平成24年(2012)【8月4日(土)~5日(日)】 『大津島・回天研修』
2012/08/04
①研修内容
講師:山近義幸理事長「歴史学」
大津島DVD観賞
懇親会
講師:池田先生のお話 潜水艦乗組員
②気づき
・回天:天を回し、戦局を逆転させる人間魚雷
・回天に乗る隊員は死ぬことが分かっているが、普段と変わらない生活をしていた
・出口のない海と出口のないトンネルが存在していた
③実行すること
・ドラマ平清盛を観る
・回天のことを友達や家族と話す
④感想
回天を生で見たとき意外とでかい!と思いました。
また人を乗せる魚雷、人間魚雷である点から黒い棺桶、とも思いました。
自分なら絶対乗りたくない。なんとか生きる道を探すだろうと思います。
外国と日本の戦争の考え方の一番の違いは、「絶対に生きて帰る」というものか、
「絶対に生きて帰るな」という違いに集約されると思います。
この日本の考え方から生みだされた兵器が、回天や特攻隊といった兵器です。
回天では、火薬を約1トン載せるらしく、
運転する人はどんな気持ちだったのだろうかと終始考えていました。
普段と変わらない生活なんてできないとだろう、と。
ただ祖国を守りたいという気持ちが、家族を守りたいという気持ちが
僕と同い年くらいの若者を動かせていたと思うと尊敬します。
彼らの行動があったからこそ、今の自分は存在していると思うし、
彼らの出陣が、今の日本を創っていると思います。
そんな彼らは、今の日本を見たらどう思うのだろうか。
池田さんは、がんを患っていて、体調もすぐれない中、
体験した内容を伝えようと大津島までおいでくださりました。
その気持ち、熱意に感動しました。
話の途中途中で、涙ながらに話されている姿が印象的で、
それほどの体験だと、ひしひしと伝わってきました。
回天に乗る人の気持ちは、その人でしか分からないですが、
池田さんの話や現場に行き僕たちは想像することができます。
「出口のない海」という映画を見て、雰囲気は掴むことができましたが、
やはり実際に経験された方がお話してくださる力強さ、生々しさは
直接お話しを聞くことでしか得られないと思います。
この得た知識、経験を僕は周りの人に伝えていくことが大事だと感じています。
現場に行かないとやはり分からない面がありますが、
この2日間の間に体験した大津島の回天の訓練場、出口のないトンネル、
池田さんの話を自分たちが伝えていくことが、僕の役割と感じました。
From:島本将成(愛媛大学4年)@JVU徳島校1期生
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◆気づき
・歴史の教科書
歴史の教科書が変わってきている。
日本を作ってきた人たちが教科書から消える。
悪い人のように書かれる。
これを学ぶ若い人たちは日本に誇りを持てるのだろうか。
本当の歴史を現地に行き学ぶ必要がある。
・「覚悟」
自分の国を守るため、大切な人を守るために、
死を覚悟し回天に乗り込むその覚悟。
今の私たち若者にはない、熱い気持ちと強い気持ちがあるように感じた。
・回天
人間魚雷、回天が実際にどのくらいの大きさなのかを知ることができた。
実物を見ると大きいなという印象を受けた。
これに爆薬を乗せ相手艦隊に突っ込んでいくのかと考えると、
どれだけ勇気のいることだろうと感じた。
また回天の操縦の難しさなども知ることができた。
◆実行する事
・現地に行き歴史を学ぶ
・歴史の真実を学ぶ
◆全体の感想
特攻として相手に突っ込み、日本の未来のため必死で戦った人達の気持ちを考えた。
私たちの今の生活は、彼ら先人たちに堂々と胸を張れるような生活をしているだろうか。
今の日本を誇れるだろうか。
私たちは知らなければならないこと、伝えなければならないことがたくさんある。
歴史を深く見つめ、今日感じたことを多くの人に伝えていかなければならない。
From:安藝崇文(徳島大学4年)@JVU徳島校1期生
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<気づき>
「賢者は歴史から学ぶ」
・明治天皇は、決断力があった、だからファンが多い、
・感即動・知行合一。「動く」ことを中心とした考え方→陽明学
二宮尊徳、菅原道真、が教科書にいない。
いくつものバリエーションの異なる状況下で
それぞれその時代の勢力者が越えてきた突破口というのは
