平成25年(2013)【8月9日(金)~10日(土)】 広島大学 石松恵理
-------------------------------------------------------
鞄持ちレポート 石松恵理
鞄持ち日 8月9~10日の2日間
場所 名古屋
-------------------------------------------------------
8月9日(土)
4:40 起床。急いで支度
就活鞄に荷物をすべて入れていたのだが、パンパンになって
肩に掛けられないことに気づく。
慌てて荷物を減らして家を出る。事前に確認しておくことの大切さを実感。
「頑張ってきんさい」と母が見送りをしてくれた。
焦りと緊張で舞い上がっていたが、ちょっと落ち着く。感謝です。
5:30 可部線に乗って広島駅へ
6:00 新幹線で出発
ようやく山近社長にメールを送る。もっと早く送るべきだったと
反省する。申し訳ございませんでした。
社長から「新幹線とは贅沢だ」「鞄持ちは今日まででいいから、
知覧合宿に参加するように」とのメールをいただく。
事前の準備や早め早めの行動が大切だと反省。
8:18 名古屋に到着
名古屋駅の規模と人の多さにびっくりする。
山近社長からのお電話を確認し、村上さんにメール。松井石根に
ついて調べ、椿神社に向かう。
9:00 椿神社に到着
山近社長に連絡。
鞄持ちアドバイスの時に、少し伺っていたので、私にしてはあまり
迷わなかった。教えてくれた皆様、ありがとうございます。ご縁に感謝。
椿神社は名古屋駅のすぐ近くにあるのに、とてもひっそりとしていた。
石碑を見て回り、お参りする。
9:30 他の神社を探して迷う
椿神社に、他の神社の名前と御祭神が書かれていたので、探し回る。
しかし見つからない。
以前、広島護国神社に行ったので、そことの違いを見つけたいと考え、
社長がおっしゃっていた名古屋の護国神社に行くことにする。
11:02 黙とう
社長に連絡の後、名古屋駅の隅で。
11:15 名古屋の愛知県護国神社へ
どうしても護国神社の近くに行く地下鉄が見つけられず、
タクシーで向かう。タクシーの運転手さんに、たくさん
「ありがとうね」と言っていただいた。なんだか気分がほっこりした。
私も「ありがとう」をもっとすぐ伝えられるようになる。
11:30 愛知県護国神社に到着
境内を見て回り、お参りする。私以外には1,2人いた。
もうすぐあるという「献水祭」について、神主さんとお話して教えてもらう。
戦争で名古屋から南方に派遣され、水を求めつつ亡くなられた
方々を供養するために、お水を捧げるお祭りで、昭和60年代から
行われているのだそうだ。
広島の護国神社ではやっていないお祭りである。護国神社のお祭りは、
その地域で祀られている方々のためのもので、だからこそ1社1社
違うのだと気づく。古くから、こうやって地元の方々のご英霊のために
人々が手を合わせていたことを考えて、改めてお参りした。
いろいろ教えていただきありがとうございます!
12:30 名古屋駅に戻り、昼食
13:30 山近社長名古屋入り。連絡を取り、合流場所と時間を教えていただく。
14:10 村上さんと合流。ウインクあいちへ
準備などでお忙しいのに、私のお願いに快く応えてくださって嬉しかった。
いろいろお話しながら会場へ。
15:00 内達準備のお手伝いと、名刺交換
名刺を交換するのは人生で初めてだった。交換して下さった皆様が、
必ず名刺や名前についてコメントして下さることに気づく。
名刺は、初めて話すお相手について知ることができる大切な会話の
糸口だと感じた。
私の手書きの名刺について突っ込んで下さる方が多かった。
名刺にインパクトがあれば、相手の印象にも残りやすい。
これからも手書きの名刺を使おうかなと思う。
16:00 内達
一番後ろから見ていると、皆さんが何をされているかよく見えた。
山近社長は絶えずメールチェックなどをされていた。
時間の使い方が本当にお上手だ。
それぞれの社長の講演を聴いていて、皆様、人を惹きつける話し方を
されていることが印象に残った。
山近社長は時事ネタなどを挟んで、笑いを取ることで聴く人を
飽きさせないようにしているのだと感じた。
株式会社ピアズの桑野社長は「うちはブラック企業だ!」と言われた最初の
インパクトに、ぐっと引き込まれる。
名古屋眼鏡株式会社の小林社長は話の抑揚のつけ方などで、決して
大きな声で話している訳ではないのに惹きつけられる。
そして、お三方とも、キーワードを使って分かり易くお話しされていた。
私も参考にして、もっと分かり易く話ができるようになる。
途中で山近社長から行動が遅い、とお叱りを受ける。私は内達を受けに
来たのではなく、鞄持ちをさせていただくためにここにいるのだと
気づく。自分の意識の低さが恥ずかしくなった。急いで皆様に
お礼メールを送る。
19:00 「くるる」にて懇親会
学生さんたちの意識の高さに驚く。
中島さんにアドバイスをいただき、社長に連絡。ありがとうございます。
21:15 食事会に合流
榊原さんと別れて、一人でウインクあいちに向かう。事前に地図を
印刷していて良かった。
社長から何しに来たの?と言われ落ち込む。
榊原さんを見て、自分の素を出してお話されていることにすごいなと
感じた。私に足りない部分だ。
23:00 社長をお見送り
この後、もう一人の鞄持ちの方、石本さんと少しお話し、ボイスメールと
留守番電話の違いを教えていただく。
だから社長はあんなに呆れていらっしゃったのか、自分の無知が
