【平成24年9月29日(土)】 『リアル経営学』 川中英章先生(株式会社イベントスコミュニケーションズ)
2012/09/29

・新聞アウトプット
・授業(株式会社イベントスコミュニケーションズ・川中英章先生)

●気づき
会社やチームの問題点を付箋に書き出し、
グループ分けすることで改善点とその方法を
体系化してゆくKJ法という方法を教わった。
全員が匿名で不満や改善点を書き出していくことで、
当事者意識が生まれると同時に、
数値目標だけでは分からない具体策が見えてくる。
過去にイベントスで起こった従業員同士のトラブルから、
働く人たちの関係やモチベーションが
業績に大きな影響を及ぼすことを知った。
このことは「業績=能力×熱意×心」ということにもつながると思った。
能力のある人たちが熱意を持って働いていても、
気の持ちようがマイナスであれば負の結果しか出ない。
正しい気持ちで働くためには、自分が
人生をかけて働くことができる仕事をみつけることが重要だ。
また、イベントスでは数値目標を掲げていない。
問題点を改善していけばおのずと業績もあがるという考え方だ。
これによってイベントスは飲食業としては
異常ともいえるほどの経常利益率をあげている。
私も社会に出てから数字を求められることが多々あると思うが、
何が問題で、どう改善するかを追及する姿勢を忘れないようにしたい。
●実行すること
「生活のため」ではない仕事を見つける
●感想
新聞アウトプットで問題の背景を考えることと、
個人レベルの問題に落とし込む作業が苦手だった。
今も得意では無いが、ずいぶん意識して
アウトプットに取り組めていると思う。
今後もこの調子で少しずつでも深く考えるよう努力したい。
From: 河本将治(広島大学4年)@JVU広島校1期生

私自身、就職活動をしていく中で、
少しでも給料や休みが多いところを狙って
活動している所がありました。
しかし、その考え方は浅はかなもので、
営利を目的に行動しすぎてしまうと
本当の意味での満足感や達成感は
味わえないということがわかりました。
働くことの意義は、生活をするためだけではなく、
「自己有用感」、つまり、他人から認められたり、褒められたり、
「ありがとう」と言われたりすることなのだと実感できました。
「しんか」という字が大切で、「進化」するだけでなく「深化」、
「新化」していくことを目標にして活動するすばらしさを学びました。
私も来年から営業マンとして活動をしていくなかで、
今日学んだ「深化」できる企画・提案をし、会社に貢献していきます。
From: 本岡寛明(広島国際大学4年)@JVU広島校1期生

○講義での気付き
すべての業種は「不安、不足、不満解消業務」と
おっしゃられてなるほどと思いました。
確かにいざ自分の身の回りの物を見るとすべて形になり、
いつも使用する物、いらいらをなくす物など、
衣食住に関係するもので自分が
満足できるようになっているんだと思いました。
だから、消費者が今、必要としているものが
企業の業務としてなりたっているんだと気付きました。
しかし、ずっと同じ業務を行っていても
いずれ時の流れに流されて衰退していくので、
それを防ぐためには同じ業務を行いつつも
その業務内での不満を見つける事で
新たな業務に繋がるんだと感じました。
また、企業内で社員自らも自分の会社を良くするために、
今まで行ってきた業務を見て振り返り、
どこがどういけなかったかを書きだして
それを1つ1つ改善して(KJ法)、会社の利益を上げるんだと分かりました。
改善すべき点を企業として見るのではなく
学生の間は個人単位で見てそれを少しずつ改善していきたいです。
○実行すること
今自分ができていない事を改善していきます。
○全体の感想
新聞アウトプットの際に議論が展開しやすい記事、
展開しにくい記事がありそれを見極めていきたいです。
記事の見出しに書いてある事で選ぶのではなくて、
経済的側面から話し合いができるような記事を選んでいきたいと思いました。
From: 金山竹伯(広島工業大学4年)@J∨∪広島校1期生

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