多くのヒントを現代の我々に教えてくれるものだと
山近理事長のお話を通して改めて気付いた。
それを、国家同士の対立や体裁をつくろうために
教科書に書かない、子どもたちに真実を伝えて行かないという
利己的な考え方に疑問符を置き、
正直の教科書をつくった勇気や正義感を私は学ぶことができた。
織田信長が国語の教科書に姿を現すようになったというお話は興味深かった。
●回天→天をひっくり返す 「覚悟」
「出口のない海」
5機の回天のうち、発進した3機 残された2機の悔い、池田さんの心の跡、
上西さんの メッセージは悲しさの中に覚悟を感じた。
この、事実を知らなかったことはもちろん、知るだけで終わってしまうことに
なにも危機感を持たないこと自体に危機を感じる。
なにかしらアクションに持っていけるよう落とし込まなければ
●SAMURAI 「野」
1週間ほど無銭生活を体験していた日本男児たちに
この日、初めて会った私は「SAMURAI」を感じた。
みんな悟っていた。
あの、京都研修を耐え抜いたにもかかわらず、律儀で謙虚な利他的な態度に
山近社長がよくおっしゃっている
「日本男児」再生の時代の意味と魅力がようやくわかった。
みんなの夜のテンションの上げ具合や
その状況下の睡眠量の少なさも「野(ワイルド)」を感じた。
あの姿をもっと多くの女子がみれば ぜったい全員彼女できます!
●見る 知る 落とし込む
高邑さんのお話で、見て、知っただけでは終わってはならないことに気づきました、
落とし込まなければならない。覚悟を持たなければならない。
やみくもに動くのも1つの手ですが、考える・掘り下げる・覚悟がいる。
私にはない見解だったため、新たな 道しるべをいただけました。
③実行すること
・陽明学を調べる
・「出口のない海」を見る
④感想
今回は山近社長のカバン持ちとして参加させていただき、
比較的、客観的な目でこの研修を見れました。
今回一番感じたキーワードは「覚悟」です。
全国のベンチャー大学生を目の当たりにし、本校生の決意の大きさ
分校のそれぞれの良さや特徴を感じ取ることができました。
同じ建学の精神に興味を持ち、入学し、この大津島で研修を受け
集まったベンチャー大學の同志たちは住んでいる場所は違えど、
感じ方や自分自身への問題意識を持っている人ばかりで
共通項を感じ取ることができ とても 刺激をいただけた場となりました。
回天に乗った搭乗員というのは、私より若い人もいて
まだ、人生の4分の1も生きておらず
ほぼ世の中のことを知らないでしんでいった勇者たちです。
意識のたかい仲間が 現地で 同じ時を共有し感じたことというのに
何かしらの使命感もいただけました。
ここからのステップ次第で、沢山の方向に動く原点が
ベンチャー大学生で本当によかった!
From:上田恵子(徳島大学4年)@JVU徳島校1期生
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・回天
祖国を守りたいとの一心から特攻兵器回天が誕生した。
乗組員は自分の命を賭けて祖国を守ろうと全国から集まってきた。
国難を救うには、青年の熱情による肉弾的な活動以外方法はなかった。
背景には軍需品の生産により生活必需品や食料の生産を圧迫、、
人々は耐貧生活を余儀なくされ
そんな家族を見て戦争を早く終わらせたい、という気持ちがあったのだと思う。
・池田さんの話
実際に回天を知っている池田さんの話を聞き、記念館で得た知識とは別物の
考えが生まれた。回天の乗組員は自分の命を賭け国の為に特攻した。
そこには僅かな悔いも無い、日本国民の生活を守るために回天に乗り込んだ。
・山近社長講義
今使われてる歴史の教科書のほとんどが嘘の歴史を教えている。
なぜ、より良い日本を作ろうとしてきた人達が教科書に載らないのか…悔しい。
いま私にできる事は正しい歴史を現地で学び人に伝えるこれにつきると思う。
その中で偏った情報ばかりを集めず、バランスをとる事も大事だと感じた。
・夜中にスズキを釣る
日本の海を代表するポピュラーな魚。
回天合宿の夜、エブリシング水村さん、
ラブリークイーン池田さんに協力していただき、無事、捕獲。
翌日の皆の朝食になった!
From:井上透@JVU徳島校
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