平成24年(2012)【4月28日(土)】 『リアル歴史学』 坂東捕虜収容所 見学
2012/04/28
① 気づき
・板東俘虜収容所
私は徳島出身ずっと徳島に住んでいるにも関わらず、板東俘虜収容所には初めて行きました。
松江所長が素晴らしい人だと感じました。
会津での体験や父親の姿を見た経験から、捕虜を奴隷のように扱うのではなく、
人としての誇りを持てるような生活環境を作ろうと思い、実践した姿は本当にかっこ良いと思った。
また、ドイツ人捕虜は、お風呂の回数券や便所のくみ取り、橋の建設など合理的な商売や生活をしており、
このような合理的な考え方が日本にも影響を与えた、と聞き、
他文化から学ぶものは、今も昔もたくさんあったのだと思った。
③実行する事
・映画「バルトの楽園」を観る
‐昨日見ました!! 本当に面白かったです。
板東俘虜収容所と他の収容所との違いが、ドイツ人の心情などからも分かりました。
そして最後は、ドイツ人捕虜から松江所長や板東の人たちに感謝の気持ちの詰まった、
ベートベンの第9の演奏がありました。
人とのつながり、感謝のつながりを感じ、松江所長が行なったことに対しての、
ドイツ人捕虜からの恩返しには心打たれました。
・もう一度板東俘虜収容所に行く
‐「バルトの楽園」を観て、もう一度、板東俘虜収容所に行ってみたい気持ちになりました。
松江所長の凄さやドイツ人捕虜がどのような生活をしていたのかを、もっと細部まで知りたいと感じました。
今度は「なぜ?」の気持ちをもっと持ち、常に疑問を感じながら、ガイドさんに質問していき、
板東俘虜収容所について根っこの部分からより深く知りたいです。
④全体の感想
歴史って面白いなと思いました。
中学、高校までの勉強では、ただ何年に誰が何をしたを暗記するだけのイメージでした。
しかし、今回の板東俘虜収容所の松江所長が、ドイツ人捕虜に人間らしい
生活を送れる環境を作った背景としての、昔にどのような経験をして、その経験からどのように社会を
変えたいと思ったのか、それを実行に移し、その結果得たものは何だったのかを知ることができました。
ただの暗記ではなく、その人が歴史を変えた行動の一つ一つのストーリーの重みが自分の中に入ってきて、
心動かされる熱いものを感じました。
From:安藝崇文(徳島大学)@JVU徳島校1期生
② 気づき
・松江所長が自らの経験から、俘虜の人権を大切にする行動をしたこと
・ドイツ人が物事を効率にこなす人達で、現代にも反映されていること
・戦争の捉え方が国によって違うこと
●日本:生きて帰ることは恥
●ドイツ:生きて帰らなければダメ
④全体の感想
私は、歴史の重要さだとか大切さというものを全く感じたことがありませんでした。
しかし、以前の講義で山近社長が話して下さった歴史の講義では、興味が湧き、
今回、興味を抱いて板東俘虜収容所に行きました。
すると、歴史を知ることで、今の世の中が成り立っている原因やきっかけを知ることができるんだな、と思いました。
また、偉人の生き様を知ることで、その人の考え方を探り、その中で価値観が変わっていく、定まっていくことを感じました。
歴史は、人生を歩む上の良い教科書じゃないかなと思いました。
From:国村 一貴(徳島大学)@JVU徳島校1期生
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