令和3年(2021)【8月6日(金)】夏の出版編集トレーニング5日目 5期生1組
2021/11/05 21:54:14
令和3年(2021)【8月6日(金)】
夏の出版編集トレーニング5日目
5期生1組
「ニュースの見方も人それぞれ」
日経新聞のディスカッションで、SNSアプリダウンロード数について話し合った際、自分では注目できていなかった「テレグラム」に注目が集まった点が新鮮でした。同じニュースでも人と話し合うことにより、視点が増え、考えが深まることを実感しました。
「表紙はブックカバーをかけなくても恥ずかしくないものを」
今まで表紙は目を引くことが第一だと思っていたため、「電車で読んでも恥ずかしくない」という視点が新鮮でした。自分とは異なる年齢、属性の読者層に対して本を出すことはあまり想定したことがなかったので、勉強になりました。
T.K@広島大学
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「話を広げる力」
私は自分が興味がある内容は話すことができるのですが、知らないことになるとまったく話せなくなってしまいます。マルチに興味を持ち、どんな話題を振られてもある程度は話せる力を身につけたいです。
「デザインやタイトルは凝りすぎもダメ」
今日の対馬はビジネス書だと言うことで、読者層がビジネスマンだと言うことをあまり考えられていませんでした。読者が読む場面に思いを馳せることが大事だと思いました。また、同時に読者が読んでて恥ずかしくないデザインでありながら、読者を書店で惹きつけるデザインの境界線はとても難しいと感じました。
I.C@獨協大学
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「本の向こう側を考える」
校正をするとき、サムネイルを考えるとき、発売されたあと、と本を作るなかで常にその向こう側にいる人を意識する必要があると気が付きました。サムネイルを考えた際に、あまり細かく指定しすぎると、デザイナーさんの創作意欲を削いでしまったり、本が発売された後に読者が表紙を人に見せるのが恥ずかしくてカバーを付けてしまったりと、自意識だけで本の作成をすると失敗することが多いと分かりました。
「頭を捻ってタイトルは直球」
タイトルを考えるときに、見てすぐ内容が思い出せるようなもの、検索で引っ掛かりやすいものが大切だとわかりました。検索するときに、本の内容のキーワードで検索しても、タイトルにはそれが含まれていないので中々出てこないという経験をしたことがあるので、タイトルを考えるときには、分かりやすく、しかし他と間違えないような言葉選びが必要だと感じました。
K.C@和洋女子大学
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「デザインには余裕を」
自分の案ばかりを捻り出そうと頑張りがちだけれど、人と仕事していることを忘れてはいけないと感じました。ある程度人と話し合う余地を残すのも、テクニックのひとつだとわかりました。
「プレゼンは人を惹きつける濃い内容で」
根拠となるデータ、惹きつけるコンセプトなど、どうやって自分の考えたコンテンツを人に伝えるのかを最大限工夫して、約7分間をどのように使うのかを考えることです。見た目ではなく、自分のこだわりをわかってもらえるように組み立てる必要があるとわかりました。
K.H@専修大学
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「デザインはゴールがない」
編集者からサムネイルのデザインのイメージを考えて出しますが、デザインはいくらでも出せるのでゴールはありません。サムネイルのデザインにだけこだわらずに仕事を進んでいくことが大事です。
「本のサムネイルはシンプル」
出版社側は書店で売っている本にはカバーをかけさせたくないので、本のサムネイルのデザインはシンプルで、普通に見て、変な感じな本と思えないようにすることが大事です。
G.K@駒沢大学
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「好奇心以外を追求」
新聞のアウトプットでは、自分のもの以外に他の人が抜擢した記事内容について話す場面において、自分が注意していない話題にも意見を出せるように、視野を広げて取り組んでいきたいと考えました。
「シンプルと派手の間をとれ」、「隠させるな、見せろ」
書籍のサムネイルにおいて、シンプル過ぎてもインパクトが弱くなり。また、派手過ぎたらブックカバーなどで読者に隠される可能性があるため、シンプルと派手のど真ん中の部分を作り出さなければ読者も製作者も満足は出来ないのだと今回の講義で理解できました。
その境目は自分だけの視野ではなく、他人の視点も大事だと感じました。
T.K@桃山学院大学
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