分で調
べて、自分で解決策を見出さなければならない。そこで、今を生きるには、常にアンテナを張り、自分で考
えて行動することが重要であると思う。
3、現在の若者に必要な能力
現在の若者に重要な能力は、コミュニケーション能力とレポーティング能力である。コミュニケーション
能力とは、自分の苦手な人の中で、自分の居場所を作る能力のことである。また、レポーティング能力とは
、自分が見聞きしたことを、自分の言葉で他人に伝えられる能力である。
この二つの能力は、自分が最も欠けている能力だと思う。特にコミュニケーション能力については自分が
一番力を入れていかなければならない。
4、志と感動
志とは、自分が人間として生きてきた証のことである。このことは、自分が感じてきたことつまり感動か
ら生まれる。感動の積み重ねが自分を本者の人間にし、それが志へとつながる。また、これからは、本者の
人と多くかかわっていくことが重要で、たくさんの本者と関わることで自分の志を実行することができる。
また、これは、会社にとっても同様で1社ではなにもできないが、他社と連携を組むことで何かをすること
ができる。このことから、私が感じたことは、人は感動や喜びを自分の中で留めておくより誰かに伝えたく
なる生き物であり伝えられた人は幸せな気持ちになる。なので、その感動や喜びを誰かに伝えさらにその人
を幸せにするという行為が志につながるのではないと思う。
平原さんのお話は、自分がこれからどのように生きて行くべきか教えていただける内容でした。今回、教
えていただいたことが、これから自分のものとして他の人に伝えていけるように心がけます。
本日は、休日にもかかわらず朝早くからとてもためになるお話を聞かせていただきありがとうございまし
た。
From:松浦優基@山口校1期生(山口大学大学院)
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●気付き
講義と最後の質問の答えで言われた、異業種に入り、
そこで心地好く関われる=コミュニケーション能力。
これから経験を積み、少しずつ熟成していく、発酵していく、そんな想いでいます。
今「想い」という言葉を使いました。想いは誠実で、素直です。
ですが、思いはどうでしょう。
私の解釈だと、枠(田)に蒔いた種の成長=人工的な自然=思惑
これが思いだと想います。
枠に蒔いた種、これはすごいイメージが、的を得ていると感じます。
言ってみれば、「そんなこと誠実な人は考えないよ!」という様な事を、考えることです。
私の場合、考えることは一瞬(シュッピ!な感じ)です。
他人を惑わすために考えることとは、距離を置いています。
枠に蒔いた種、この人工的な自然の成長がプロの技であれば、それは
平原さんの言われたソフトバンクやユニクロの話(思惑)、それもありかと思います。
平原さんは思惑はいけないんだ!と言われました。
日常の場面で、思惑を使うこと。
(私の体験談)思惑の言葉は相手の脳裏に刻まれます。変、な感じと共に。
私はいつも、その言葉を忘れない。(というか、忘れられないです!)
そして、そこから逸脱するための、新しい考え、事実、常識を見つけ出す。
それが私が素直で在るための生き方です。
他人をも惑わす思い(言葉)。
想いは目に見えない、とよく言いますが、目に見えるとは言葉、とは、思い・思惑のことです。
私が好きな感覚は、心地好い(自然の美しさ)なので、これからも心地好い音楽を奏でる
ピアニストを目指して、人との交流をして生きていきます。
講義、本当に有難うございました!!
From:梶井友世@山口校1期生(山口芸術短期大学卒)
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