【平成25年2月9日(土)】 『情報の取り方・使い方講座』
「問いを選ぶ技術」
これまでは自分が興味のある内容が書かれた記事を選ぶことが多かった。
しかし、アウトプットから議論が発展しづらい傾向があり、改善方法を考えた。
それはアウトプットの前に、その記事をどういう切り口で咀嚼し、
どういった立場から、どのような主張をするのかという事を明確にすることだ。
このことによって、自分が興味のなかったような記事をアウトプットしてみようという気持ちが強くなってきた。
このことを意識していれば、そのことに対する知識がなくても、アウトプットをまとめることができ、
他の参加者から、そのことについて教えてもらうことが出来るからだ。
新聞アウトプットだけでなく、日常の会話でもこういったことが意識できると
世代や興味・関心が異なった人とも、うまくコミュニケーションがとれるのではないかと思う。
「問いを配列する」
アウトプット後の意見交換で、ある意見を支持する理由だけでなく、その根本思想について問う機会があった。
結果的に対立する意見の妥協点を見出す手助けになったのだが、議論があちこちに飛躍してしまい、混乱を招いた。
きちんと議論を進める中で問いを整理する作業が出来ていないことに気づいた。
自分の処理能力以上に問いを広げてしまうと、議論の質自体が低下してしまうので、
そういったことも把握できるように、意識しながら議論に参加したい。
「過去→現在→未来」
今回はアウトプットする事柄のまとめ方を、このようにしてみた。
その結果、ものごとが本質的にはらんでいる問題なのか、社会の変化と共にあらわれた問題なのかという分類が出来た。
なにかの解決法を考えるときにも、この考え方は有効だと思った。ナリッジファシリテーションに、この考え方をどうにか
組み込むことが出来ないか、次の機会に挑戦しようと思う。
From:河本将治(広島大学4年)@JVU広島校1期生