【平成24年7月21日(土)】 西本政文先生(広島平和記念資料館 副館長) 『歴史現地学』

①議事録
朝礼、講義、平和記念館見学、ディスカッション
②気付き
約10年ぶりに平和記念館を訪れたが、
刺激の強い展示資料(特に写真)が展示中止になっていた。
修学旅行で訪れる小学生たちに見せるのに
問題があるという意見がでたため、それに対する処置だそうだ。
実際の出来事をなるべく多く伝えたいという意見もあると思うが、
私はこうしたことで「何が起こったのか」という事をしっかりと学ぶきっかけを提供できていると思う。
以前の展示は酷さのあまり情報に対して拒否反応を起こす人も多かっただろう。
若い人たちは特にその傾向が強いと思う。
私は今回の授業で事実を再確認し、ディスカッションをしたことで、
より戦争に対する理解が深まったと感じる。
少なくなった展示資料の分を補うかのような、
ピースボランティアの方々の活動する姿が印象的だった。
③実行宣言
1945年の原爆投下に対する諸外国の評価を調べる。
④感想
JVU広島校の同級生が増えてきている。
新しい考え方や知識を学ぶ機会に恵まれて、たいへん嬉しく感じる。
週1回の講義ではあるが、日ごろから日経を読むなどしてアンテナを張り、
毎回の授業をより濃密なものにしていこうと思う。
From:河本将治(広島大学4年)@JVU広島校1期生