平成24年(2012)【5月26日(土)】 居木義典先生『学生と社会人の違い』
2012/05/26
■気づき
・「賢者は歴史から学び愚者は経験から学ぶ」
‐成功の理由
物事には原因と結果がある、成功には成功している理由があり、それを学び取り入れていくことが大切である。
成功している人の共通点から学ぼう。成功している人の共通点は、本から得られるものも大きい。
多くの本を読み多くの成功を学ぼう。
・積み上げのピラミッド
‐土台がしっかりしていないと、小さいピラミッドしかできない。
社会人のピラミッドは下(土台)から、価値観→態度(ビジネスマナー)
→知識(業務知識)→技術(接客、営業)となっている。
しかし入社研修では、態度(ビジネスマナー)から行う企業が多い。
それは、価値観の部分は新入社員は当然知っているものとして企業側は考えているからだ。
だからこそ、土台である「価値観」を入社前に固めておくことが重要である。
学生の価値観と社会人の価値観の違いをしっかりと知った上で働かないと、
考えのズレが生じ大きなピラミッドは出来ない。
・価値観
‐給料とは?
給料とはお客様からもらっているものである。会社からもらっているものではない。
お客様に満足してもらい対価としてお金を払って頂き、上がった会社の利益が我々の給料となる。
「お客様に買ってもらわなくても給料がもらえる」「時間外労働なんてもっての他」という考え方は
自分の権利ばかりで、根本のお客様のことを考えていない。お客様があって給料が発生する。
・お客様満足 「for the customer」
‐仕事のやりがい、仕事の喜び
仕事のやりがいや喜びは、お客様に満足して頂いたときにある。
お客様に喜んでもらったときに、自分が仕事が楽しいと思える瞬間があり、
お客様の喜びと自分の喜びは表裏一体である。
・学生から、社会人へ
‐頭の切り替えPOINT10(考えるプロセス)
1.会社は公共のものである
2.人間関係が複雑である
3.与えられた仕事をまっとうする
4.チームワークが重要である
5.サラリー発想は、通用しない
6.ルール厳守
7.学校は理論。職場は実践。
8.報告の重要性
9.依頼心を捨てよ、独立心を持て
10.責任を持て
■実行する事
・本を読む
‐今回の居木さんの話に出てきた、江口克彦さんの「部下の哲学」を読む。
原田隆史さんの本を読む。その他、成功者の本を読む。
・アルバイトで本日の講義で学んだ考え方を生かす
‐アルバイトの給料もお客様からお金に満足して頂いた結果の対価である。
「〇時間働いたから〇円」ではなく、お客様が満足してお金を払って頂いたから、給料がもらえている。
そのように「お客様のため」と考えて行動するだけでも、自分の価値観を高められると思う。
居酒屋のバイトというお客様の生の表情や声を聞くことができる環境なので、それを生かし学んでいく。
■全体の感想
社会人になるためには、入社前に「働くとは何か?」というところから
価値観をしっかりと固めなければならないと感じた。
自分本位の学生の気持ちのまま社会人になると、ズレの大きさに対応できない。
社会人は自分のやるべきことを全うし、結果を出さなければ発言力もない。
結果を出すためには、自分で学び、わからないことは先輩に教えを請い成長しなければならない。
チームワークも重要で切磋琢磨して、お客様に満足して頂く、商品やサービスを考えなくてはならない。
そのためには、コミュニケーション能力も必要だ。
報連相など人に正確に情報を伝え共有する力や、
独立心や責任感を持ち自ら考え行動する力も必要になってくる。
社会人になるということは学ばなければならないことがたくさんある。
私は、今やるべきことは、自分が学ぶべきことを理解し、
エグゼなどやるべきことをしっかりやって、一歩一歩、段階を踏みながら成長をしていくことだ。
From:安藝崇文(徳島大学)@JVU徳島校1期生
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・日本は崩壊寸前なのにもかかわらず、新興国から技術を学ばれるという。
日本の技術に他国が追いついてしまったら、日本はいよいよ駄目になる。
・社会人になって発言権を得るには実績が必要。
・ 依頼心を捨て、独立心を持つこと
・ 人間関係を重視すると皆が平均的な思考に落ち着いてしまう。
チームワークは必要だが、そのようになれあいの集団に落ち着いてはならない。
・ 日本は他民族国家にすべきだ。他民族を受け入れることで減り続ける人口に歯止めをかけることができる。
外国の技術も取り入れ、まだまだ日本には伸び白があると世界に示してもらいたい。
閉鎖的な考えを改めるためにも、これからの日本を支えるためにも、改革にのり出してほしい。
・ 社会人になってから学生の頃とのギャップを無くすための今回の講義はタイミングが良かった。
就職活動も一段落して、社会人を意識し始めたこの時期には欠かせないものだ。
社会人としての自覚、あり方をこのベンチャー大學でさらに磨いていきます!
From:香川奈央(徳島大学)@JVU徳島校1期生
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2 気づき
・入社後の差は ''入る前からの意識の違い''
・給料は「お客様から頂いているお金」という定義付けをする
・社会人とは自分のために相手本位になること
・会社の段階層は 価値観→態度→知識→技術というピラミッドで下から積み上がっている。
入社前にいかに 価値観(モチベーションや目的意識含む)を持っているかがその後のピラミッドの大きさに影響
●【価値観は違って当たり前】と理解しているのが社会人。
4 感想
私は入社までの残りの1年間は、会社に貢献できる人間になるための
スキルアップをモチベーションに毎日を過ごしています。
今日まで、社会人と学生のギャップを早く無くしたくて手探り状態で本を読んだりしていましたが
その行動に意味はあったのだ、とうれしかったです。
経験法則:「こうすればこうなった」という経験よりも、
すでに成功している賢者から考え方を学ぶとより効率的で
今日は上手い指標を与えていただいてとても勉強になりました。
会社構造のピラミッド、下から社員、係長・主任、部・課長、経営層
「下の者ほど人数が多い=それだけ合わせやすい」ということは 今日初めて意識しました。
合わせやすいからと合わせてしまったら全体のアベレージが下になります。
常に下のものが上を向いた視線を持つ重要性を非常に感じました。
【卒啄同時】やトップがしっかりしていること、下の者の矢印が上を向いていること、
これは社会人としての永遠の目標になります。
「道しるべ」を与えてもらえる環境と意識の高い仲間がいることへ縁は今後も感謝していきたいです。
From:上田恵子(徳島大学4年)@JVU徳島校1期生
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