恥ずかしくなる。
23:30 はじめてのネットカフェ
とても緊張したが、意外と快適で驚く。
26:00頃 いつの間にか就寝
今日は何もできなかった。自分が情けない気持ちでいっぱいに
なりながら、お礼メールやエグゼなどをする。
途中で榊原さんからお電話があり、いろいろ教えていただいた。
ありがとうございます。
-------------------------------------------------------
8月10日(日)
6:15 起床
エグゼをしながら寝てしまった。アラームなどをかけるのを
忘れていたため、起きることができて本当に良かった。
社長からのメールに気づき、急いで支度。指示されたホテルへ
向かいつつ社長に連絡。
また連絡が遅れてしまった。
7:15 朝会
朝早くから朝会に来る学生さんたちはすごいなと思う。
私の質問はイエスかノーで答えられるものばかりで、話の組み立て方も
ごちゃごちゃだった。これではつっこみもできない。
「5W1H」を意識して、短くて簡単な質問から練習していこうと心に決める。
8:30 社長と吉野家で朝食
いろいろお話させていただく。自分が如何に甘えているか、本音を
出さず、張り詰めているか、ということを痛感する。
8:55 映画館へ
社長から「ワールド・ウォーZ」の上映時間を調べるように頼まれる。
時間が合わず映画館を後にする。
他の映画館での上映時間を調べていると、社長にスマホを取り上げられる。
確かに画面にばかり気を取られていた。社長はネットだけでなく、
ご自分の周りの情報(実際に見えるものやフリーペーパー)などに
目を向けておられると感じる。私ももっと自分の見て聞いて感じたものを
大切にする。
その後、神社にお参り。昨日見つけられなかった神社だ!お賽銭は
ご縁とかけて5円にした。
社長、お待たせして申し訳ございませんでした。これからは、神社では
お祈りでなく感謝の気持ちを伝える。
コンビニに寄ったり、小さな映画館にも連れて行ってもらう。世の中には
映画がたくさんあると実感した。
9:30 ホテルに戻る
ホテルに戻り、社長と別れて頼まれていた本を探しに行く。
途中でいろいろな人に道を訊く。皆さん快く応えてくださった。
11:00 ホテルへ
5~6軒の本屋さんを回ったが、探している本が見つからない。
断念してホテルに戻り待機。
11:20 社長と合流
学生さんを待つ間にいろいろお話。「変わっている」が褒め言葉、
というのが自分にとってとても新鮮な考えだった。
今まで普通でいようと周りばかり見ていたことに気づく。この鞄持ちで
ひとつ、「変わってる人」に近づけただろうか。
不思議なご縁を感じた。
11:40 質問会
名古屋大学の畑中さんと。鞄持ちの魅力、ちゃんと伝わっていると
いいなと思う。
14:30 中野さんとお話
映画の後で中野さんと落ち合うことになっていたことを思い出し、確認。
ちゃんとメモしておいて良かった。
社長のケータイをお借りして中野さんとお話。場所の名前は正式名称で
伝えなければならないと実感。
14:45 社長と合流
中野さんに指示して、社長がいる名古屋駅の切符売り場へ。
大切なケータイをお預かりしていたので、走りに走った。
連絡手段が断たれることの怖さと不便さを感じた。
15:15 ホテルで質問会
中京大学の中野さんと。カフェの支払いをしておらず、お待たせして
しまった。これから何をするのか、それまでに自分が今何をするべきか、
よく考えて行動することが必要。
16:15 お食事
中野さんと別れ、新幹線の時間まで「右衛門」で社長とお食事。
せっかく社長が私のために時間を取って下さったのに、
うまく質問もつっこみもできない。泣きそうになる。
できないことを知って、諦めるのではなく、その後の行動で変えて
いけばいいことを学ぶ。やらないうちからいろいろ考えて悩むだけでは
何も変わらない。まずは行動、それから悩めばよいのだと気付く。
去り際に社長が「知覧でいっぱい泣きんさい」と言って下さる。
知覧合宿への気持ちを新たにする。
16:48 社長とお別れ
2日間、本当にありがとうございます。深くお辞儀。お店の店員さんに
びっくりした顔で見られる。
お見送りできなくて申し訳ございませんでした。
5:12 新幹線で広島へ
名古屋のホームに着いたあと、お土産を買い忘れたことに気づいて
急いで購入。
家族、友達、バイト先…。いつもお世話になっている方々へ。
感謝の気持ちを込める。
新幹線の中で、メールやレポートの作成を行う。
20:30 帰宅。鞄持ち終了
●感想
9日だけでなく、10日にも鞄持ちをさせていただき、誠にありがとう
ございました。
いろいろお話して下さり、私の話を聴いて下さって、嬉しかったです。
9日だけだったら、きっと反省と後悔だけで終わってしまっていたと
思います。ありがとうございます。
この鞄持ちを通じての反省点は、
・言い訳ばかりで自分に甘い
・話のつっこみができていない
・こまめな報連相・相手の方への心遣いができていなかった です。
この2日間、私はたくさんの方と関わって、その方々に支えてもらって
何とか鞄持ちをすることができたのだと感じました。
本当に、一人では何もできなかった。皆様、ありがとうございます。
今日、阿川佐和子さんの『聞く力』を購入しました。さっそく読んでいきます。
あとは、山内会長のツキの本を読んで、自分のネガティブな発言や行動を
改めていくことから始めます。
本当にありがとうございました。このご縁に感謝いたします。
今後とも、よろしくお願いいたします。